【見た悪夢 2026年9月29日】
地元の町にある飲食店に母と一緒に訪れている私。もちろんこれは夢であり、現実にそのような店は無い。
店はとても汚くて埃っぽく、家畜小屋のような饐えた(すえた)臭いが充満しており、とても不快な気分だった。
カウンター席しか無かったため、母と隣り合わせで座る。
店主は丸々と太った頭の禿げた男性で、汚れたシャツに半ズボンという不衛生な恰好をしていた。
肉料理が評判のお店とのことだったが、私と母はラーメンを注文した。
出されたラーメンはいたって普通のものだった。
それを完食する私と母。
そこで場面は変わり、ひとりで地元の町を歩いている私。時刻はお昼頃で、空は晴れている。
そして町中で偶然、昔の同級生と遭遇する。同級生は小学校時代か高校時代かは曖昧だった。同級生で男性だったという記憶はあるが、その姿は不鮮明だった。
同級生は「お勧めの食べ物屋があるから一緒に行こう」と私を誘った。
私は了承し、二人でその店へと向かった。
到着したお店は、さきほど母と一緒に入ったあの不潔な肉料理店だった。
友人と一緒に店に入るとカウンター席はほぼ満席であり、私と同級生の二人分の席だけがかろうじて残っていた。
私は同級生と隣り合わせで座った。
あの不衛生な恰好の太った店主もキッチンに立っている。
私と同級生が座ると、客全員に「焼いた肉が乗った肉丼」と「肉餃子」が提供された。
他の客と同級生はそれを食べ始めたが、私はどこか不快な感じがして食べ始めることが出来ずにいた。
すると太った店主が突然演説のように喋り出し、同時に店主の横に小さなスクリーンが登場した。
店主は「じつは身内がある女性に殺害されたんだ。そこで俺はその女性に口を割らせようとした。こうやってね」と説明し、客全員にスクリーンを観るよう促した。
スクリーンには、女性の顔の皮膚を剥がして自分の顔に貼り付けている店主の姿があった。その姿は、映画「悪魔のいけにえ」に登場するレザーフェイスのようだった。
女性の顔の皮膚を自らの顔に貼り付けた店主は、女性の声真似をしながら「私が殺したの。私が犯人なのよ」というような事を喋り始めた。
スクリーンの光景は異様そのもので私は恐怖を覚えていたが、他の客は平然とした様子でそれを観ていた。
映像が終わるとスクリーンは消滅し、店主は助手の男性をひとり連れて店外へと出ていってしまった。
すぐに戻ってきた店主は大きな容器のようなものを抱えており、その中には肉寿司が大量に入っているのが確認できた。
店主は「1つ500円の肉寿司だよ。さあさあ、みんな買っていって」と喋り始めた。
しかし私を含め、その肉寿司を買う者はひとりもいなかった。
店主は「買わないなら、この肉寿司は助手が食べるよ」と言い、容器から肉寿司をひとつずつ取り出しては助手へと渡していった。助手の男性が実際にその肉寿司を食べていたかまでは覚えていない。
容器は空になった。肉寿司はすべて助手が受け取ったようだった。
カウンター席にいる私は隣に座っている同級生に、「この肉餃子、食べるのか?人間の肉を使ってるかもしれないぞ」と話しかけた。
しかし同級生は全く気にしていないようで「おいしいよ」と言いながら、肉餃子をモグモグと食べている。見た目は普通の餃子で、同級生が半分かじった餃子の中身も普通の肉のような見た目だった。
それでも不安だった私は肉餃子も肉丼にも全く手を付けなかった。
次に店主はいくつかの箱を取り出した。全部で5~6箱ほどだった。
箱の中には、乾電池とも弾薬とも見てとれるような物体が沢山入っていた。直径は4~5センチほどで、幅は2センチほど。
店主は「これを整理しなくちゃいけないんだ」と言い、助手や他の客と一緒に、箱の中でそれらを綺麗に整頓し始めた。
他の箱には、大きな線香花火のような物が大量に入っているのも確認できた。
私はその線香花火のようなものに近づき、それを指差して「これは花火ですか?」と店主に訊ねた。
店主は「花火じゃないよ。先端に火を付けるとね、黒い煙が出てくるんだよ。そしてその煙を吸うんだ」と語った。
すべてが異様なその店に私は強い恐怖を覚え、ついに我慢できずに退店することにした。
私は店主に「何も買わずにすみません。私はもう時間なので帰ります」と言い残し、足早に店をあとにした。会計はしなかった。
店を出ると外は薄暗くなっており、もうすぐ夜になろうとしていた。
私は帰るため、町の中をひとりで歩いていった。ここで目が覚める。
非常に怖い悪夢で、起きたときは寝汗で下半身がビッショリだった。
不思議なことに寝汗は下半身だけであり、上半身は一切汗をかいていなかった。
最初は失禁したのではないかと思ったが、下着や寝間着を確認しても失禁はしていなかったし、汗は足全体に広がっていたので、やはり寝汗で間違いなかった。
なぜ下半身だけ寝汗をかいたのかは謎である。
この日は雨で天気が崩れており、気温も低かったので熱帯夜というわけでもなかった。