2008年8月8日北京オリンピック開幕
8月7日夜に北京の自宅について、数時間後、8月8日になった時、大好きだったヨガのセンセイからメッセージが届いた。長い長いメッセージはチュウゴク語で書かれていて、ざっと何度か読み返したくらいでは、私には少しもピンと来ない。
覚えている方もいらっしゃるだろうか、
四川省で地震が起きた直後に、心に傷を負ったヒトビトの力になりたいと、北京を去ってしまったヨガの先生だ。私に新しいDeciplineを紹介してくれた恩師として、彼の影響力は大きかった。
彼のメッセージを解読するのに何日かかるかわからない
けれど、なんだか、オリンピックフィーバーの裏の、本当の中国の姿を問うような内容であるようにも見受けられる。きっと心の旅の真っ最中なのだろう。彼が何らかの光を見つけることを私はいつも祈っているけど。
こうして8月8日はいよいよ訪れたわけだけど、、、いや~、日中町をうろついてみて、あんまり違うのでびっくりしました。
いつもうるさくて仕方のない、止むことのないクラクションの音、交通渋滞はどこへ行っちゃったの???
東三環が、すーいすいだよ~~~。
例の中国に入国してから24時間以内の警察への出頭を済ませにいったわけだけど、手続きをしている間に、小さな少年がしょっぴかれてきた、と思いきや彼は制服をきた警官5、6人に取り囲まれた。彼も年は多分10歳くらい。すごい剣幕でおじさん警官に威圧されているけど、負けずに何か反論している。彼と一緒に来たのは女性にみえる乳飲み子を抱いたヒト。年齢はまったく検討がつかない。
そのうち少年の反論に嗚咽が混ざった。よっぽど悔しいのだろう。たまらず泣きながらも反論を続けている。けがをしているらしく、上背のところに血しぶきがついていた。あまりにも奇麗に血しぶきがついていたので私はてっきり着ているシャツの模様かと思っていたのだ。何があったのか皆目見当もつかないが、『オリンピック万歳~!』ってなモードからはかなり遠い。


町をちょっと歩けば、いつもと比べものにならないくらい警備員、警察官が多いのは一目瞭然だ。最近開通したという10号線の地下鉄にのって駅を4つほど行ってみる。すいていたのは道だけではない。地下鉄もももすごい好いている。なんでこんなに快適なんだ?おかしいぞ、北京じゃないみたいだ。

けど、皆12歳くらいにしか見えなかったり、やたら緊張感がなかったりしてなんだか微笑ましいけど♪



それに清掃のヒトなんて今までみかけたことなかったのに、やたら目につく。。。

ボランティアが50万人いるっていうのも納得だ。ありとあらゆるところにボランティアが立っている。オリンピックで大企業がお金を儲けているのに、いたいけな若者はただ働きか、、、。
このボランティアの子たちにちょっといろいろ聞いてみた。さすがに英語がわかる子ばかりじゃないけど、中にはいる、ちゃんと英語で意思疎通が出来る子が。
そしてすごい情熱で尽力してくれるから思わず感動。駆け足で骨を折ってくれた。オリンピックを成功したい、中国は良い国だって思ってゲストに帰ってもらいたいというピュアな情熱がきっとあるんだろうな~。美しい♪
国際展示場前にて。
(ありとあらゆるところにボランティアの子達がいるステーションのようなものが設置されてるようです。各地下鉄の駅とか、路上とか、、、)


何だか知らないけど警察まで4人くらい連れてきてくれちゃった。そしてこの警察官も、意思疎通はできないながらも、ものすごい紳士的で親身になってくれる。こんなやさしい態度の警察官にチュウゴクで会ったのはうまれてはじめて。そういえば、ボーイフレンドがいってたっけ、チベット解放を叫んだイギリス人とアメリカ人や、天安門にあつまった仏教の僧たちがあったらしいが最近あったのだけど、警察は暴力的な態度に一切でなかったらしい。とってもやさしく紳士的に彼らに辞めるように促したんだって。なんだか調子が狂う。
ボーイフレンドから電話があり、開幕セレモニーニにいくので帰りは遅くなるという。
そうだ、ヤツは行くべきだ。
朝仕事に行く前は、自分はあんまり興味がないから行きたいヒトにゆずってあげるなんていってたんだけど、オリンピックがはじまる2年も前からオリンピックのために北京に送られてきたオトコだ。やはり興味があってもなくても、この共産主義国がホストをつとめるオリンピックの開幕式はみておくべきだろう。
市内のカルフールに行ってみる。すごいヒトだ。一時はフランス政府に募らせた中国国民の反仏感情からカルフールガラガラなんて時期があったけど、狂ったような人の数。買い物をしはじめたものの、途中で挫折した。我が家の冷蔵庫は空っぽだけど、こんな人ごみのなかで私は生き延びられるほどタフじゃない。手ぶらでタクシーに乗り込む。鼻っ柱は強くとも、忍耐力はない。
空気は特に。。。
確かに前に比べたらすぐそこにあるビルが見えるけど、けどやっぱりかすんでる。
まだまだオリンピック選手たちにとって安全な空気とは言いがたいらしい。
いかにもオリンピックらしく翻る各国の旗、とあるホテルの前。
今までは中国の国旗以外みたことなかったのにぃ(笑)

工事が完了できなかったビルの周りにはとりあえず、おなじみのこれ!

地元の立退きや取り壊しを免れた建物にもチュウゴクの国旗!

