the day before the olympic games begin - オリンピック開催1日前
オリンピック開催1日前に北京へのフライトを選んだ私。
かなりの物好きと言われても仕方ない?
、、、仕方ないかー、だからバチがあたるのかあー(笑)
セルフチェックインシステムを使って、席を選んだ時は、もう満席状態のようで、通路側で空いている席は2つだけだったはずなのに、いざ搭乗してみたら、後部の方は結構余裕があった。私は最後列の中央の座席をだったんだけど、となりの2席は空いていた。ラッキー♪
フライト予定時間を過ぎても、飛行機は動き出さなかった。そしていつになく、機内はざわついている。機内の後ろ半分は、1人で搭乗している日本人が数名いることに気づい以外は、ほとんどが中国人。パッケージツア客かなにかなのだろうか?どうもお互いがお互いを知っているように見えた。とにかくヒトがいったりきたり、チュウゴク人のスチュワーデスさんもいったりきたり、ああでもないこうでもないとしきりになにか議論している。
なんじゃいな
と思っている矢先に、私のすぐ脇で、かっちょいいスーツをきてスカーフをきゅっとまいたばっちり決まったスチワーデスさんが四つん這いになり通路を這い始めた。
え”

驚いて、彼女に、一体何をしてるのか聞いてみたら、
乗客の中にパスポートをなくした者が1名いる
っとのこと。
出国手続きをしてから、飛行機にのった迄の間のどこかでパスポートをなくしたらしい。
だからいろいろなチュウゴク人が落ち着きなく、荷物入れを開けては、たくさんの免税店バッグの中を調べてみたり、座席の前のネットの中に手を入れてみたり、ああでもないこうでもないと騒いでいる。
その様はまさに、チュウゴクの横丁でしょっちゅう見かける様と一緒だ。騒ぎがヒトを呼び、ヒトが口をはさんで騒ぎがより大きくなり、大きくなった騒ぎがまたヒトを呼ぶ。。。
かなり苦手な光景だ。
その間に、退屈した子供が駆け回る、大人はああでもないこうでもないと大声でまくしたてる。我関せずを決め込んでいるチュウゴク人達は、ごそごそとバッグの中から自分たちの『マイフード』を出し、食べ始める。通路を挟んで隣にいた女性は、エチケット袋の中に顔を突っ込んで、歯で皮を剥いて桃を召し上がっておられた。
全×空の機内が中国のフートンになっていった。
全×空の制服をきたチュウゴク人スチュワーデスさん達も、チュウゴク人の乗客とああでもないこうでもないとやっている間にどんどん、立ち振る舞いがローカルチックになっていった。
5、6人の全×空、このトラブルの張本人と、関わりがありそうな人たち4、5人で機内で輪をつくりああでもないこうでもない。野次馬がひとりふたりと立ち上がり見物してる。
そのうち、機内アナウンスが流れた。
中国当局からの回答を待っているところだと。
おそらく中国側に連絡をとって、パスポートなしでも入国を許可することができるかどうかを問い合わせたのだろう。
大分待った挙げ句、パスポートをなくした本人に降りてもらうことになったらしく、その本人にすみやかに飛行機から降りるよう言えと日本人スッチーがチュウゴク人スッチーにいっていた。がチュウゴク人スッチーはその本人と熱く言葉を交わしていて、聞く耳をなかなか持たない。タイミングを見計らっては、日本人スッチーなんかが、早く降りてもらうようにとおずおずというのだけど、なかなかチュウゴク人スッチーも話しをやめない。当のご本人様も、フライと予定を1時間以上狂わせてるっていうのに、自分の手荷物の心配や明日の心配をされているようで、なかなかフライトから降りようとしない。
最後はやや強引に(中国のスタンダードだったらまだまだなまっちょろかったけど、日本のましてや日系の飛行機の中のスタンダードとしては結構強引チックだったと思う)、ご本人様を促して彼女にスタッフが付き添って飛行機を降りてもらい、やっと一件落着した。
飛行機は1時間20分くらい遅れてやっと動き出して、その後漸く離陸した。
離陸した後も、このChaosは続いたわけで、飛行機の中の少なくとも後ろ半分は、チュウゴク人に席巻された。パッケージツアーでお互いに日本でgood timeを過ごした後なのか、大人も子供も、とんでもない方から他の座席に座っている知人を訪ね、立ち話をしてる。
悪いけど、中でも一番著しく走り回ってた子坊主、おっと失礼、チュウゴク人の男の子には、不快指数が急上昇した時に、捕まえて、
"please do be quiet"
と威嚇しながらもあくまでの丁寧に『お願い』をした。
なんてたって、あまりにも不快指数が高いので、映画でもみて気を紛らわそうと思っても、周りの地声がでかすぎて、ボリューム最大にしても映画の音声がチュウゴク人の地声に負けてしまう。
これが、ア×リカンエアラインのスチュワーデスさんだったら、ぶっとばしてるんじゃない?(笑)

