behind lucky children's smile 福娃の笑顔の陰に -北京オリンピック
オリンピックがオリンピックであるが故の趣旨とだいぶかけ離れ、W杯やその他同様、巨大『ビジネス』になっているということですかね。この5人の福娃の笑顔の裏には、12歳の子供の過酷な労働があるのか、、、。
それにしても、このマスコット、可愛くないんですけど。
http://www.beijing2008.com/81/08/article211990881.shtml
比較的まがいものが少ない(これだけは自分たちの利益に関わるから、コピー製品が出回らないように政府が規制しているという噂)オリンピック公式グッズも、最近ちらほら、町で売りつけてくるおじさま、おばさまを見かけるようになりました。野球帽やTシャツをもって尾行されちゃいます。日曜日にリリースされ、月曜日に新聞記事になった、この記事。
> ^Report calls on IOC to act on `abuses' by Chinese Olympic suppliers<
>
> ^By STEPHEN WADE=
>
> ^AP Sports Writer=
>
> BEIJING (AP) _ Backpacks, caps and other licensed products for the 2008
> Beijing Olympics are being made in Chinese factories that use child labor and
> force employees to work long hours for less than minimum wage, a report
> released Sunday said.
>
> The report, compiled by PlayFair 2008 _ an alliance of global trade unions and
> labor groups _ identified four factories that it says are abusing Chinese and
> international labor standards to produce Olympics-licensed products.
>
> The findings are likely to prove embarrassing to organizers of the 2008
> Olympics and the International Olympic Committee. The communist government
> wants to use the Beijing Games to project a positive image of China to the
> world. The city is spending an estimated US$40 billion (euro30 billion) on a
> complete makeover, bulldozing low-rise neighborhoods and replacing them with
> glittering skyscrapers.
>
> "Licensing of the Olympic brand is a major source of income for the IOC and
> national Olympic committees," said Guy Ryder, general secretary of the
> International Trade Union Confederation, a PlayFair campaign member and
> worldwide union association which is headquartered in Brussels.
>
> "It brings shame on the whole Olympics movement that such severe violations of
> international labor standards are taking place in Olympic-licensed factories,"
> Ryder said.
全文はこちらから。
http://www.miamiherald.com/news/world/AP/story/136828.html
拙訳はこちらです。
*********************
北京オリンピックグッズ製造業者の不当雇用について、国際オリンピック委員会を避難
バックパック、野球帽等のライセンス商品が、中国の工場で子供の労働力や、定められた最低賃金以下での長時間労働等、不当な労働条件下での不正労働等を利用して製造されていると、6月10日付けのレポートが発表された。
国際的組合組織であるPlayFair 2008によってまとめられたこのレポートは、中国の4工場が国際的な労働規制、および中国国内の労働規制に反してオリンピックグッズを生産していると発表した。
この指摘は、国際オリンピック委員会と北京オリンピック委員会、双方の面目をつぶすことになりそうだ。
共産主義国家である中国の政府は、世界に好印象を与えるための手段として、北京オリンピックという好機をフル活用したいところだ。北京市は推定400億ドルを費やして、同市の再開発をしているといわれており、市民の住む建物は取り壊され、華美な高層ビルがどんどん建設されている。
オリンピックブランドのライセンスは、国際オリンピック委員会と、中国オリンピック委員会にとっての、主要な収入源であると、PlayFairキャンペンおよびワールドワイドトレードアソシエーションのメンバーの一員であり、ブリュッセルに本拠地を置く国際労働組合総連合の事務局長であるGuy Ryderは述べた。同士は『国際的労働基準を無視するこのような深刻な不正が、オリンピック委員会認可の工場で行われているとは、オリンピックという祭典に大きな泥をぬることとなる』という見解を示した。北京オリンピック運営委員会(BOCOG)の関係者は、そのようなレポートは見た事がないと言い、コメントを拒否した。
国際オリンピック委員会によると、国際オリンピック委員会には直接的オリンピックの公式グッズについてコントロールする権利は持っていないが、同委員会が構成な労働規制を作成してあり、オリンピック開催都市と、公式に認定された製造元はこの規定に従うものとされている。
国際オリンピック委員会のGiselle Daviesは同委員会を代表し、『国際オリンピック委員会は、オリンピックという世界規模の祭典のリーダーとして社会的責任を可能な限り全うするつもりである。なので、人道的手段での生産過程は重要である』と、用意された見解を述べた。
50万人の外国人が訪れると言われる北京オリンピックはオリンピック史上、最も利益をあげるオリンピックだと言われており、公式スポンサー達は今後期待される中国市場に取り入ろうと北京オリンピック運営委員会(BOCOG)に詰めかけている。
PlayFairの "No medal for the Olympics on labor rights"というタイトルのついたレポートによると、オリンピックのマスコットグッズの販売のみの利益だけで、30億ドルにのぼるといわれている。国際オリンピック委員会によると、2004年のアテネオリンピック時、ライセンス商品の販売で、6150万ドルの収益をあげた。PlayFairは、中国南部で、公式オリンピックグッズを生産する4工場を調べた。調査員として、何名かの調査員は工場に作業員として潜入し、1日12時間の労働を強いられ、残業代は支払われず、12歳という年齢の児童労働者のいることを確認し、労働賃金は法で定められた最低賃金を下回っており、労働条件はきわめて危険性の高いものであったとした。
調査の入った工場は:この4工場である。
> _ Lekit Stationery Company, Ltd.
