後編、
とても長いですがお付き合い下さいませ。
取調べの会話は省略します。
まず刑事課長から、今回の労働基準法違反、県育成条例などの話をされる。
当然ながら、派遣業、自営業は15年以上の経験があった。
水商売に関する法律ぐらいは頭に入っている。
ある一人の都会の女子高校生 入学したばかり、実際は15歳だった。
家庭内に事情のある子供 登校拒否状態で、親が高校に休学届けを出していたという。
彼が友達と家出をし、親戚を尋ねてきたらしい。
この彼氏も友達も未成年者。
親戚の若いお兄ちゃんは、二人を見かねて、アパートを借り生活の面倒まで見ていたという。
この親戚のお兄ちゃんには、妻子がいる。
生活費は、今までの倍以上。このお兄ちゃんの給料だけでは生活はできない。
家出人二人は、仕事を探すがこの小さい島、高校中退した子供なんか、そうやすやすと引き受けてくれる会社はない。
家出人二人がやってきてから、一週間後、その女子高生が彼氏を追いかけて来てしまったのだ。
親戚のお兄ちゃんの扶養はまた一人増えてしまった。
昼夜働き、食費、アパート代や光熱費全部負担していたらしい。
その3人は、アルバイトするでもなく毎日3人で遊びほうけていたのだ。
どんなにお人よしでも、自分が汗水流して働いているのにお世話になってる居候、奴らはただ遊んでいる。
腹が立たないわけはない。
手っ取り早い稼ぎ口??
観光ホテルに入るコンパニオン(ハローワークに求人を出していた。)
水商売。これは値段もいいし、日払いもある。
そう考えたお兄ちゃんは、うちのスタッフに、アルバイトしたい女の子がいると声をかけた。
ちょうど忙しい時期だった。若い子で、酒も飲めればこんな簡単に儲かる仕事はない。
うちのスタッフに女子高生を紹介した。
顔もかわいいし、酒も飲めるときたら、人手が足りないときにはちょうどいい。喉から手が出るくらいほしい存在だった。
しかも、年齢をごまかした女子高生は、アルバイトしたいが、どこも無く、小遣いさえないと同情を引いた話をしたに違いない。
紹介された夜、同情したスタッフは、ご飯までご馳走し、着る服も持ってきていないという女子高生に、自分の洋服や靴まであげるまでの仲になったらしい。なんてお人よしなスタッフなんだろう。
私といったら、ご想像通り入院中でした。
派遣の仕事は、以前からこの騙されたスタッフに全部任せてあった。
まんまと、スタッフが騙されているのも知らぬまま私は、「馬鹿面」して病院で寝てたに違いない。
コンパニオンの派遣の辛いところは、女の子の手配が一番大変なのだ。
毎日、仕事に出れる女の子ばかりでない。
足りない日も出てくる。
結局、2回程女子高生を使ったみたいだ。
その後、親切な、スタッフを騙しているのは心苦しかったのだろう。
スタッフ同士で仕事の帰り飲みに行ったスナックで自分が、15歳だとスタッフに告白したのである。
告白されたスタッフは、罪悪感とともに、彼女に説教を始めたらしい。
まあ、騙されていた鬱憤をはらすために、かなりの酒をのみ、具合が悪くなり、他のスタッフに家まで送ってもらってそれからは
記憶が無かったとか。
その後スナックに置き去りにされた女子高生の行動、アパートに帰れば、彼氏に暴力を振るわれるし、夜遊ぶところも無い。
こんなつまらない所にいるより、いっその事実家に帰りたい。
スナックの近くに警察署があった。
警察でお金を借りて、お家に帰ろうと思った女子高生は、警察署に向かった。
警察署では、夜中に金を貸してくれという女子高生を保護し、今までの経過を当然調べないわけにはいかない。
スタッフは、15歳の小娘にまんまとはめられたのだ。
私は、当然スタッフが、未成年者を仕事に使うはずがないと確信していたし、それくらいは常識なのだからと安易に考えていた。
こんな、結果になってたとは夢にも思わなかった。
私は、一日取り調べがあったが、入院中のアリバイがありそのまま釈放された。(夜10時)
戻り次第スタッフ全員を集め女の子が15歳だったと話したら、全く15歳には見えなかったし酒もガンガン飲んでいたといった。
そんなに大人びた子だったのか???
