Christmas Mode -クリスマスモード

週末に遅まきながらクリスマスツリーを我が家にも飾りました。

クリスマスツリー

最初からこのツリーには電気仕掛けがしてあって、ネオンでツリーを飾らなくとも、ツリー自体が勝手にスイッチをいれるとキラキラきらめいてくれるので、見た目もすっきり。きらめき方もなかなかキュートです。

XX(いろいろな年中行事)なんて、、、というモードになってしまいがちなここ数年。年中行事にかける意気込みも年々小さくなるように思えるのは気のせいか?
奇麗ツリーを飾っちゃおうというより先に脳裏をよぎるのは残りの11ヶ月半のツリーの置き場所、果たしてクリスマスイブもクリスマスもボクシングでーも自宅で過ごさないのにクリスマスツリーを買う意味がどれだけあるのか等々。

私よりもさらに年中行事にかける意気込みがしぼんでいるボーイフレンドはちょっとしたMinimalistでして、良きにつけ悪きにつけ、余計な事はしない、したくない。余計な物は持たない、持ちたくないというタイプ。これでも西洋人かしらと思うほどクリスマスに対する意気込みも、思い入れも、興奮もなし。

クリスマスツリー買ってよ~。買いたいよ~。

と駄々をこねる私(?)にもしらけた冷たい視線を投げ、ツリーが必要でない事を主張し始めた。

むっ!

ああ、やだやだ、これだから寂しい大人は、、、、。

でも駄々をこね通して週末にクリスマスツリーを買いに引っ張りだしました(引っ張りださないとクリスマスツリーを二人で選びにいけないなんて悲しい事実だ)。

ツリーをいろいろ物色している間も、奴はああでもないこうでもないとぶつぶつネガティブ発言を連発。チュウゴク人の最低賃金は依然としてこんなに低いのにクリスマスツリーが50ドルもするなんてアメリカンプライスや!ぼったくりや!

とまるで関西人の勢い。
そのくせ値切るのは苦手とみえて、いきなり安すぎる金額を提示して、お店のおっさんに一気に嫌われてしもた汗

その後のおじさんの態度はとっても冷たく、いきなり“どうしても欲しいっちゅうンなら売ってやってもいいぜ”モード。

丁度良い大きさのツリーを見つけたのだけれど、それじゃあ大きすぎる。そんなの置き場がない。クリスマスが過ぎたらどこにしまえばいいんじゃ? ほんとにお前はクリスマスツリーが必要だとまじで思ってんのか?と振り出しに戻り始めた。ドクロ かと思いきや自分が何をいってもどうせお前は自分のしたいように事を貫き通すんだ。どうせ自分が何をいっても聞く耳なんて持っていないんだとごねる始末ドクロ

ツリーと奇麗なリースを買おうと思っていたのです。
合わせて410元のところをおっちゃんは360元にしてくれると言っていて、、、お店のおっちゃんは説得できても、うちの頑固おやじは一筋縄じゃいかず、、、。リースが重すぎるからドアにつけられないだとか、こんなリースは醜いとか難癖つける、つけるドンッ

私も思わず、
“楽しいクリスマスなはずなのに、楽しくツリーをふたりで選べない私たちってどんだけ~?”と悲劇のヒロインモードに入りそうになりました。

クリスマスくらいぱっと行こうぜーという気っ風の良さがまるでなし。

寒空の下、げんなりきましたドクロ

私が欲しかったツリーの1サイズ小さいのと、リースをあきらめて、小さな軽め、安めのオーナメントで妥協してとりあえずツリーをゲットしたのでした。

ところが、ツリーをリビングに飾ってからというもの、、、
明るいうちからツリーのピカピカを点灯し始めて、自分のクリスマスCDをいろいろと引っ張りだして来て(普通6枚もクリスマスCDもってるかー?)、じっと何をする事もなくソファに座りクリスマスソングを聴いてはツリーを愛でて少しもツリーのそばから離れないじゃないですか!

“ハニー、ツリーやっぱり買ってよかったよラブラブ


だって。

だったらはじめから能書きいうなー!


いっつもこうなんです。最後は、“ああよかったな”って思うらしいんだけどそこにたどり着くまでにもめないとならんのです。

疲れるわ