Groundhog Day - グラウンドホッグデー

来る2月2日は、Groundhog Day (グラウンドホッグデー)なんだそうです。アメリカやカナダで催される日なんだそうで、イギリスで何度も冬を越えましたが、この日のことについて、耳にするのは多分はじめて。

この日のグランドホッグの行動で、春の到来を占うそうで、



グラウンドホッグという地下に暮らす動物が冬眠から目を覚まし、2月2日に穴から出て来て自らの影がみえたら場合、影にびっくりして再び穴に戻ってしまうんだそうです。この場合、あと6週間待たないと春は来ないとされ、

一方、穴から出て来た時に、グランドホッグが影をみることがなければ、春は間近に迫っているとされるそう。



なんだか絵本のなかの話しみたいで、可愛い。


この『影』ですが、グラウンドホッグが顔をだした時に、晴れていたらってことですよね。
晴れてなければ、影ってできないし。

ということは恐らく、私の勝手な憶測ですが、2月2日あたりというのは、どよーんと暗くて寒くてお日様がでない日が多かったりして一体春は本当にやってくるんだろうか?と気持ちもどよーんとしてきがちだったりするんで、曇って寒くてどよーんとしてても、この伝説(?)を信じて『(こんなに寒くて暗いけど)春は近いよ』て励みになっていたのでしょうか。

ウィキペディアみてみました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/グラウンドホッグデー#.E8.8B.B1.E8.AA.9E.E7.89.88Wikipedia.E3.81.AE.E9.96.A2.E9.80.A3.E3.83.AA.E3.83.B3.E3.82.AF


面白いことに、このエントリに限っては、ニホンゴウィキの方が英語ウィキより内容が充実してました。驚きです。

2月2日が宗教的にも意味深い一日であることがわかります。

この自分の影をみて驚いて穴に戻ってしまうというのは、古いヨーロッパの俗信と信仰が、アメリカに伝わったものらしい(19世紀にドイツ系移民の間から広まっていったそう)。

寝ぼけて自分の影に驚いちゃう動物がいても不思議じゃなかったのかも(かわいい~!)


こんなかわゆいイギリスの詩もウィキがのせてくれていました。


As the light grows longer
The cold grows stronger
If Candlemas be fair and bright (キャンドルマスが明るく晴れていれば)
Winter will have another flight (冬はまだしばらく続くだろう)
If Candlemas be cloud and rain (キャンドルマスが曇っていて雨ならば)
Winter will be gone and not come again (冬は去り、戻ってこないだろう)
A farmer should on Candlemas day
Have half his corn and half his hay
On Candlemas day if thorns hang a drop
You can be sure of a good pea crop