the reason why we cannot get on - 彼と私が分かり合えない理由

我々の喧嘩ははっきりいってすごい。
自慢にならないけど、すごい。

私はこのバトルに今までかなり生気を吸い取られてきた。

もめて、ぶつかって、罵り合って、批判し合って、、、、

でも大切なのは、making up for it.
つまり、喧嘩の後の仲直り。

でも仲直りしてもまたすぐに喧嘩になる。

理解し合い、助け合い、欠点を補い合い、認め合い、、、、いろいろ言うけど、そんなの分かってる。
だけどそれでも喧嘩になる。

年甲斐もなけりゃ、恥も外聞もない。

私は考える。本当に我々の喧嘩は両成敗なんじゃろかって。

我々のケースに限って、あっちがいつも100%悪いんじゃないかって。

そうとしか考えられない。。。



けど、彼は言う。

『毎回、毎回、けんかするたび、オレ様が悪いなんてことは、、、、あり得ない


って。

ほんとにそうなのか。

私もちょっとは悪いのか。。。。?

いや、ありえない。。。べーっだ!

<我々事>

1. 私は泡立てネットを使って洗顔フォームを泡立てます。洗顔フォームです。顔を洗う石けんです。なのに彼は、私の泡立てネットの上に、かかとの角質をとった後の軽石を乗っけて、『それがどうした?』ってな顔をしてます。

わたくしの顔が彼のかかとのようにひからびちゃったらどうしてくれるのよー!

2. 我が家は自宅でヨーグルトを作っています。タネ菌(つまりヨーグルト)を新しい牛乳に入れると何故かヨーグルトができることが、ボーイフレンドは不思議で仕方ありません。そのタネ菌を新しい牛乳に入れる時に、使うスプーンが本当に奇麗じゃないとタネが弱くなっちゃうっていうことがどうしても彼には理解できません。

チャーハンを食べたようなぎとぎとスプーンをざーっと水ですすいだだけで使ったら、タネは死滅しちゃうのよ~、ダーリン。


3. 中国の水は硬水なので、スプーンを洗ってよく水を切らずに上を向かせておいておくと、水が乾いた時に白いカルキの後がスプーンについてしまいます。だからスプーンは洗ったら伏せておいた方がいいんだよと私は思います。どうしてスプーンを洗った後に置き方があるのか彼は理解しません。

だからホームパーティをひらくたびに、ハニー、あなたがまたスプーンを洗い直す羽目になるのよ♪

4. 脱ぎにくいブーツなど、ボーイフレンドは脱がせてくれるのですが、脱がしてくれる時に、そうじゃなくても衛生的とはいえない都市を歩き回った靴底をべっとりと触って脱がしてくれます。どうして靴底をべっとりと触ったらそんなにいけないのか彼には分かりません。

それで5分前に手を洗ったばかりだからオレ様はもう手を洗わないって意固地になられてもね~、、、。

5. PCをシャットダウンする時に、いちいち手順をふむのが面倒だといって、彼はラップトップをひっくり返してバッテリーを抜いてシャットダウンしています。そして『それがどうしたことなのか』まったく分かってないみたいです。げんに今までずっとそうしてきたけど、『そんなに壊れなかった』そうです。

こんな同僚に今まで会わずに来られた私はラッキーね。

6. 歯にうるさいアメリカ人なボーイフレンド。毎日こまめにデンタルフロスでお手入れします。そのデンタルフロスは朝と晩、1日2回トイレに流されます。しょっちゅうトイレが詰まるのだけど、彼は原因が難なのか全く分かっていません。

我々のいるコンパウンドではたいていのメインテナンスは無料なの。こんなこと無料でいいの?っていうことも結構無料でやってくれる。けど、トイレが詰まったときだけ何故か5元チャージされるのよね~(笑)。

7.こんなに中国の食品の安全性が問われている今日。彼は果物を洗わずにまな板の上で切り始めますし、つい先日発覚するまで私に入れてくれる毎朝の紅茶は水道水を使っていました。皮はむいちゃえば、水はわかしてしまえば全然オッケー!と思っています。

こうして生涯毒素を身体に溜め込んできたのかしら、このシト、、、、。そのくせ頭付きの魚はこわいらしく。。。

8. トイレ掃除をした雑巾をキッチンの流しで洗おうとします(流しに洗っていない食器があったとて)。それが何がいけないんだか彼は分かりません。どうせ洗っちゃうんだから!←彼の言い草。

ね、だんだん分かってきました?私の心労???相手がこんなガイジンじゃなければこんなことでけんかなんてありえないぢゃありませぬか!

9. 白いご飯が食卓に並ぶ時、ご飯だけが最後に残ります。おかずをすべて食べつくした後で、真っ白なご飯だけをそれだけで一気食べします。『ライスは言ってみればデザートさ』というのが彼の口癖になりました。

そりゃあ、西洋にはライスプディングという甘いライスのデザートがあるけどさ~、一緒にしないで欲しい訳、我らのコシヒカリを。

10. チュウゴクでは入手困難なフランスブルターニュ地方の塩と、ビンテージもののバルサミコ酢で、彼は鍋のこげを落とします。やめてくれというと、『お酢と塩がこげにはいいと聞いたんだ』と威張ります。

もー、がっかりです、あたし、、、。


11. 彼は夕食後毎晩食器を洗ってくれますが、食器洗いの洗剤が1本、一週間も持ちません。それなのに
食器は少しも奇麗になっていません。食器がちゃんと洗えてなかったよーというと、『いいよそれを僕が今晩使うから』とけろっと言うだけです。


はーはーはーはー(息切れ)


12.ジムで気持ち良く汗をかき、心地よい疲れに包まれると彼はそのまま(汗だくTシャツのまま)ベッドに寝転びます。やめれ~!という私の方が神経質すぎるというのが彼の見解で、彼の見解は変わりそうにありません。

ぜーぜーぜーぜー(ひどい息切れ)

13.バトルをくりひろげた後に私がコンピュータに向かっていると、彼は『どうせ友達にメールで実況中継してる』か、『ブログでオレ様の悪口を書いてる』と被害妄想に陥ります。←まんざら被害妄想でもないけど。。。

あー、もうわたくし我慢できなくてよ~~~

14. 冬場は私が十分暖かいと思えるまで部屋を暖められず、夏は私が凍えるまでクーラーで部屋をがんがん冷やそうとするボーイフレンド。

ねー、よりによってどうして体感温度までがこんなに違う相手を選んでしまったの?