my yoga experience - あたしの個人的ヨガ体験

ごめんなさい。私「ヨガとは。。。」って語れるほどヨガを知りません。ここでお話しできるのは私のヨガ体験とヨガで発見したこと、気づいた事だけですので悪しからず。

私=子供のころからずばぬけて身体の柔軟性にかける/おまけに運動神経も鈍いと言われて育つ。
私が東京は表参道のクランチに通っていたころ、ちらりほらりとヨガっていうクラスがタイムテーブルに出始めてたと思う。うーん、いつ頃かなー、多分1996年とか1997年とか。ベリーダンスとかヨガとかそういうの。多分1回くらいやってみたことあるけど、なんだか『休憩クラス』みたいでそんなに過激なことはあんまりやらなかったように記憶してる。その時はまったくはまらなかった。それよりも。上級者ステップやエアロビ、アメリカはNYやLAからやってきたイントラにヒップポップを学んだり、ラテンエアロで腰をふったり、ファンクでぶいぶいいったりっていう方によっぽどはまってた。

時は流れ、私がイギリスでイントラになったころ(2002年)、イギリスではヨガがちらほらとスポーツクラブのタイムテーブルにお目見えしはじめていたし、ニューエージと言われるヒトビトの中ではかなりヨガは浸透してたみたいだった。Billy Childishってご存知?知る人ぞ知るイギリスのアーティストで、日本にも熱狂的ファンがいるらしいんだけど。。。彼もかなりヨガっていたな、そういえば。あのスリムな体型はヨガの恩恵か、、、はてなマーク

<詳しくはこちらで>

Billy Childish (real name Steven John Hamper) or William Charlie Hamper (born December 1, 1959) is an English artist, author, poet, photographer, film maker, singer and guitarist. He is known for his explicit and prolific work: he has ...


あっ、ちなみに中国からはウィキペディアブロックされちゃってます。

pilates(ピラティス)、あ、一応、チュウゴク語では普拉堤ニコニコがイギリスでブレークするのと同じくらいにヨガもフィットネスジムでブレークし始めた。けど、多くは、お年寄りや、関節に問題のあるヒトビトがジムに入会したものの、激しい運動はできないから、プラティスとかヨガのクラスにいくなんて場合が多く、多分ご年配の方々の中にはピラティスやヨガ=軽い運動、みたいに理解している人もあったかもしれませぬ。
インストラクターにとっても、やはり、まず顔ぶれをみてどんなクラスを提供しようかって考えるものだからねーおのずとハードコアなEXERCISER達にとっては物足りない、、、なんて思いがふっとよぎることもあったと思う。

あるいはかなりアクロバティックなアサナなんかをしなくちゃいけない高度なヨガクラスがあったとて、私は別に、ヨガにそそられもしなかったと思う。柔軟性のない身体の持ち主である私は、得意じゃないに決まってるし、それよりももっと飛んだり跳ねたりしてはじけた~いって思ってました、はい。

イントラになり、最初のころはさておき、どんどん仕事が増えていき、とてもじゃないけど、自分の身体にかまってる時間がなくなってきました。と同時に顕著に、身体の柔軟性がどんどん失われて行くのが手に取るように、、、、。どんどん固くなれば固くなるほど、のばす事が億劫に。まさに悪循環。

一度、数年前に一時帰国中に、ゴールドジム原宿でエアロビったついでに午後のヨガのクラスに参加したある日、同日の夜に、いきなり不思議な『お通じ』があったんです。下痢でもない食あたりでもないんだけど、突如、催して痛みはないんだけど、まるで腹下しでも飲んだんかいなってな勢いだった。そしてその後、なんともいえないすっきり壮快感があった。

ニューヨークに行った時に、ヨガスタジオでヨガってみました。あれは確か2006年だったはず。

Bikram yoga union squaire
suite #608, 841 Broadway
www.bikramyogaunionsquare.com

そのスタジオで初心者コースを受けました。アサナのどれも『あー、これ知ってる』というものだったけど、インストラクターのボディーコンタクトありの指導で、ちょっと直されるだけで、がーんとツボにはいってくる。ちょっとした角度やポジションを直されただけで、気持ちよさや、伸び具合、汗のかき方みたいのが全然違うから驚きだった。