何はともあれ、私はスチュワーデスさんの親玉のような女性が川上(笑)、ビジネスクラス方面からお下りになってきたところで、彼女を呼び止め、コメントカードを求めた。
コメントカードと聞いただけで、彼女の表情が変わった。
さすがに噂には聞いていたけどすごい威力だ。
マナーの悪いチュウゴク人ツア客に腹を立てただけなら、別にコメントカードなどを求めて、全×空に苦情を言おうは思わなかったけど、これってあまりにも乗客をやりたい放題させすぎてない?って思えて仕方なかった。コントロールできてないんだもの、全然。
日本人のサービス業の方々は、職務に徹しているときは、私情を顔に出したりしない。
笑みを絶やさず、声を荒げたりもしない。お客の側のヒトが口を開けば、自分が何かをいっている途中でも黙り、相手が話し終わるのを待つ。それがマナーだとされているのだろう。
けれど、そんなモードじゃ太刀打ちができないようなカルチャーの違う団体が大多数になってしまったらどうだろう?機能しないんじゃなかろうか?
そして他の人たちが不快な思いを我慢することになる。
私には全×空の日本人スタッフが、きちんとプロとしてのイニシアチブをとって、チュウゴク人スタッフに、きちんとした支持をだして、チュウゴク人スタッフも日本人スタッフの支持を尊重して業務についていたとは到底思えなかったんで、
give me a comment card!!
と言うに至った。こんな状態で緊急事態が発生したら、対応できるのかしら?
と1人ひそかに怪しむ私。
まあそんな、めちゃくちゃな機内の様子を察したひとりの日本人スッチーが颯爽と通路を歩きながら、後輩スッチーなのか後ろに続くスッチーに、
『他の客のことも考えな!』
と捨て台詞を吐いていたけど、その様、まるで
ヤンキー
だったので、それも寒かった。

北京国際空港ターミナル3では、思ったより何事も単純に、スムースに入国できた。いつも異常の荷物のチェックなどもされなかったし。
北京についた途端ひっきりなしに電話をかけている二人(パスポート紛失事件の関係者だと思われる)

ただ、ただ、すごいヒトがごった返していた。ヒトを迎えたり、ヒトに迎えられたりという方、かなりの人ごみなのでご注意ください。
そして、北京の空港でこんなにタクシーに乗るのが大変だったのは私は初めて。さすがオリンピック前日
。
早くもずる込み星人のるつぼである。
あれだけ世界でニュースになるほど、中国政府は国民に、ずる込みはいけないと教えてきたっちゅうのに、信じられないくらい厚顔きわまりないずる込み星人が未だにこんなにもたくさんいるなんて、中国が初めてじゃなくても立派なカルチャーショックだ。
ある中国人は私に制されて、ぶつぶつ言いながらもおずおずと後ろについたけど、その次に私が制したチュウゴク人女性はつわものだった。
ずる込みをしようと後ろからきて先へ行こうとするこの女性とその母親に、
"excuse me, I'm queueing here"
というときょとんとしてる。
queue(列をつくる/並ぶ)という動詞は、とてもイギリス的な表現で、アメリカで、queueとかいってもわかってもらえなかったりすることを言ってしまってから思い出し、
"I'm standing here. you should go behind"
と言い換えた。
彼女は少し後ろに下がり、母親と顔を見合わせて、
"riben, ribenren"
と言った。日本、日本人と。こういう言動は西洋の先進国じゃ考えられない。
そしてその後、敗者復活戦に出て、またずる込みを企てて、成功した。
富裕層のチュウゴク人がまだまだこんなにもprimitiveだ。
またしばらくこんな中で暮らして行くことになる。また慣れるまで少しかかりそうだ。
とりあえず、ドアを開けると良い香り。
お手伝いさんが来てくれた日とあって整理整頓してあるし、大好きな百合が出迎えてくれた。

