自分の中では柏レイソル・ヤマザキナビスコカップ優勝記念演奏会。
パーヴォ・ヤルヴィ指揮、パリ管弦楽団
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲(ピアノ:ヌーブルジェ)
プロコフィエフ:交響曲第5番
11月4日、東京文化会館
先行抽選で取れた席が「じぇじぇ!」な1階席1列目。
目の前はヴィオラの2プルトと3プルトのあいだあたり。

さて、1曲目の牧神。
木管奏者が見えないので、フィジカル的要素(視覚)が壊滅状態。
こうなるとヤルヴィ氏の指揮を見つめるしかない。
ずっとヤルヴィ氏を見上げていたので首が疲れました。
音もアンバランスに聞こえる席なので、良し悪しがわからないまま牧神終了。

左手のためのピアノ協奏曲はピアノの屋根蓋でヤルヴィ氏が見えなくなる。
ピアノ協奏曲でいつも注目すのは、ピアニストと指揮者のアイ・コンタクトだが、今回は無理。
よく見えるのはピアニストの足だったので、ペダルさばきに注目。
左手の一本なので、ペダルはほほ踏みっぱなしで、節目節目で放す。
強靭なタッチの音が上から降ってきて迫力あります。
オケとの掛け合いはピアニストがオケにあわせていた。
見かけは偉そうだが、演奏ではピアニストの謙虚さを感じた。

プロコは作品的にパリ管にはミスマッチ(フランスとロシア)なので、
シナジー効果を楽しみにしていたが、実音は泥臭さのない垢抜けたサウンドだった。
チューバ奏者に思いっきり拍手しようとしたが、
トロンボーンと一緒に立ってしまったのが残念。

アンコールのルスラン。
視界の外から暴走低音が襲ってくる。
目を向けるとベース奏者が踊っていた。
これは見ていて楽しい!スーパーベース軍団だ!

聴衆の熱気が足りなかったせいか、演奏会は盛り上がりませんでした。