これ以外のヨガ体験といったら、イギリスでしょっちゅういってたフィットネスイベント(2泊3日の泊まり込み)などで、ときどきやるくらい、that's allね。

そんな状態で中国にきました。そしてまずこちらのヨガのクラスで実際に行うアサナのレベルの高さに度肝を抜かれた。叫び
メンバーさんの柔軟性にも驚いた。ヨガ歴うん十年ってわけでもなさそうな、普通の人にみえるひと達の身体がびよーんびよーん伸びている。チュウゴク人は身体が柔らかいのー?ってボーイフレンドとふたりで思わず。。。

だからなのか、ここチュウゴクにはまだメンバーがイントラを訴えるなんてことがないのか、イントラの方もやりたい放題。えーそんな無理なポーズを素人さんにやらせちゃっていいですかー?
ってなポーズをガンガン提供してくる。できなくて唸っていると容赦なくボディーコンタクトをとってきて、ぐいぐいやってくる。何度となりでボーイフレンドのうめきを聞いた事か!かくいう私も、"ok, ok, no more!"なんて懇願したことがたくさんある(笑)。
そうじゃなくても故障だらけの私の身体、そんなにぐいぐい無理矢理伸ばされたら壊れちゃうってもん。
そう思っていたのが最初の半年くらいかなー。
しょっちゅうヨガのクラスに行き、何度もボディコンタクトで、アサナを直され続けているうちに、信頼感が生まれてきた。『ヨガのセンセイ、ほんとに判ってるぞ、判ってるよ』って思い出した。もうインストラクターの域、超えているのかもって思った。整体術とかもマスターしてんじゃない?って。
一人じゃ自分の身体をより完璧に近いポーズまで持って行けないんだけど、センセイの手を借りると、そこに近づけて、近づけば近づくほど、身体が気持ちよがりーの、汗がじゅわーんと出だしーの。。。良い事づくめなわけ。すごいなー、絶対にすごいって思っちゃう。私だってイントラだけど、ヨガにかけちゃまじでずぶの素人、いやずぶの素人よりもたちが悪い。ヨガを始めた頃の私の身体はかちかちで、故障だらけで、まず、裸足で立つ事すらまともにできなかった。1日12時間くらいフィットネスシューズをはいて過ごしてたじゃない?もうシューズが身体の一部になっちゃってたようなもんで、裸足でバランスがとれなくなってた。最初はショックだった、自分ができると思ってたポーズもできなくなってたのに気づいたからだ。ロータスとか出来なくなってた。次から次へとハイインパクトのクラスを指導している間に、そうじゃなくてもあんまりなかった柔軟性はどんどん失われていたのだ。

そのうち、チュウゴクで、私のエクササイズはヨガがメインになってきた。やればやるほど、ヨガってなんてハードなのかしらって思う。アサナをキープするために『ふんばる』筋力があんなに必要とされてたなんて知らなかった!真剣にやらないと、どんなアサナもツボに入らず、汗もかかず、ジェントルエクササイズってな感じで終わってしまうけど、真剣にやると(特に十分からだをウォームアップしてから挑むと)、汗が滴る。なんでこんなにって思うくらい。

気になるのが、ヨガだけでは、fat burning(脂肪燃焼)とかできないから十分じゃないのでは?ってところなんだけど、、、私が数カ月の間ヨガだけしか運動をしてなかったときも、身体は結構オーケーな感じに保たれてた。多分CV機能はおちてたと思うけど。

いろんなことが向上したと思う、ヨガのおかげで。最近は身体が裸足でバランスをとる事を覚えたので逆にフィットネスシューズを履いた方がバランスをとりづらくなった。ロータスのポーズもまたできるようになった。

先日お話ししたハンドスタンドも、最初トライした時は、肩の可動域が狭くなってたのか、とにかくあのアサナでは右肩がつっぱってつっぱって仕方なくて、コアマッスルよりも逆立ちよりもなにより、肩が痛かったけど、それも解消されたよう。そういう小さい向上はすぐに感じられるようになると思う。ただ、1年や2年通ったところで、開脚が180度できるかっていったらまったくそうじゃないんだと思う。

ヨガとはエクササイズじゃなくって修行だっていうくらいだもんね。

うまくアサナがツボに入った時は、ヨガのレッスンの後、とても気分が良い。体内にエキストラの空間が生まれたような感じになる。関節のちょっとしたずれが少しだけ矯正されたような感じがする。

まだ判らない事の方が多いんだけどね。あー、早くチュウゴク語が話せるようになって、ヨガのセンセイ達を質問攻めにしたいんだけど、、、ニコニコ