finding a place to live / 北京住宅事情
あなたはお部屋探しが好きですか?
部屋探しって、なんだか少しの間夢がみられるような気がしませんか?
夢を無理に現実にしようとするとその後数年、高い家賃にプレッシャーをかけられることになりますが(笑)。
私は引っ越しに多少うんざりしておりまして(2年足らずの間に東京都内のアパートから実家へ、実家から英国、サリー州へ、サリー州からロンドン北部へ、ロンドンからケント州へ、ケント州から、ニュージーランド、ウェリントンへ、またケント州に戻り、その後ケント州内で引っ越しという引っ越し三昧を経て、最後はもうどこにも行きたくなーいという心境になり、4年間、ケント州北部のフラットに暮らした後、北京に移動となりました。
北京での外国人向けの賃貸物件はほとんど家具付きだと思って間違いではないようです。大きな家具だけではなく、テレビ、電子レンジ、加湿器、などももれなくついてきます。
イギリスと違い、ひとつひとつの物件の広さも平方メートルできちんと知ることができます(イギリスではとかく、"a spacious living room", "a large master bed room"などと、曖昧)。見つけた不動産会社の広告をつてに、問い合わせの電話をすると、必ずといっていいほどその日のうちに(それがクリスマスでも大晦日でも)、アパート見学ツアーにつれていってくれます。だいたい英語や日本語のはなせる営業の方が、運転手さんと一緒にホテルまで迎えに来てくれて、予算に応じた物件をいろいろみせてくれます。だいたいのお家賃の相場は教えてくれますが、家賃についてはあまり明確ではなく、真剣な興味を示してはじめて営業の方が、大家さんと交渉をしてくれるというのが通常のようです。「ペンキを塗り替えてもらって、ベッドをとりかえてもらって、クローゼットを足してもらって、どれくらいの家賃になりますか?」、「大家さんが200ドル家賃をさげてくれるかわりに、既存の家具を撤去することは難しい」、「家具はXドルまでだったら大家さんが負担してくれると言ってくれている」とかいったやりとりがあったりします。
同じ建物の中の同じ間取りの物件でもお家賃は様々です。
物件についてですが、まず、「広い」です。
日本の都市やロンドンで同じような予算のアパートでは考えられない広さです(話に寄ると、広さの変わりに最近ではアパートの質やコンビニエンスを重視したアパートの開発が重視されて来ているということですが)。なので、これはお気に入りで処分してしまいたくないのだけどどうしよう?というものがおありでしたら、北京にもってきてしまってもきっと大丈夫だと思います。
最初にお支払いするのは2ヶ月の保証金と1ヶ月分の最初の月の家賃です。契約にはパスポート等も必要になります。外国人向け物件の場合ほとんど、ジム付きです。ジムのメンバーシップ(あるいは使用料)込みで家賃がいくらといった風になることが多いようです。
たまに驚くほど悪趣味なインテリア/家具に出会うこともあり、かなり笑えます。日本人とは根本的に好みが違うことが一目瞭然にわかります。ちょっと部屋をみるつもりでも、あっという間に4、5人の中国人のお伴つきなんてことになることも多々あり、営業の人をのぞいて、コミュニケーションをとれない人たちばかりに囲まれてながら、物件をチェックするのはかなりやりづらかったりもします。あるときは、狭いエレベータの中で物件を管理している会社からの方が中国語で何かおっしゃり、それを中国人の営業の方が私に日本語で伝え、それを私がボーイフレンドに英語で伝えるなんてことがありました。まさにチャイニーズウィスパーです(笑)。
営業の方々の語学力ですが、一般的な北京市民に比べたら、きわめて高いです。しかし、実際に詳細な情報を教えていただこうとしたり、あやふやなところを明らかにしようとしたりすると、どんどんコミュニケーションは怪しくなってきます。なので詳細は、契約書のドラフトを受け取った時点ではっきりされるしかないように思いました。外国語のわかる大家さんでない限り、不動産会社の担当者を通して大家さんとはやりとりをすることになります。
家賃は銀行振込もできます。現金で受け取りたい大家さんが多いようです(多少のディスカウントがあったりもするとか)。銀行口座は簡単に開けます。外国にあるアメリカドル口座から人民元口座への振込は2、3日かかるようです。銀行の窓口はだいたい行くと必ず10人くらい人が待っています。
アパートの床はフローリングであるところが多いようです。中には畳の部屋のある物件、大理石の床の物件などもあるようですが。だいたいトイレが2つ、1つはシャワールーム、もうひとつはバスルームになっています。高層ビルの中の物件が北京市中心ではほとんどのようです。建物の1階にたいがい、スーパーやコーヒーショップ、パン屋さん、クリーニング店などの設備があるので便利です。わざわざ買いだめする必要もありません。
たいていのこのような建物の前にはタクシーも待機していてくれます。冬、室内は暖かく快適ですがとても感想します。高級アパートではないかぎり、家具は、IKEA、あるいはそれ風のものが主流のようです(こちらにもIKEAがあります)。
水道水は飲めません。化学臭がします。
ブロードバンドサービス付きの物件が多くありますが費用をだれが持つかは、大家さんとの交渉次第です。
掃除、選択、食事の支度などに中国人のお手伝いさんを雇われている方も多くいらっしゃいます。
あなたはお部屋探しが好きですか?