>
> _ Yue Wing Cheong Light Products (Shenzhen) Co. Ltd.
>
> _ Eagle Leather Products Ltd.
>
> _ Mainland Headwear Holdings Ltd.
AP社はこのうち全4工場に電話をかけたが、電話に応対したのはこのうち3工場で、残りの1工場は電話に応対しなかった。
応対した3工場はみな、『労働基準を侵害するようなことは行っていない』と述べた。
自らをMs. Changとだけ名乗るEagle Leather Products Ltd.のある女性は『このレポートが主張することを認めない。我々の工場はオリンピックのロゴ入りバッグをつくっていて、労働時間は朝8時から夜6時、残業も、児童労働もない』と、述べた。
オーストラリアナショナル大学の社会学者であるDr. Anita Chanは、『4工場に関するレポートにあるような労働条件は中国ではきわめて当たり前で、これが中国を、低コスト生産の代表選手にした所以だ。これらの工場は単なる数ある似たような工場のうちの4つにしかすぎない』といった。中国での労働の現状を専門とするDr. Anita Chanは、『限度の問題でこそあるが、オリンピック関連だということで取りざたされているが、中国でありきたりなことのうちの1つにすぎない』と述べた。
Dr. Anita Chanは、これらの4つの工場のある中国南部の中国政府が定めた最低賃金はおよそ1ヶ月、700人民元(90ドル)だという。服飾工場で、多くの若い女性作業員が入り用になっていることから、児童労働は中国でますます増加の一途をたどるとみている。
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それにしても、最近の中国、『ボロ』でまくりだ~!
オリンピックがオリンピックであるが故の趣旨とだいぶかけ離れ、W杯やその他同様、巨大『ビジネス』になっているということですかね。この5人の福娃の笑顔の裏には、12歳の子供の過酷な労働があるのか、、、。
それにしても、このマスコット、可愛くないんですけど。

http://www.beijing2008.com/81/08/article211990881.shtml
比較的まがいものが少ない(これだけは自分たちの利益に関わるから、コピー製品が出回らないように政府が規制しているという噂)オリンピック公式グッズも、最近ちらほら、町で売りつけてくるおじさま、おばさまを見かけるようになりました。野球帽やTシャツをもって尾行されちゃいます。日曜日にリリースされ、月曜日に新聞記事になった、この記事。
> ^Report calls on IOC to act on `abuses' by Chinese Olympic suppliers<
>
> ^By STEPHEN WADE=
>
> ^AP Sports Writer=
>
> BEIJING (AP) _ Backpacks, caps and other licensed products for the 2008
> Beijing Olympics are being made in Chinese factories that use child labor and
> force employees to work long hours for less than minimum wage, a report
> released Sunday said.
>
> The report, compiled by PlayFair 2008 _ an alliance of global trade unions and
> labor groups _ identified four factories that it says are abusing Chinese and
> international labor standards to produce Olympics-licensed products.
>
> The findings are likely to prove embarrassing to organizers of the 2008
> Olympics and the International Olympic Committee. The communist government
> wants to use the Beijing Games to project a positive image of China to the
> world. The city is spending an estimated US$40 billion (euro30 billion) on a
> complete makeover, bulldozing low-rise neighborhoods and replacing them with
> glittering skyscrapers.
>
> "Licensing of the Olympic brand is a major source of income for the IOC and
> national Olympic committees," said Guy Ryder, general secretary of the
> International Trade Union Confederation, a PlayFair campaign member and
> worldwide union association which is headquartered in Brussels.
>
> "It brings shame on the whole Olympics movement that such severe violations of
> international labor standards are taking place in Olympic-licensed factories,"
> Ryder said.
