「地獄だった食品工場」体験記
とある事情で数日だけのアルバイト。
初出勤の日。
白衣、帽子、マスク、長靴。
鏡を見た私は、完全に「大根を切る側の人間」になっていた。
「ここ、寒いからね〜」
先輩が笑顔で言った。
“寒い”のレベルが違った。
食品を守るため、室温はほぼ南極。
入った瞬間、毛穴が閉店した。
仕事内容は、流れてくる唐揚げを延々と並べる作業。
ただ並べるだけ。
簡単そう?
私もそう思ってた。
でも実際は、
速い。
速すぎる!
ベルトコンベアが完全に本気。
唐揚げが
「ほら来たぞ!!働け!!!」
って勢いで流れてくる。
最初は丁寧に並べてた。
でも3分後には、
「はいはいはいはい!!」
って雑に置くロボット化。
途中で1個落としたら、
隣のおばちゃんが無言で拾い、
無言で私を見た。
怖い。
食品工場、無言が一番怖い!!
そして最大の敵。
“トイレ行きたい問題”
勝手に抜けられない。
タイミングを見て申告制。
でも言えない。
流れ止められない空気すごい。
私はずっと、
「まだいける…」
「人間の膀胱、意外と強い…」
って悟りを開いてた。
さらに地獄なのが休憩。
冷え切った体で食堂へ。
温かいお茶が五臓六腑に染みる。
その瞬間だけが、全員めちゃくちゃ優しい。
「今日初めて?」
「慣れるまでキツいよ〜」
さっき無言で圧かけてきたおばちゃんも、
ここでは普通に天使
でも休憩終わり5分前になると、
全員の顔がまた戦士に戻る。
そして午後。
ついに私は、
唐揚げが流れてないのに流れて見える現象に突入。
帰宅後も脳内で
\カラアゲキマース!!/\(°o°)/
ってベルトコンベアが動いてた。
あの日学んだ。
スーパーに並ぶ食品の裏には、
名もなき戦士たちの努力がある。
あと、
唐揚げを綺麗に並べてる人、
想像以上にすごい。
その後懲りずにいくつかの工場にまたプチバイトしたのだが(笑)
☆化粧品工場←コスメ(しかも高級)の試供品貰えたーー!!
(◕ᴗ◕✿)
☆チョコレート工場←休憩中チョコ食べ放題!美味しい〜(ʘᴗʘ✿)でも確実に太る
大変だったけど貴重な体験でした!!
もう働く事はないかな(笑)
