オリンピックまで1ヶ月もない北京 - 4

日本にちょっと一時帰国しようかと思います。今週後半から3週間くらい。
なんてこたぁない、帰りの飛行機もオリンピック開催日直前で、簡単にとれちゃいました。
最近北京に日系のエアラインでやってきた人の話しによると乗車率は10%くらいのがら空きだったそう(又聞き情報でしかなくてごめんね)。

これだけ外国人をげんなりさせたら、そりゃあ、世界中にたくさんいるだろう、、、北京に行こうかなーって思ったけどやっぱや~めたって人。

それでも、がっちがちのセキュリティーでもって、どんな輩にもどんなデモもやらせなければそれでいいんかのぉ?

大きなハテナだ。

自国民の目にだけ、すばらしい世界の祭典、北京オリンピックは大成功!

とうつればいんじゃろか?

んな馬鹿な!

北京のホテル宿泊費もつり上がってる。当たり前だ。
サービスアパートメントなんかで、住人を追い出して、オリンピック前後、開催中に高く貸し付けてやろうともくろんだ物件オーナーが続出したけど、そんな住人を追い出したアパートも目論んだようにはオリンピック期間中だけの短期の借り手がついてないらしい。そんなオリンピックごときでなにもかもアップサイドダウンになっちゃうわけがない。

その点うちの大家さんはお利口だった。いや、我々もお利口だった。契約は12月まで。が、しかし契約書の威力もここチュウゴクにはあんまりないらしい。大家さんに、いいやもう買い手がついちゃったから出て行って欲しいと言われればアパートをどんなにショートノーティスでも泣く泣く出て行くしかないらしい。
でもうちの大家さんは(台湾の人なのか香港の人なのかはたまたメインランドの人なのか、不明)オリンピックという名のもとの『欲望』に目がくらまなかったみたいだ。

今日朝陽公園の西門のところのJenny Lou's (西洋ものを中心に取り扱う、在北京西洋人のためのスーパー)の中に入ってるDVD売り場をちら見して、いつもと全く変わっちゃってるんで驚いた。
もう西洋ものなんて全くないに等しい。1つくらいオードリヘップバーンものが置いてあったくらい(笑)。すべてチュウゴク系作品のDVDばかりになってた。しかもも、わ~んと湿った臭い。

オリンピックにやってくる外国客を見込んで様々な欲が沸々と湧いたには湧いたけど、、、逆にオリンピックのせいで商売あがったりだよ~って人もかなりいそうな気配だ。

今日はなぜだか知らぬが、例のオリンピックのマスコットの着ぐるみが、我々の住むアパートメントの敷地内に現れてた。

雨がしとしと降っていて、がらーん/ひっそりしててなんだかものの哀れを感じた。
おまけに足元に注目。
雨にぬれるのがいやなのか、足の部分はぬいでしまって普通のスニーカー。



せっかく着ぐるみ着てても、立ち方、仕草が、思いっきりニンゲンのまま!



あーそうそう、
sex and the cityの映画版のDVD観ました。
それから
Lost Season 2
も観始めました。

けどね~、うざいのが英語の字幕。すんげぇいんちき、嘘八百の字幕。
何人もで手分けして訳したのかな~?Lostの方はチュウゴク語のスクリプトをみてまたそれを英語に直したっていうよりも、英語を聞きながら、聞き取れる範囲で英語字幕つくったって感じがぷんぷんしており、、、Fix (直す、修理する/作る, etc)という動詞が、Fetch(取ってくる、連れてくる, etc)となってたり、Dude(俗っぽい呼びかけの言葉)がDue(当然のとか支払い義務のあるとかいった形容詞)となってたり、、、ある登場人物も、時にLockという名前で表され、時にLukeという名前で表され、wordとworldが混乱してたりと、あら探しに気が散ってしまう(笑)
かくいう私も勿論「え?今なに?何て言ったの?」ってなところがたくさんあったけどね~。