chinese cuisine - 中華料理

中華料理ってあんま好きじゃない。けど、中国で食事をするのなら中華料理がはずれなしだ。
ただ、あんまり知らないのよ、中華料理のこと。そんなに食べないし、つくらないし。

そんな私でも2年近くも中国で生活をしていると、新ネタ中華料理が増えてきたりする。

先日のチュウゴク語のプライベートレッスンに、ノートと教科書を忘れて行った私。勉強したくない時には、せんせいをおしゃべりに引きずりこむしかな~いっ!
しかもおしゃべりといっても自分はおしゃべりを延々と続けるほど語学力がないから、どうにかセンセイに喋り続けてもらおうと、interviewer役に徹するわけだけど、

こないだのおしゃべりでチュウゴク北部出身のセンセイから聞いたこと。

中華料理って一重にいっても、大きくわけて8つのcuisineに分かれているんだそうだ。

菜=料理


1. 北京菜
2. 四川菜 (麻辣味)
3. 山東菜 (しょっぱい)
4. 上海菜 (薄味)
5. 広東菜 (ちょっぴり甘め)
6. 雲南菜 (辣味)
7. 東北菜 (とろ火で煮込んだようなものが多い)
8. 湖南菜 (麻辣味)





なんだそうだ。

8. 湖南菜は、湘菜(xiangcai)あるいは 毛家菜(maojiacai)などという名前でも知られている。故毛主席の出身地だからなんだそう。

この他、中国北西部のキュジーヌも、なかなかいけてるキュジーヌがあるっていう。

例えば、以下のようなキュジーヌ。


陕西菜 (shanxi)
山西菜 (shanxi)
新疆菜 (xinjiang)
甘薯菜 (gansu)


これらのキュジーヌは麺類が美味しいのと、トマトを使った料理が多いことで有名なんだそうだ。
だから結構、イタリアンぽかったりもするかも。

陕西菜 (shanxi)の良く知られている料理は、羊肉泡馍(yangrowpaomo)。
羊の肉が入った蒸しパンのようなもの。

山西菜 (shanxi)の良く知られている料理は、刀削面(daoxiaomian)。
練った小麦粉のかたまりを持ち、そのかたまりを包丁で削って面をつくる。

新疆菜 (xinjiang)の良く知られている料理は、拉条子(latiaozi)。
炒めた麺らしい。

甘薯菜 (gansu)の良く知られている料理は、兰州拉面(kanzhoulamian)。
長くて細い麺がスープの中に入っている。

私の好きな中華の味っていったら、やっぱり四川省の花椒の中毒性のあるしびれ感と、
ぷりぷりに蒸してあるエビ餃子なんかだけど、後者は北京にいては行くところに行かないとあんまりお目にかからない。