友達から分けてもらったしそとバジルも生きてた。ほっ。

オリンピック開催1日前に北京へのフライトを選んだ私。
かなりの物好きと言われても仕方ない?
、、、仕方ないかー、だからバチがあたるのかあー(笑)
セルフチェックインシステムを使って、席を選んだ時は、もう満席状態のようで、通路側で空いている席は2つだけだったはずなのに、いざ搭乗してみたら、後部の方は結構余裕があった。私は最後列の中央の座席をだったんだけど、となりの2席は空いていた。ラッキー♪
フライト予定時間を過ぎても、飛行機は動き出さなかった。そしていつになく、機内はざわついている。機内の後ろ半分は、1人で搭乗している日本人が数名いることに気づい以外は、ほとんどが中国人。パッケージツア客かなにかなのだろうか?どうもお互いがお互いを知っているように見えた。とにかくヒトがいったりきたり、チュウゴク人のスチュワーデスさんもいったりきたり、ああでもないこうでもないとしきりになにか議論している。
なんじゃいな

と思っている矢先に、私のすぐ脇で、かっちょいいスーツをきてスカーフをきゅっとまいたばっちり決まったスチワーデスさんが四つん這いになり通路を這い始めた。
え”


驚いて、彼女に、一体何をしてるのか聞いてみたら、
乗客の中にパスポートをなくした者が1名いる
っとのこと。
出国手続きをしてから、飛行機にのった迄の間のどこかでパスポートをなくしたらしい。
だからいろいろなチュウゴク人が落ち着きなく、荷物入れを開けては、たくさんの免税店バッグの中を調べてみたり、座席の前のネットの中に手を入れてみたり、ああでもないこうでもないと騒いでいる。
その様はまさに、チュウゴクの横丁でしょっちゅう見かける様と一緒だ。騒ぎがヒトを呼び、ヒトが口をはさんで騒ぎがより大きくなり、大きくなった騒ぎがまたヒトを呼ぶ。。。
かなり苦手な光景だ。
その間に、退屈した子供が駆け回る、大人はああでもないこうでもないと大声でまくしたてる。我関せずを決め込んでいるチュウゴク人達は、ごそごそとバッグの中から自分たちの『マイフード』を出し、食べ始める。通路を挟んで隣にいた女性は、エチケット袋の中に顔を突っ込んで、歯で皮を剥いて桃を召し上がっておられた。
全×空の機内が中国のフートンになっていった。
全×空の制服をきたチュウゴク人スチュワーデスさん達も、チュウゴク人の乗客とああでもないこうでもないとやっている間にどんどん、立ち振る舞いがローカルチックになっていった。
5、6人の全×空、このトラブルの張本人と、関わりがありそうな人たち4、5人で機内で輪をつくりああでもないこうでもない。野次馬がひとりふたりと立ち上がり見物してる。
そのうち、機内アナウンスが流れた。
中国当局からの回答を待っているところだと。
おそらく中国側に連絡をとって、パスポートなしでも入国を許可することができるかどうかを問い合わせたのだろう。
大分待った挙げ句、パスポートをなくした本人に降りてもらうことになったらしく、その本人にすみやかに飛行機から降りるよう言えと日本人スッチーがチュウゴク人スッチーにいっていた。がチュウゴク人スッチーはその本人と熱く言葉を交わしていて、聞く耳をなかなか持たない。タイミングを見計らっては、日本人スッチーなんかが、早く降りてもらうようにとおずおずというのだけど、なかなかチュウゴク人スッチーも話しをやめない。当のご本人様も、フライと予定を1時間以上狂わせてるっていうのに、自分の手荷物の心配や明日の心配をされているようで、なかなかフライトから降りようとしない。
最後はやや強引に(中国のスタンダードだったらまだまだなまっちょろかったけど、日本のましてや日系の飛行機の中のスタンダードとしては結構強引チックだったと思う)、ご本人様を促して彼女にスタッフが付き添って飛行機を降りてもらい、やっと一件落着した。
飛行機は1時間20分くらい遅れてやっと動き出して、その後漸く離陸した。
離陸した後も、このChaosは続いたわけで、飛行機の中の少なくとも後ろ半分は、チュウゴク人に席巻された。パッケージツアーでお互いに日本でgood timeを過ごした後なのか、大人も子供も、とんでもない方から他の座席に座っている知人を訪ね、立ち話をしてる。
悪いけど、中でも一番著しく走り回ってた子坊主、おっと失礼、チュウゴク人の男の子には、不快指数が急上昇した時に、捕まえて、
"please do be quiet"
と威嚇しながらもあくまでの丁寧に『お願い』をした。