部屋探しって、なんだか少しの間夢がみられるような気がしませんか?
夢を無理に現実にしようとするとその後数年、高い家賃にプレッシャーをかけられることになりますが(笑)。
私は引っ越しに多少うんざりしておりまして(2年足らずの間に東京都内のアパートから実家へ、実家から英国、サリー州へ、サリー州からロンドン北部へ、ロンドンからケント州へ、ケント州から、ニュージーランド、ウェリントンへ、またケント州に戻り、その後ケント州内で引っ越しという引っ越し三昧を経て、最後はもうどこにも行きたくなーいという心境になり、4年間、ケント州北部のフラットに暮らした後、北京に移動となりました。
北京での外国人向けの賃貸物件はほとんど家具付きだと思って間違いではないようです。大きな家具だけではなく、テレビ、電子レンジ、加湿器、などももれなくついてきます。
イギリスと違い、ひとつひとつの物件の広さも平方メートルできちんと知ることができます(イギリスではとかく、"a spacious living room", "a large master bed room"などと、曖昧)。見つけた不動産会社の広告をつてに、問い合わせの電話をすると、必ずといっていいほどその日のうちに(それがクリスマスでも大晦日でも)、アパート見学ツアーにつれていってくれます。だいたい英語や日本語のはなせる営業の方が、運転手さんと一緒にホテルまで迎えに来てくれて、予算に応じた物件をいろいろみせてくれます。だいたいのお家賃の相場は教えてくれますが、家賃についてはあまり明確ではなく、真剣な興味を示してはじめて営業の方が、大家さんと交渉をしてくれるというのが通常のようです。「ペンキを塗り替えてもらって、ベッドをとりかえてもらって、クローゼットを足してもらって、どれくらいの家賃になりますか?」、「大家さんが200ドル家賃をさげてくれるかわりに、既存の家具を撤去することは難しい」、「家具はXドルまでだったら大家さんが負担してくれると言ってくれている」とかいったやりとりがあったりします。
同じ建物の中の同じ間取りの物件でもお家賃は様々です。
物件についてですが、まず、「広い」です。
日本の都市やロンドンで同じような予算のアパートでは考えられない広さです(話に寄ると、広さの変わりに最近ではアパートの質やコンビニエンスを重視したアパートの開発が重視されて来ているということですが)。なので、これはお気に入りで処分してしまいたくないのだけどどうしよう?というものがおありでしたら、北京にもってきてしまってもきっと大丈夫だと思います。
最初にお支払いするのは2ヶ月の保証金と1ヶ月分の最初の月の家賃です。契約にはパスポート等も必要になります。外国人向け物件の場合ほとんど、ジム付きです。ジムのメンバーシップ(あるいは使用料)込みで家賃がいくらといった風になることが多いようです。
たまに驚くほど悪趣味なインテリア/家具に出会うこともあり、かなり笑えます。日本人とは根本的に好みが違うことが一目瞭然にわかります。ちょっと部屋をみるつもりでも、あっという間に4、5人の中国人のお伴つきなんてことになることも多々あり、営業の人をのぞいて、コミュニケーションをとれない人たちばかりに囲まれてながら、物件をチェックするのはかなりやりづらかったりもします。あるときは、狭いエレベータの中で物件を管理している会社からの方が中国語で何かおっしゃり、それを中国人の営業の方が私に日本語で伝え、それを私がボーイフレンドに英語で伝えるなんてことがありました。まさにチャイニーズウィスパーです(笑)。
営業の方々の語学力ですが、一般的な北京市民に比べたら、きわめて高いです。しかし、実際に詳細な情報を教えていただこうとしたり、あやふやなところを明らかにしようとしたりすると、どんどんコミュニケーションは怪しくなってきます。なので詳細は、契約書のドラフトを受け取った時点ではっきりされるしかないように思いました。外国語のわかる大家さんでない限り、不動産会社の担当者を通して大家さんとはやりとりをすることになります。
家賃は銀行振込もできます。現金で受け取りたい大家さんが多いようです(多少のディスカウントがあったりもするとか)。銀行口座は簡単に開けます。外国にあるアメリカドル口座から人民元口座への振込は2、3日かかるようです。銀行の窓口はだいたい行くと必ず10人くらい人が待っています。
アパートの床はフローリングであるところが多いようです。中には畳の部屋のある物件、大理石の床の物件などもあるようですが。だいたいトイレが2つ、1つはシャワールーム、もうひとつはバスルームになっています。高層ビルの中の物件が北京市中心ではほとんどのようです。建物の1階にたいがい、スーパーやコーヒーショップ、パン屋さん、クリーニング店などの設備があるので便利です。わざわざ買いだめする必要もありません。
たいていのこのような建物の前にはタクシーも待機していてくれます。冬、室内は暖かく快適ですがとても感想します。高級アパートではないかぎり、家具は、IKEA、あるいはそれ風のものが主流のようです(こちらにもIKEAがあります)。
水道水は飲めません。化学臭がします。
ブロードバンドサービス付きの物件が多くありますが費用をだれが持つかは、大家さんとの交渉次第です。
掃除、選択、食事の支度などに中国人のお手伝いさんを雇われている方も多くいらっしゃいます。