Beijing Olympic games are over! - オリンピックが終わった
オリンピックが終わりました。とりあえずパラリンピックまでは北京の特別体制は続くんだろうけど。
いつかまたあの雑踏が戻ってくるのね~。と思うと先が思いやられたりもするけど、それはさておき、昨日の閉会式のテレビ中継をワインを飲みながら友達の家でみてたりしたもので、今日は思い切り朝寝坊をしてしまった。そしてお手伝いさんが寝室に入ってきて、寝ている私を発見して、
"怎么了?”
って思い切り聞かれた。
私、えへへと頭をポリポリするのみ
昨日最後のIOCの記者会見が行われたそうで、その最後の記者会見でIOC会長が語ったことについての記事が、個人的に面白かったのでざっと訳してみました。
オリジナルの記事はここざんす。
> ¶ BEIJING (AP) _ IOC president Jacques Rogge has urged organizers of the 2012
> London Olympics to top Beijing _ not by bigger venues or more volunteers, but
> by building on the multicultural makeup of the city and traditional British
> values like fair play.
<ざっと訳>
2012年に行われるロンドンオリンピックの関係者に対し、規模やボランティアの数はともかくとしても、ロンドンオリンピックが文化の多様性とフェアプレイの精神にみられるような伝統な英国の価値観に乗っ取って北京オリンピックを超えるオリンピックをつくりあげてほしいとインターナショナルオリンピック委員会会長のJacques Rogge氏は強調した。
fair play...そんな価値観がそういえば世界の反対側にはあったっけな~(笑)
日曜日に行われた最後の北京オリンピックの記者会見で、同氏は
『北京オリンピックでは素晴らしいオリンピック村、芸術の域に達する競技場、完璧な運営、素晴らしいパフォーマンスを中国は成し遂げた。中国が高い目標をかかげ実現すべく尽力したことは顕著だ』と述べ、中国のオリンピック運営に対する満足度が高いことを明らかにした。
北京オリンピックの効率性が賞賛される一方、中国政府の国家的な規制のためにお祭りモードが欠けている、やや退屈だという批判もあった。
同氏はロンドンオリンピックは、開催場所がロンドンという都市なだけに -デモで有名なハイドパーク、言論の自由は持って生まれた当然の権利であるというお国柄などから、北京オリンピック以上の大会になりうると述べた。
『確かにロンドンは北京のようにはいかないという点もある。それぞれの競技場に何万というボランティアを集めるなどということは人口の違いからしてもロンドンでは決して容易ではないことは明らかだ』
同氏は『英国を近代スポーツを発明し、体系だったルールの原型をつくり、フェアプレイの精神というのをもたらした国で開催するということがロンドンオリンピックを特徴づけている。またロンドンは非常に国際都市で、多数の少数民族、多様な文化、いくつもの宗教が共存しているといった都市である。この特徴は開催都市の財産として多いにアピールしうる』とロンドンについて述べた。
『必ずロンドンオリンピックを楽しいものにする』
とロンドンオリンピック委員会のSebastian Coe氏は述べた。
数日前にも同氏は『ロンドンオリンピック委員会は楽しいお祭りモードを醸し出せるように努力するつもりだ』と言っていた。
Rogge氏は中国政府が申請した77名のうちいずれにもデモを許可せず、未使用のまま終わった北京オリンピックのデモ用に特設されたエリアで記者団に取り囲まれ、北京オリンピック開催中、インターナショナルオリンピク委員会と中国側双方が、インターネットアクセスへの制御は行わないとしていたにもかかわらず多くのサイトがアクセス不能になるなどしていたことについても記者から質問を受けた。同じくRogge氏は、『我々オリンピック委員会は常に中国側へ最大のインターネットアクセス許可を要請してきた。状況は必ずしも完璧ではなかったにせよ、状況はオリンピック前に比べて著しく好転したことを認めたいと思う。忘れて欲しくないのは、インターネットを規制しているのはオリンピック委員会ではなく中国政府だ』と述べた。例のデモ用に特設された場所は、オリンピック開催都市の同意書の中に盛り込まれていなかった。が中国側の関係者が、オリンピック委員会により説得される形となった。どのプロテスト申請も承認されなかったのは異例だと同氏は更に述べた。
<ざっと訳ここまで>
アジアからヨーロッパへオリンピックのバトンがまた移ったわけだけど、ある意味北京とロンドンは対照的といえば対照的だ。
ロンドンでは自由な雰囲気の中みんなが思い思いのやり方やのりでオリンピックを楽しめる都市なんじゃないかな。あのこじんまりしたコスモポリタンには、訪問客が尋ねるスポットも、食べ歩きを楽しむスポットも無数にある(東京と比べられたらかなわないけど)。思い切りテロにさらされてる都市であることには違いないけど、北京オリンピックほど、『ポリス国家』的なあの寒いノリにはならないだろう。一般市民レベルのいろーんな人が、自分の主義主張をしているところだ。だから、ヒトビトも偏った意見にあまり惑わされたりしない。主張したい人の意見を聞くには聞くけど、自分の頭で考え、自分の意見や考えを大切にするというトレーニングが始終されているところだ。
北京:基本的にはゲイはタブー
ロンドン:ゲイフレンドリーシティ
北京:すべて国家がコントロール
ロンドン:個人にいろいろ委ねちゃう
北京:勝てれば手段は選ばない。gentleman-ship ...なんですかそれ?