次の日からは忙しい毎日が続いた。警察通いがつづく。
私の方も、調書ができるまでお呼びがかかれば、必ず警察署に足を運ばなければならない。
スタッフの長い留置が、今度は拘置所に移されないかとひやひやしていた。拘置所に入れば保釈金や弁護士の手配やらで私の頭は、そうとう、パニクっていた。
事件の関係者がとても多く調書をあわせるのに役一ヶ月以上かかったと思う。
まあ、留置所も満員御礼状態で、非常に忙しそうだった。(笑)
笑い事ではないですね。
平和な○○では無いと言うことですから。
その時期は観○○様もいらっしゃいましたので。
スタッフも満員御礼のおかげで、出されるのが伸びたらしい。
なんて可愛そうな~~
おかげで、無事出れました。
で、結果は
検察庁の処分を言い渡されるまでかなりの日が経っていた。
結局、私と、スタッフは不起訴処分となった。
担当の検事がほんとに、いやみの多い奴で、「佐野さんを絶対、裁判に立たせるからそのつもりで。」
弁護士も頼んでおいた方がいいと思うけど」とか
かなり、私は、ビビッていました。なんていやな奴とか思ったけど、不起訴になった時には、嫌な検事が
天使に見えた。といっても天使のワッカは光ってた。(笑)
検察官が、 「佐野さん裁判官制度知ってるよね?うちわ いっぱいもってっていいから宣伝してね。」
「宣伝ですか? ?????はいありがとうございます。」
うちわで宣伝(裁判官制度の宣伝が入ってるうちわ)???
意味わからん!!!
最後に生活安全課の課長が、私にも同じ年代の子供がいるからと話してくれた。
女子高生の両親が離婚し、彼女は、お母さんの元で暮らしていたが、病弱な為、父方に引き取られた。
父は再婚をしており、当然継母がいるし、血のつながりのない兄弟までいる中で、その子だけ邪魔にされ、居場所がなかったという。お母さんも退院した後、再婚したという。
どっちにしても、両方から邪魔にされた女の子には同情するが、その子にも問題があるのではないでしょうか?
今は、未成年者は何をしても、殺人を犯しても少年法で守られています。
私たちの場合は、ほんのかすり傷みたいな事件ですが、これが、殺人とかに巻き込まれ、嘘の証言でもされたらと思うと、ぞっとしました。
未成年者の犯罪は後を絶ちません。
こういう事を繰り返さないように保護者の皆様、お子様とのコミニュケーションをとりましょう。
子供の心をつかんであげてください。
いくら反抗期でも歩みよりは大事です。
親である以上!!
でも、刑事さんが言ったこの話本当かしら???
大人を巻き込んだ事件なのに、また、夏休み明けに、島に来て、テキヤの手伝いをしていたと目撃情報が入った。
私たちが、処罰を受けた意味が無いではないですか。
全く反省している様子がない。親も警察も何してるんだろう?
憤りを覚えます
もう二度とこんな経験はしたくないですよ。
生活安全課も、こんな女の子を被害者扱いにする事がありえない。(いくら未成年者とはいえ)
この女子高生のお蔭で、スタッフの子供や、家の子供達、しばらくは肩身の狭い思いをしていただろうに・・・・・・。
スタッフやうちの子供達の方がよっぽど被害者だよ。
でも、前科が付かなくて本当によかった。
この事件のお蔭でまた入院(再発4回目)
警察の調べが、ドクターKにまで行った事。
「佐野さんなんかあった?刑事が僕の所に来て佐野さんのこと聞くから総務に回した。」
「え?総務?」
「だって、凄く失礼な刑事だったから。」
「事故でも起こしたの?」
「まあ事故みたいなもんですが。先生ご迷惑お掛けしました。すみませんでした」
「まあしょうがないよ。」
思いっきりドレーン入れられた。
「いてぇ~~~~~~!!!!」
この後、ドクターKには、事件のことは話しましたけどね。
私とスタッフの為に、ご迷惑かけた皆様すみませんでした。
一番悪いのが、この私、監督不行届きは肝に銘じて反省しております。
終わり
省略箇所があります。
読みにく文章や内容ですがお付き合い頂きましてありがとうございました。