up in the air - マイレージ、マイライフ (2009)


今夜、渋谷で、行き当たりばったりで、見ることになった、up in the air (邦題:マイレージ、マイライフ)。なかなか”軽め”の娯楽として面白かったです。今夜のように、あんまり何かをどっぶり考えたくないようなモードの時にはうってつけでした。さらっと見られるコメディですね。




解雇宣告人なんて、今の時代を象徴しているし。



up in the air trailer
マイレージ、マイライフオフィシャルサイト


ジョージクルーニーは、とりあえず、私のタイプじゃありませんが。
それならアレックス役のヴェラ・ファーミガの方がタイプドキドキ


映画の中でも第二のテーマになってる、マイレージ。
多分、マイレージをせこせこ集めて、VIP気取りしてる、”成り上がりセレブ”への風刺もあるんじゃないでしょうか。確かに、1週間で、ロンドンとニューヨークを何往復したとか、エアラインでどれだけひいきにしてもらっているかとかを、生き甲斐のように語る人は、確かに多い。
確かに、飛行機ワールドほど、資本主義のヒエラルキーが顕著に現れるところってないんじゃない?
cattle class (家畜クラス)なんてエコノミークラスを呼んでしまう、”エクゼクティブ”たちは、並んでいる人達を尻目にすーいすいだし、食べるもの、飲むもの、客席乗務員の態度まで違い、スノッブ心を逐一くすぐられちゃうのねっていうのは分かるんだけど。
エアラインのマーケティングもほーんと上手に、exclusive心ををくすぐってるものね~。
どうしてニンゲンて結構考えるとくだらないステータスが気持ちよいと感じちゃうのかしら。
あの自分が重要人物だと思われているような錯覚にしてくれる、客席乗務員なんかの対応なのかしらん。



まあ、確かにビジネスクラスはラクだ。



ライアンとアレックスがホテルのバーで出会い、2人で、VIPカードを見せ合い、あそこのレンタカーは走行距離がすごいとか、いろいろ酷評しあっているシーンは笑いました。似たような場面に出くわしたことがあるようなないような。。。。



かくいう私も、結構たまっているマイレージ、今回こそは無駄にしないでしっかり使いたいと思います。結構ため込んでます♪♪