ロンドン:フェアプレイ。マナーは大事。
北京:とっても漢民族中心って感じのオリンピック
ロンドン:マルチカルチャーな都市だから、生粋のBrits以外のロンドン子も無視できない。
北京:どでかい(だけ)のわりには地下鉄もあんまりカバーしてないし、タクシーを使わざるえないんだけどタクシーが十分なだけいない。
ロンドン:結構こじんまり。けど観光する場所には事欠かない。地下鉄充実。
北京:物価、超安い
ロンドン:物価、とてもとても高い。
北京:応援の仕方まで国がコントロール
ロンドン:free thinking, free journalism
ただ共通点は、
北京子もロンドン子も頑固でプライドが高いところだ。
この手のプライド、苦手(笑)
閉幕式では、デイビッドベッカムがダブルデッカーの2階から登場するとは思わなかった。
やはり、アジアじゃ、イングランドオォーのヒーローはベッカム様か!
Robbie Williamsとか来ればよかったのにぃ。ってちょっと思った。歴代のビッグブラザーの出演者にも来て欲しかった(笑)
コロネーションストリートは?
イーストエンダーズは?
軽い?
オリンピックジプシーになってオリンピックにくっついてロンドン、帰っちゃおうかな??
選手の皆さん、選手を応援し続けた皆さん、オリンピック関係の仕事に従事された皆さん、おつかれさまでした。オリンピックが終わって今夜からあたいのボーイフレンドも久々に家で暮らすようになります。ホームアロンも終わりです。
オリンピックが終わりました。とりあえずパラリンピックまでは北京の特別体制は続くんだろうけど。
いつかまたあの雑踏が戻ってくるのね~。と思うと先が思いやられたりもするけど、それはさておき、昨日の閉会式のテレビ中継をワインを飲みながら友達の家でみてたりしたもので、今日は思い切り朝寝坊をしてしまった。そしてお手伝いさんが寝室に入ってきて、寝ている私を発見して、
"怎么了?”
って思い切り聞かれた。
私、えへへと頭をポリポリするのみ

昨日最後のIOCの記者会見が行われたそうで、その最後の記者会見でIOC会長が語ったことについての記事が、個人的に面白かったのでざっと訳してみました。
オリジナルの記事はここざんす。
> ¶ BEIJING (AP) _ IOC president Jacques Rogge has urged organizers of the 2012
> London Olympics to top Beijing _ not by bigger venues or more volunteers, but
> by building on the multicultural makeup of the city and traditional British
> values like fair play.
