a hand-made jewelry - 手作りアクセ


昨晩、東京にいる古い友達と電話で話しをしました。長電話って、時には必要。
これはこの間帰国した際に、彼女がくれたネックレス。彼女はオリジナルアクセサリーをつくるデザイナー兼職人でもあるのです。私も過去に、かつてのボーイフレンドとペアで、プレエンゲージリング(笑)、誕生石のガーネットの石だけ持っていたので、それを利用した指輪、アンクレット、などなどをつくってもらっています。
先日帰国の際には、お気に入りのペンダントヘッドを彼女に託してきました。おまかせでそのペンダントヘッドにあう鎖(金属、レザーなんでも)を彼女につけてもらおうと思って。

このネックレスは彼女がつけていて、あんまり可愛いので恨めしそうな視線をネックレスに投げつつ、可愛いな、可愛いなと連日言っていたら、仕方なくプレゼントしてくれたというもの。



彼女はB型なのですが、作品にでてますか? もうちょっとズームインしてご覧ください。




私の母は彼女の展示会に数年前に立ち寄った際、シルバーと貝殻ででいたとても軽いイヤリングを購入しました。とても軽くて、イヤリングアレルギーの母でもつけていて苦にならないという優れものでした。デザインもなかなかさりげなく、かといって、清楚すぎずなかなか。ごっついようなのですが、その中に暖かみがあるでしょう? 
アメリカにいった時も、アメリカ人の知り合いに大好評。結構ショッピングをしていたりしても、「素敵ですね」なんてお声がかかるから、「え? わたくし?」と思うと視線がこのネックレスにいっていたりするのです。


退化するセンスオブユーモア

昨晩に限ってのことではなく、ときどき、ふと思うんですが、、、

「私の話しって(昔に比べて)面白くない」んじゃないかって。
きっとこれって私だけでなく、日本を離れて久しい日本人が日本語で日本人の友達などと話しをしているときにふとよぎる「?」なのではなかろうか?
こうしてインターネット上で、日本語に触れる機会は今日では多大にあるわけで、メールやなにかでいろいろを日本語で文章をかくことも日常茶飯事。インターネットが普及していなかった頃に比べたら、環境は良くなっているとはいえるものの、あまり日本語を話すためにつかう口の周りや舌の筋肉を使う機会は日常的にはないので、ときどき機会あって日本語で話しをしようとすると、気ばかりが先急いで、身体的にはついていけないという現象が起きてくるようなのです(昔足の早かったお父さんが子供の運動会で数十年振りにリレーに出場して、足が気についていけずに転倒しているのと同様)。そして日本的笑いのつぼについての感性も、どんどん鈍くなる訳で、ちょっぴり寂しかったり。が、母国語は強し。数ヶ月日本にいればきっと笑いの勘も取り戻し、私の言うことにも切れがでてきて、きっと少しは気の利いたことが言えるようになるんだと思うけど。
言葉って感情と直結しているだけに、奥深い。いろいろと複雑に絡み合ってたりしますよね。
つまり、言語機能というのは、我々が思う以上に、フィジカルなものなんじゃないかしら? 脳の中で起きていることもさることながら、もっと習慣的で肉体的な、ジムで体を鍛えるようなもの。筋肉が使わなければ退化し、パフォーマンスが劣化するのと同じく、言葉も使わなければどんどん退化していく。ただ母国語は忘れることは不可能だから、いくら退化しても失うことはないけれど、物心がついてから習得した外国語は、身に付きにくく、失いやすいのかもしれないですね。だいたい私は帰国して10日から2週間くらい経つともう、英語でかかってくる国際電話というので「話し込む」のが大義に思えて来て、お酒を飲み過ぎたときのように、口元がまどろっこしく感じられてきます。そしてまた英語圏のなかに戻った後でも1週間くらいは口元がまどろっこしく感じられたりした後、また普段の感覚を取り戻していきます。これってダンスや運動と一緒ですね。学問的にあんまり学ぼうとしない方が懸命かも。あくまでも体得。just do itってやつですかね。
そうはいっても、念のため申し上げますが、私の英語もまだまだひよっこ。確かに20年前、10年前、5年前と過去に比べたら少しずつはましになってはいるだろうとは思うけど、バイリンガルにはほど遠い。多分、この先私がいくら英語のネイティブスピーカーと一つ屋根の下に暮らし続け、英語圏の中で暮らし続けたとしても、まるでネイティブスピーカが話しているように話せるようには、残念ながら一生ならないでしょうなあ。
発音、アクセント、イントネーションといったことばかりでなく、すべて。一生かけてもきっと私の英語は外国人の英語でしかないと思うのです。それはそれで事実なのですもの。嫌なヒトもあるかと思いますが、フォーリンアクセントって、チャーミングだったりもするのよ♡
短所はできる限り長所にすりかえて生きてこっと♪