北京B級グルメ

噂の3元ランチしてきました。オープンエアのテーブルが2つあって、
週末だからかテーブルにありつくことができた。よかったよかった。
立ち飲みは平気だけど立ち食いは苦手なの。


ものの価値の幅が大きすぎてときどきわからなくなるのが北京での生活。

時々友達と食べに行く洋食ランチ。スパニッシュだったりイタリアンだったり、そして時にジャパニーズ。
セットになっていて70元くらいから100元くらいまでで、お値打ち感はしっかりあるんだけど、なによ、ランチに100元(だいたい1500円くらい)使ったらこの3元ランチの33倍だってこと~?

このランチを食べさせてくれるお店はこんな近代的なビルのすぐ裏にあります。



すぐ裏の通りはとってもファンキー♪



休日出勤をしているサラリーマンに見える男性。その背面に好奇心をそそる建物。。。




もちょっとアップにしてみます。
食品店と書いてあるけど文具も取扱商品として書かれてない?



はてさてこの3元ランチだけど、、、
まず主食の麺は3種類の中から選べるらしい。
左側にあるこの6つの壷(?)の用なものに入っている秘伝(?)のタレと選んだ麺を洗面器のようなボールで合わせてくれる。この時にキュウリと大豆製品の細切れみたいのも一緒に混ぜてくれたよ~。




こちらはボーフレンドが選んだ麺。
普通の俗にいうエッグヌードル系、だと思われる。こしがなくて、日本人にはあまりおいしいとは言えない麺であった。
お皿は洗わないで使うためか(笑)、ビニールがかぶせてあった。とりあえず使い捨ての割り箸はいただけた。ありがたや~。



こっちゃは私がチャレンジしたもの。
半透明のどでかクレープみたいのがあって、それを1枚ぶつぎりにしてくれたものを同じくタレ数種類とキュウリなんかと混ぜ混ぜしてくれた。涼皮っていうらしい。きしめんみたいにつるつるしててそれでいてそこそここしがあっておいちぃ♪
タレの方はゴマだれに辣油のようなものや生ニンニクを混ぜてパンチがきいてました。確かにこれで3元(約50円)だったら確かに悪くない。店先でアイスクリームも売っているからデザートも楽しめるって寸法。




おまけ写真

先週末、きっと実物を見ないで北京を去ることになるだろうと思っていた鳥の巣を観に行くことになり、せっかくだから写真とってきた私(笑)

大きなイベントがあったからか、おまわりさん大いばり、軍服着た見張りのような人たちいっぱい、チケットをもっていないひとは鳥の巣のはるか遠くにはりめぐらされたフェンスやトタン板からちっとも近づけない。




ぼろぼろフェンスの周りを迂回して、熱くてほこりっぽくて、げっそり。



フェンスの周りには出稼ぎ労働者の方々の寝床のようなものがあったり、疲れて座り込んでいる方々がいたり、、、。このきらびやかなオリンピック競技会場は彼らの汗の結晶だったりもするわけで。



あつくて乾いてて、ほろりっぽくて、すぐに脱水症状。
みつけたタバコ屋さんに水をくださいと駆け込んだ。
そしたら500ミリのペットボトル(冷えてなくて生暖かい)が、3本で45元。
だと言われたから勿論買わない。日本でエビアン買うより高いってどういうことよ?
(その後に見つけた地元のヒトが買い物をするようなところで同じ水を3本で4.5元で購入。10倍もぼろうとするとは、こしゃくな奴め)

フェンスのワイアの隙間からとったまとも写真。でも鳥の巣までは果てしなく遠い。。。



<後日つけたし>

涼皮で検索するといろいろな方がブログでこの美味なる一品を取り上げているではないですか。
私が食したのとは一風違ったものもいろいろあるみたいですよ~。

私がめっけた興味津々涼皮関連エントリ
有山日記
北京特派員

<後日更につけたし>

私がここで3元ランチを初体験した数日後、このお店は消えていたそうです。こういう小さな屋台風のお店、昔ながらのいかにもチュウゴクらしいdown to earthなお店が軒並み立ち退かされているみたい。がらんと立ち退いた後のゴミ溜めのようになってしまったみすぼらしい建物は、哀愁を感じさせます。情緒もなにもない高層ビルだけの北京になってしまうのもまた寂し、、、、。