<ざっと訳>
2012年に行われるロンドンオリンピックの関係者に対し、規模やボランティアの数はともかくとしても、ロンドンオリンピックが文化の多様性とフェアプレイの精神にみられるような伝統な英国の価値観に乗っ取って北京オリンピックを超えるオリンピックをつくりあげてほしいとインターナショナルオリンピック委員会会長のJacques Rogge氏は強調した。
fair play...そんな価値観がそういえば世界の反対側にはあったっけな~(笑)
日曜日に行われた最後の北京オリンピックの記者会見で、同氏は
『北京オリンピックでは素晴らしいオリンピック村、芸術の域に達する競技場、完璧な運営、素晴らしいパフォーマンスを中国は成し遂げた。中国が高い目標をかかげ実現すべく尽力したことは顕著だ』と述べ、中国のオリンピック運営に対する満足度が高いことを明らかにした。
北京オリンピックの効率性が賞賛される一方、中国政府の国家的な規制のためにお祭りモードが欠けている、やや退屈だという批判もあった。
同氏はロンドンオリンピックは、開催場所がロンドンという都市なだけに -デモで有名なハイドパーク、言論の自由は持って生まれた当然の権利であるというお国柄などから、北京オリンピック以上の大会になりうると述べた。
『確かにロンドンは北京のようにはいかないという点もある。それぞれの競技場に何万というボランティアを集めるなどということは人口の違いからしてもロンドンでは決して容易ではないことは明らかだ』
同氏は『英国を近代スポーツを発明し、体系だったルールの原型をつくり、フェアプレイの精神というのをもたらした国で開催するということがロンドンオリンピックを特徴づけている。またロンドンは非常に国際都市で、多数の少数民族、多様な文化、いくつもの宗教が共存しているといった都市である。この特徴は開催都市の財産として多いにアピールしうる』とロンドンについて述べた。
『必ずロンドンオリンピックを楽しいものにする』
とロンドンオリンピック委員会のSebastian Coe氏は述べた。
数日前にも同氏は『ロンドンオリンピック委員会は楽しいお祭りモードを醸し出せるように努力するつもりだ』と言っていた。
Rogge氏は中国政府が申請した77名のうちいずれにもデモを許可せず、未使用のまま終わった北京オリンピックのデモ用に特設されたエリアで記者団に取り囲まれ、北京オリンピック開催中、インターナショナルオリンピク委員会と中国側双方が、インターネットアクセスへの制御は行わないとしていたにもかかわらず多くのサイトがアクセス不能になるなどしていたことについても記者から質問を受けた。同じくRogge氏は、『我々オリンピック委員会は常に中国側へ最大のインターネットアクセス許可を要請してきた。状況は必ずしも完璧ではなかったにせよ、状況はオリンピック前に比べて著しく好転したことを認めたいと思う。忘れて欲しくないのは、インターネットを規制しているのはオリンピック委員会ではなく中国政府だ』と述べた。例のデモ用に特設された場所は、オリンピック開催都市の同意書の中に盛り込まれていなかった。が中国側の関係者が、オリンピック委員会により説得される形となった。どのプロテスト申請も承認されなかったのは異例だと同氏は更に述べた。
<ざっと訳ここまで>
アジアからヨーロッパへオリンピックのバトンがまた移ったわけだけど、ある意味北京とロンドンは対照的といえば対照的だ。
ロンドンでは自由な雰囲気の中みんなが思い思いのやり方やのりでオリンピックを楽しめる都市なんじゃないかな。あのこじんまりしたコスモポリタンには、訪問客が尋ねるスポットも、食べ歩きを楽しむスポットも無数にある(東京と比べられたらかなわないけど)。思い切りテロにさらされてる都市であることには違いないけど、北京オリンピックほど、『ポリス国家』的なあの寒いノリにはならないだろう。一般市民レベルのいろーんな人が、自分の主義主張をしているところだ。だから、ヒトビトも偏った意見にあまり惑わされたりしない。主張したい人の意見を聞くには聞くけど、自分の頭で考え、自分の意見や考えを大切にするというトレーニングが始終されているところだ。
北京:基本的にはゲイはタブー
ロンドン:ゲイフレンドリーシティ
北京:すべて国家がコントロール
ロンドン:個人にいろいろ委ねちゃう
北京:勝てれば手段は選ばない。gentleman-ship ...なんですかそれ?
ロンドン:フェアプレイ。マナーは大事。
北京:とっても漢民族中心って感じのオリンピック
ロンドン:マルチカルチャーな都市だから、生粋のBrits以外のロンドン子も無視できない。
北京:どでかい(だけ)のわりには地下鉄もあんまりカバーしてないし、タクシーを使わざるえないんだけどタクシーが十分なだけいない。
ロンドン:結構こじんまり。けど観光する場所には事欠かない。地下鉄充実。
北京:物価、超安い
ロンドン:物価、とてもとても高い。
北京:応援の仕方まで国がコントロール
ロンドン:free thinking, free journalism
ただ共通点は、
北京子もロンドン子も頑固でプライドが高いところだ。
この手のプライド、苦手(笑)
閉幕式では、デイビッドベッカムがダブルデッカーの2階から登場するとは思わなかった。
やはり、アジアじゃ、イングランドオォーのヒーローはベッカム様か!
Robbie Williamsとか来ればよかったのにぃ。ってちょっと思った。歴代のビッグブラザーの出演者にも来て欲しかった(笑)
コロネーションストリートは?
イーストエンダーズは?
軽い?
オリンピックジプシーになってオリンピックにくっついてロンドン、帰っちゃおうかな??
選手の皆さん、選手を応援し続けた皆さん、オリンピック関係の仕事に従事された皆さん、おつかれさまでした。オリンピックが終わって今夜からあたいのボーイフレンドも久々に家で暮らすようになります。ホームアロンも終わりです。