up - カールおじさんの空飛ぶ家


カールといえば、、、、

おじさんなのだろうか。


http://wdshe.jp/disney/special/carl-gsan/
http://adisney.go.com/disneyvideos/animatedfilms/up/

何故か、飛行機の中で映画をみて、泣いちゃうことが多い。どして?
ほかにdestractionがないから集中しちゃうのか、それとも雲の上ではカンジョウが昂るのか、、、。

なにはともあれ、軽くアニメでも観て寝ちゃおっと思いきや、カールおじさんの空飛ぶ家を観始めて、ものの数分もしないうちに、目に涙がいっぱいにたまった。

せつなくて、おじさんがEllieを懐かしむ気持ちや、Ellieとの思い出をいつくしんだり、思い出に支えられて生きている感じ、あんなおおらかなおじさんが、Ellieがいなくなってひとりぼっちで暮らすうちにだんだん頑固者になっていっちゃってる感じなんかがせつなくて。

大切にとってあるGrape Sodaのふたでつくったバッヂとか、子供時代にEllieがダレにも内緒でCarlに見せた"my Adventure Book"や、子供時代の宝物がキラキラしてる。

なかなか果たせないままになってしまった長年の夢や、夢に近づこうとコツコツ頑張ってもまた押し返されちゃうような人生の皮肉や、人生は良いことばかりじゃないことや、最愛のヒトに先立たれちゃう喪失感、ひとりぼっちの孤独感、いろんな悲哀が、言葉を使わずとっても上手に表現されている。

ほんとはこの映画を観に、お友達のコドモを連れて行くはずだったのだけど、これは大人のための物語だったと気づく。

夢を諦めちゃいそうになった時にもおすすめの映画です。