パーマやカラーをすると
「今日はシャンプーしないで!」という美容師と
「シャンプーしても別にいいですよ~」という美容師がいますね。
ダメな原因として
パーマがダレる
カラーが褪色する
という理由が多いです。
これって実際どうなんでしょう?
pHの話をしてきたので、ピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんけど、
シャンプーも商品によって
pHが全然違うんですね。
よく「弱酸性」ってCMなんかでも謳っていますが、
弱酸性のシャンプーで洗浄力が弱ければ、大して影響はないんです。
お店によってはパーマや縮毛矯正のアルカリキャンセルを目的として、パーマ後に軽くシャンプーするところもあるくらいです。
カラー専用のシャンプーも弱酸性ですね。
しかし、アルカリ性(石鹸シャンプーやトニックシャンプーなど)のシャンプーだと…
髪が再び軟化してしまうんです。
つまりカラー毛だと色素が流れ出やすくなってしまうってこと。
パーマ毛では最悪な場合、毛髪に残留していたチオグリコール酸が活性化してしまう!
これではまたパーマをかけているような状態になるので、ウェーブがダレちゃう。
でも、またドライヤーなどで乾かせば、髪が酸化して反応は止まります。
ドライヤーの時に厄介なのが
乾いたときの形
です。
ここで髪を伸ばした状態で乾かされてしまうと…
その状態で固定されてしまいます…
これは弱酸性のシャンプーで洗った後も同じ。
ちなみに自然乾燥は特にダメです!
たとえば
乾燥機で乾かしたタオル
と
絞って天日に干したタオル
の差と同じくらい、髪のダメージに違いがあります。
シャンプー以外にも、リンスやトリートメント、整髪量などでもカラー褪色やウェーブダウン(ダレる)は起こります。
これらには油脂やシリコーン、ポリマーなどが主成分なので、毛髪が重くなってしまいます。
保水力を上げるようなコンディショニング剤が入っていたら、益々髪が重くなる。
つまり重力に負けていって髪が伸びちゃうんです。
実際「パーマが取れちゃった」と美容室にお直しにご来店されたお客様も、
シャンプーして乾かすだけでウェーブが戻ってしまう事ってよくあるんですね。
また、リンスやトリートメント、整髪量といったコンディショニング剤は毛表皮(キューティクル)にしっかり吸着させるために
イオン(電子)の力
を利用しているんです。難しいことは私も説明し切れませんが
健康な毛髪はマイナスイオン(アニオン)
コンディショニング剤はプラスイオン(カチオン)
を帯びています。
このアニオンとカチオンがガッチリ手を繋ぐんです。
このとき、ダメージしている毛髪だと染料とコンディショニング剤が手を繋いでしまって、流れ出てしまうことが起こったりするんです。
特にヘアマニキュアはシャンプーよりもコンディショニング剤の方がより多く褪色してしまうので注意が必要です。