なんてたって、あまりにも不快指数が高いので、映画でもみて気を紛らわそうと思っても、周りの地声がでかすぎて、ボリューム最大にしても映画の音声がチュウゴク人の地声に負けてしまう。

これが、ア×リカンエアラインのスチュワーデスさんだったら、ぶっとばしてるんじゃない?(笑)


何はともあれ、私はスチュワーデスさんの親玉のような女性が川上(笑)、ビジネスクラス方面からお下りになってきたところで、彼女を呼び止め、コメントカードを求めた。

コメントカードと聞いただけで、彼女の表情が変わった。
さすがに噂には聞いていたけどすごい威力だ。
マナーの悪いチュウゴク人ツア客に腹を立てただけなら、別にコメントカードなどを求めて、全×空に苦情を言おうは思わなかったけど、これってあまりにも乗客をやりたい放題させすぎてない?って思えて仕方なかった。コントロールできてないんだもの、全然。
日本人のサービス業の方々は、職務に徹しているときは、私情を顔に出したりしない。
笑みを絶やさず、声を荒げたりもしない。お客の側のヒトが口を開けば、自分が何かをいっている途中でも黙り、相手が話し終わるのを待つ。それがマナーだとされているのだろう。
けれど、そんなモードじゃ太刀打ちができないようなカルチャーの違う団体が大多数になってしまったらどうだろう?機能しないんじゃなかろうか?
そして他の人たちが不快な思いを我慢することになる。
私には全×空の日本人スタッフが、きちんとプロとしてのイニシアチブをとって、チュウゴク人スタッフに、きちんとした支持をだして、チュウゴク人スタッフも日本人スタッフの支持を尊重して業務についていたとは到底思えなかったんで、
give me a comment card!!
と言うに至った。こんな状態で緊急事態が発生したら、対応できるのかしら?
と1人ひそかに怪しむ私。
まあそんな、めちゃくちゃな機内の様子を察したひとりの日本人スッチーが颯爽と通路を歩きながら、後輩スッチーなのか後ろに続くスッチーに、
『他の客のことも考えな!』
と捨て台詞を吐いていたけど、その様、まるで
ヤンキー
だったので、それも寒かった。

北京国際空港ターミナル3では、思ったより何事も単純に、スムースに入国できた。いつも異常の荷物のチェックなどもされなかったし。
北京についた途端ひっきりなしに電話をかけている二人(パスポート紛失事件の関係者だと思われる)

ただ、ただ、すごいヒトがごった返していた。ヒトを迎えたり、ヒトに迎えられたりという方、かなりの人ごみなのでご注意ください。
そして、北京の空港でこんなにタクシーに乗るのが大変だったのは私は初めて。さすがオリンピック前日
。
早くもずる込み星人のるつぼである。
あれだけ世界でニュースになるほど、中国政府は国民に、ずる込みはいけないと教えてきたっちゅうのに、信じられないくらい厚顔きわまりないずる込み星人が未だにこんなにもたくさんいるなんて、中国が初めてじゃなくても立派なカルチャーショックだ。
ある中国人は私に制されて、ぶつぶつ言いながらもおずおずと後ろについたけど、その次に私が制したチュウゴク人女性はつわものだった。
ずる込みをしようと後ろからきて先へ行こうとするこの女性とその母親に、
"excuse me, I'm queueing here"
というときょとんとしてる。
queue(列をつくる/並ぶ)という動詞は、とてもイギリス的な表現で、アメリカで、queueとかいってもわかってもらえなかったりすることを言ってしまってから思い出し、
"I'm standing here. you should go behind"
と言い換えた。
彼女は少し後ろに下がり、母親と顔を見合わせて、
"riben, ribenren"
と言った。日本、日本人と。こういう言動は西洋の先進国じゃ考えられない。
そしてその後、敗者復活戦に出て、またずる込みを企てて、成功した。
富裕層のチュウゴク人がまだまだこんなにもprimitiveだ。
またしばらくこんな中で暮らして行くことになる。また慣れるまで少しかかりそうだ。

とりあえず、ドアを開けると良い香り。
お手伝いさんが来てくれた日とあって整理整頓してあるし、大好きな百合が出迎えてくれた。

友達から分けてもらったしそとバジルも生きてた。ほっ。