全文はこちらから。
http://www.miamiherald.com/news/world/AP/story/136828.html
拙訳はこちらです。
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北京オリンピックグッズ製造業者の不当雇用について、国際オリンピック委員会を避難
バックパック、野球帽等のライセンス商品が、中国の工場で子供の労働力や、定められた最低賃金以下での長時間労働等、不当な労働条件下での不正労働等を利用して製造されていると、6月10日付けのレポートが発表された。
国際的組合組織であるPlayFair 2008によってまとめられたこのレポートは、中国の4工場が国際的な労働規制、および中国国内の労働規制に反してオリンピックグッズを生産していると発表した。
この指摘は、国際オリンピック委員会と北京オリンピック委員会、双方の面目をつぶすことになりそうだ。
共産主義国家である中国の政府は、世界に好印象を与えるための手段として、北京オリンピックという好機をフル活用したいところだ。北京市は推定400億ドルを費やして、同市の再開発をしているといわれており、市民の住む建物は取り壊され、華美な高層ビルがどんどん建設されている。
オリンピックブランドのライセンスは、国際オリンピック委員会と、中国オリンピック委員会にとっての、主要な収入源であると、PlayFairキャンペンおよびワールドワイドトレードアソシエーションのメンバーの一員であり、ブリュッセルに本拠地を置く国際労働組合総連合の事務局長であるGuy Ryderは述べた。同士は『国際的労働基準を無視するこのような深刻な不正が、オリンピック委員会認可の工場で行われているとは、オリンピックという祭典に大きな泥をぬることとなる』という見解を示した。北京オリンピック運営委員会(BOCOG)の関係者は、そのようなレポートは見た事がないと言い、コメントを拒否した。
国際オリンピック委員会によると、国際オリンピック委員会には直接的オリンピックの公式グッズについてコントロールする権利は持っていないが、同委員会が構成な労働規制を作成してあり、オリンピック開催都市と、公式に認定された製造元はこの規定に従うものとされている。
国際オリンピック委員会のGiselle Daviesは同委員会を代表し、『国際オリンピック委員会は、オリンピックという世界規模の祭典のリーダーとして社会的責任を可能な限り全うするつもりである。なので、人道的手段での生産過程は重要である』と、用意された見解を述べた。
50万人の外国人が訪れると言われる北京オリンピックはオリンピック史上、最も利益をあげるオリンピックだと言われており、公式スポンサー達は今後期待される中国市場に取り入ろうと北京オリンピック運営委員会(BOCOG)に詰めかけている。
PlayFairの "No medal for the Olympics on labor rights"というタイトルのついたレポートによると、オリンピックのマスコットグッズの販売のみの利益だけで、30億ドルにのぼるといわれている。国際オリンピック委員会によると、2004年のアテネオリンピック時、ライセンス商品の販売で、6150万ドルの収益をあげた。PlayFairは、中国南部で、公式オリンピックグッズを生産する4工場を調べた。調査員として、何名かの調査員は工場に作業員として潜入し、1日12時間の労働を強いられ、残業代は支払われず、12歳という年齢の児童労働者のいることを確認し、労働賃金は法で定められた最低賃金を下回っており、労働条件はきわめて危険性の高いものであったとした。
調査の入った工場は:この4工場である。
> _ Lekit Stationery Company, Ltd.
>
> _ Yue Wing Cheong Light Products (Shenzhen) Co. Ltd.
>
> _ Eagle Leather Products Ltd.
>
> _ Mainland Headwear Holdings Ltd.
AP社はこのうち全4工場に電話をかけたが、電話に応対したのはこのうち3工場で、残りの1工場は電話に応対しなかった。
応対した3工場はみな、『労働基準を侵害するようなことは行っていない』と述べた。
自らをMs. Changとだけ名乗るEagle Leather Products Ltd.のある女性は『このレポートが主張することを認めない。我々の工場はオリンピックのロゴ入りバッグをつくっていて、労働時間は朝8時から夜6時、残業も、児童労働もない』と、述べた。
オーストラリアナショナル大学の社会学者であるDr. Anita Chanは、『4工場に関するレポートにあるような労働条件は中国ではきわめて当たり前で、これが中国を、低コスト生産の代表選手にした所以だ。これらの工場は単なる数ある似たような工場のうちの4つにしかすぎない』といった。中国での労働の現状を専門とするDr. Anita Chanは、『限度の問題でこそあるが、オリンピック関連だということで取りざたされているが、中国でありきたりなことのうちの1つにすぎない』と述べた。
Dr. Anita Chanは、これらの4つの工場のある中国南部の中国政府が定めた最低賃金はおよそ1ヶ月、700人民元(90ドル)だという。服飾工場で、多くの若い女性作業員が入り用になっていることから、児童労働は中国でますます増加の一途をたどるとみている。
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それにしても、最近の中国、『ボロ』でまくりだ~!
