もし癌になったらどうするか | 手書きPOP工房「しあわせのたね」

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「もし癌になったらどうするか?」

昨日、ある方のお見舞いに行ってきました。

体調が悪くなって
病院に検査に行ったら、
大腸癌が発見され、
しかももう手の施しようがない
末期だったそうで、
出来るのは抗がん剤治療。
それでも持って一年。

その方は一切の医療はせず、
家で自然療法をすることを選択されて、
一日、一日心穏やかに過ごされて
いるそうです。

お会いするまでは
どんな言葉をかけたら良いか
心が重たかったのですが、
顔を見て、全く悲壮感がなく、
以前と全く変わらない様子に安心して
返ってこちらが元気をもらって
帰ってきました。

カウンターで「ありがとう」を数えて
感謝をたくさんすると
体が楽なんだそうです。

もし自分が癌になったら、
また家族がなったらと
考えてみました。

私は昔から病院が苦手で、
一回も入院したことがなく、
検査もほとんどしていません。

なので私もおそらくこの方同じ、
発見されたときはもう手遅れで、
手の施しようがない状態に
なっていると思います。

病院で管に繋がれて
一日でも長く体を生きさせるより、
一ヶ月でも二ヶ月でも残された時間を、
家族や気安い友人に感謝を伝えて、
心穏やかに、覚悟を持って
悔いのないよう過ごせたら
幸せだと思うのです。

このことは賛否両論あると思いますが、
人間はいずれいつか必ず死ぬのが
決まっているのですから
私は自分の死に方を選択できる生き方を
していきたいと思います。

もちろん、癌にならないように
予防するのが大前提ですけどね。

もっと言うと、毎日を
明日死んでも大丈夫なように
悔いなく生きたいと思います。