家に戻り、CCTV3でオリンピックの開幕式をオンタイムで観てます。
これ3時間半も延々とつづくわけ??
8月7日夜に北京の自宅について、数時間後、8月8日になった時、大好きだったヨガのセンセイからメッセージが届いた。長い長いメッセージはチュウゴク語で書かれていて、ざっと何度か読み返したくらいでは、私には少しもピンと来ない。
覚えている方もいらっしゃるだろうか、
四川省で地震が起きた直後に、心に傷を負ったヒトビトの力になりたいと、北京を去ってしまったヨガの先生だ。私に新しいDeciplineを紹介してくれた恩師として、彼の影響力は大きかった。
彼のメッセージを解読するのに何日かかるかわからない

けれど、なんだか、オリンピックフィーバーの裏の、本当の中国の姿を問うような内容であるようにも見受けられる。きっと心の旅の真っ最中なのだろう。彼が何らかの光を見つけることを私はいつも祈っているけど。
こうして8月8日はいよいよ訪れたわけだけど、、、いや~、日中町をうろついてみて、あんまり違うのでびっくりしました。
いつもうるさくて仕方のない、止むことのないクラクションの音、交通渋滞はどこへ行っちゃったの???
東三環が、すーいすいだよ~~~。

例の中国に入国してから24時間以内の警察への出頭を済ませにいったわけだけど、手続きをしている間に、小さな少年がしょっぴかれてきた、と思いきや彼は制服をきた警官5、6人に取り囲まれた。彼も年は多分10歳くらい。すごい剣幕でおじさん警官に威圧されているけど、負けずに何か反論している。彼と一緒に来たのは女性にみえる乳飲み子を抱いたヒト。年齢はまったく検討がつかない。
そのうち少年の反論に嗚咽が混ざった。よっぽど悔しいのだろう。たまらず泣きながらも反論を続けている。けがをしているらしく、上背のところに血しぶきがついていた。あまりにも奇麗に血しぶきがついていたので私はてっきり着ているシャツの模様かと思っていたのだ。何があったのか皆目見当もつかないが、『オリンピック万歳~!』ってなモードからはかなり遠い。



町をちょっと歩けば、いつもと比べものにならないくらい警備員、警察官が多いのは一目瞭然だ。最近開通したという10号線の地下鉄にのって駅を4つほど行ってみる。すいていたのは道だけではない。地下鉄もももすごい好いている。なんでこんなに快適なんだ?おかしいぞ、北京じゃないみたいだ。


けど、皆12歳くらいにしか見えなかったり、やたら緊張感がなかったりしてなんだか微笑ましいけど♪



それに清掃のヒトなんて今までみかけたことなかったのに、やたら目につく。。。

ボランティアが50万人いるっていうのも納得だ。ありとあらゆるところにボランティアが立っている。オリンピックで大企業がお金を儲けているのに、いたいけな若者はただ働きか、、、。
このボランティアの子たちにちょっといろいろ聞いてみた。さすがに英語がわかる子ばかりじゃないけど、中にはいる、ちゃんと英語で意思疎通が出来る子が。
そしてすごい情熱で尽力してくれるから思わず感動。駆け足で骨を折ってくれた。オリンピックを成功したい、中国は良い国だって思ってゲストに帰ってもらいたいというピュアな情熱がきっとあるんだろうな~。美しい♪

国際展示場前にて。
(ありとあらゆるところにボランティアの子達がいるステーションのようなものが設置されてるようです。各地下鉄の駅とか、路上とか、、、)


何だか知らないけど警察まで4人くらい連れてきてくれちゃった。そしてこの警察官も、意思疎通はできないながらも、ものすごい紳士的で親身になってくれる。こんなやさしい態度の警察官にチュウゴクで会ったのはうまれてはじめて。そういえば、ボーイフレンドがいってたっけ、チベット解放を叫んだイギリス人とアメリカ人や、天安門にあつまった仏教の僧たちがあったらしいが最近あったのだけど、警察は暴力的な態度に一切でなかったらしい。とってもやさしく紳士的に彼らに辞めるように促したんだって。なんだか調子が狂う。

ボーイフレンドから電話があり、開幕セレモニーニにいくので帰りは遅くなるという。
そうだ、ヤツは行くべきだ。
朝仕事に行く前は、自分はあんまり興味がないから行きたいヒトにゆずってあげるなんていってたんだけど、オリンピックがはじまる2年も前からオリンピックのために北京に送られてきたオトコだ。やはり興味があってもなくても、この共産主義国がホストをつとめるオリンピックの開幕式はみておくべきだろう。

市内のカルフールに行ってみる。すごいヒトだ。一時はフランス政府に募らせた中国国民の反仏感情からカルフールガラガラなんて時期があったけど、狂ったような人の数。買い物をしはじめたものの、途中で挫折した。我が家の冷蔵庫は空っぽだけど、こんな人ごみのなかで私は生き延びられるほどタフじゃない。手ぶらでタクシーに乗り込む。鼻っ柱は強くとも、忍耐力はない。

空気は特に。。。
確かに前に比べたらすぐそこにあるビルが見えるけど、けどやっぱりかすんでる。
まだまだオリンピック選手たちにとって安全な空気とは言いがたいらしい。

いかにもオリンピックらしく翻る各国の旗、とあるホテルの前。
今までは中国の国旗以外みたことなかったのにぃ(笑)

工事が完了できなかったビルの周りにはとりあえず、おなじみのこれ!

地元の立退きや取り壊しを免れた建物にもチュウゴクの国旗!

家に戻り、CCTV3でオリンピックの開幕式をオンタイムで観てます。
これ3時間半も延々とつづくわけ??
