need an English name? - てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行くみたい


過去記事で、お話ししたことのある、中国人カップルがあったかと思います。

<過去記事>
chinese wedding - 中国の結婚式


本当にこのお二人、めんこくて、いじらしくて、思わず応援したくなるふたりだったのですが、かねてからの旦那さんの方の夢であった、アメリカにジャーナリズムを学びに行きたいという夢が、最近叶うことになりました。


何年も夢を抱えて、結婚したけど夢を諦めないで、やっとアメリカでジャーナリズムを学ぶのならここ!という大学で2年学ぶという道がやっと開けたのです。


私も胸がいっぱいになるほど、嬉しく思います。
これからますます頑張って、本当のジャーナリズムを学んで欲しいと思います。

このヤングカップル、現実面ではしっかりしていて、奥さんは、私には私の仕事があるから北京に残るといって、旦那さん一人での渡米になるみたいです。まだ新婚さんなのに。


彼の渡米のニュースが少し前に私のところに届いていたのですが、この彼がと~ってもお茶目なことを心配していたので、こっそりここでばらしてしまおうとエントリします(くっ)


来年早々に渡米の決まった彼。
先輩たちからは、ジャーナリズムを学ぶのなら読むべき本のリストをもらったりして、着々と準備はすすんでいるようだし、出発も来年早々というわけで、もう心はアメ~リカなのだと思うのですが、


そんな彼が心配になることがあるらしく、懸念事項をふっと漏らしました。



その懸念事項とは、



アメリカに行ったら、どうやって自分を紹介すればいいんだろう。



とのことで。。。



私は深読みしすぎて、自分をどのように着色してプレゼンするかといったテクニックを心配しているのか、はたまたネイティブではない英語を心配しているのかといろいろ考えてみましたが、実際のところ



自分の名前が、アダムとか、マーティンとかその手の”イングリッシュネーム”じゃないから、きっと皆わかってくれない、覚えてくれないんじゃないかと、いたいけに気をもんでいたのでした。



で、彼は思いあまって


ボクも皆がしているように、自分にイングリッシュネームをつけようかと考えあぐねていたのでした。


んも~、可愛いんだからアップ



と、笑いたくなりますが、笑っちゃいけません。


新地でのまったくゼロからのアイデンティティ確立ですもの、そりゃあ深刻にもなります。


彼の名前は、姓名合わせてたったの2シラブル。姓名合わせても2syllablesって結構すごい。
特に難しいと言われている、中国語にはつきものの巻き舌発音なども幸いかな、彼の名前にはありません。


彼の温和な人柄と、情の深さ、勤勉さと一緒にすぐに覚えてもらえるはずです。


無理にヤンキーネームなんて付けなくたって大丈夫。
名前を覚えられないのは”あちら”の問題で、こちらの問題ではありませぬ。

っていうか、我々だって、オサリバンだとか、ギルバードだとか、オズボーンだとか、いろいろ厄介なイングリッシュネームを覚えてきたのですから、アメリカで彼も本当の名前を覚えてもらえばいいと思います。どうせ2シラブルだしひらめき電球



んも~可愛いんだから♪