中国性風俗事情

最近読んだ本(中国セックス文化大革命/Kyu Kaitou)によると中国は古代から媚薬の生産大国だそうで、毛沢東の禁欲時代に抑圧されていた国民の性的欲望が溢れ出し、媚薬の生産量は急増しているらしい。
「性健康産業(媚薬、精力剤、大人の玩具、コンドーム等を生産」の年間の生産総額は500億人民元だという。この額は中国子供玩具市場のほぼ2倍の数字とのこと。

漢方には「物之生克(ぶっししょうこく)」という考えがあり、動物の特質がそのまま薬効と考えられているそうだ。例:キツツキ→歯の治療、こうもり→目の病気に良いなどなど(笑)
アシカ科のほ乳類動物であるオットセイは繁殖力が強いことから、オットセイの生殖器からつくった精力剤が良く売れているそうだ。多くの製薬会社は自分の「海狗鞭(海狗=オットセイ、鞭=動物の生殖器)」が偽物でないことを証明しようと公証所が発行する公証書をつけているんだそうだ。著者もふれている通り、「おっとせいが国際条約によって保護されていることを考えると、どうも怪しい」。
ねー、そういうものなわけ?

「媚薬生産企業は、政府の工商管理局、税務局、公安局、衛生局、品質検査局などの部門が管理するはずなのだが、どの部門がどの責任を持つのかもはっきりしていないのが現状である」(by 著者、Kyu Kaitou)なんだそうだ。

上海から江蘇にうつった中国第一号の「古代性文化博物館」なども新聞やテレビでの宣伝は許可されていないし、大通りにカンバンを立てることもできないらしい。

黄潮(ホアンチョー):エロの洪水という意味だそうだ。

䑓三次産業に携わる労働者の人数→1億5千万人(内訳 交通運送、倉庫、優勢業が1795万人、不動産業が406万人、卸売り、小売業が4678万人、ホテル、飲食業が1385万人、その他が7055万人)

中国人民解放軍兵士の人数→230万人

中国で性産業に携わる人の数→500万人以上(中国新聞社調べ)

、、、だそうだ。著者は200万人くらいプラスした数字が妥当じゃないかと思っているようだ。
人民解放軍や公安部隊の数を遥かに超えていると驚きを表現している。

また地下性産業の年間収益は1兆円に上ると伝えられているらしい。

2007年11月に撮影した后海付近の写真(上述の本の内容とは全く関係ありません)









関連url: 中国性風俗事情 その2
http://ameblo.jp/salsa-dip-floppy/entry-10075331244.html