先週半ばのこと・・・。

 

「パオさん16日の日曜日空いてます?」

 

と、レストランのマスターをしている方から聞かれまして・・・。

 

「日曜日?、日曜日は先約があって・・・。飲み会?」

 

「いや、駅通りでイベントがあって出店するんだけど、手伝いお願いできないかと思って・・・」

 

「あ~、そういうこと?。六日町で夕方5時から飲むから、4時くらいまでだったら大丈夫だよ」

 

何でもJC主催のイベントで、駅通りをホコ天にして飲食ブースや物販ブースが出店するんだとか。

 

他に催事をするという企画はないみたいで。

 

当のマスターはキッチンカーを借りて、そこで唐揚げ棒と、TDRのワゴンなんかで販売している餃子ドッグを売るんだとか。

 

そのほかに焼きそばも出すらしいけれども、焼きそばは市内のラーメン屋さんが手伝ってくれるから、私はキッチンカーの中で販売とドリンクを作ってほしいということ。

 

まぁ、それを当日の朝現場に行くときに聞かされるから、詳しいことはよくわからないまま・・・。

 

そんなイベントをするって私は知らなかったけれども、みんなどうやって知るんだろうね?。

 

今はみんなSNSなのかな?。

 

んで、私も9時半頃に現場に行って。

 

朝早いうちに必要な物は運んであったらしく、キッチンカーも鎮座していて。

 

キッチンカー、一度中に乗ってみたかったんだよね~。

 

ラーメン屋さんのマスターは、試作の焼きそばをグリドルで作っている最中。

 

「ひとつ味見してみて」

 

と、最初の焼きそばを堪能。

 

市内で営業しているラーメン屋さんの超太麺だから、間違いはないよね。

 

唐揚げ串はレストランのマスターが店で揚げたものを保温ケースに並べ、餃子ドッグもスチーマーにセットされている。

 

でも、スチーマーがまだ温まってないよね~?。

 

10時半ごろからわらわらとお客さんがいらして、結構売れるわね~。

 

お昼頃には唐揚げ串も一旦完売し、焼きそばの麺もなくなっちゃって・・・。

 

レストランのマスターはお店に戻って追加を揚げに、ラーメン屋のマスターは追加の麺を茹でに戻って・・・。

 

焼きそば焼いてるグリドルには結構人が行列作っちゃってる~・・・。

 

地元の看護学校の学生が実習か何かできてるのかな?、最後の方に並んでいる水色の白衣を着た若い人たちに、

 

「すみませ~ん、今ちょっと麺が切れちゃって麵待ちしてるので、ちょっと時間かかります~」

 

「どのくらい待ちますか?」

 

・・・知らんがな・・・。

 

「30分くらい・・・かな?」

 

「大丈夫です、待ってます」

 

ありがたい~・・・。

 

焼きそばの方は別に一人手伝いがいるけれども、手伝い2人だけで業者は誰もいないって?・・・。

 

唐揚げ串の追加も来て、麵も到着。

 

焼きそばのお客さんが待ってるから、フードパックに焼きそばが移されたら、追いソースと紅生姜と鰹節を乗せるのを手伝って・・・。

 

出来たそばから販売。

 

その合間にも生ビールやらサワーやら唐揚げ串やらの注文も入る。

 

お金のやり取りも私ね。

 

しかし・・・、なんだか餃子ドッグのスチーマーケースの温度が上がらない・・・というか、下がってるけど?・・・。

 

50℃切っちゃってる・・・。

 

スイッチも点灯してない。

 

あれ?、これは電気来てないな?。

 

コードを辿ってみると・・・外へ。

 

発電機があるのかと思ったら、アーケードの屋根裏のコンセントからドラムで引っ張ってきてるんだけど、ドラムにつないだ引き込みコンセントが抜けそうになってるじゃないかぁ!。

 

これだわさ!。

 

コンセントをはめ込んだら、スチーマーの温度も次第に上がり出してきた。

 

誰かけっつまづいたのか?。

 

餃子ドッグの注文は少なかったけれども、それでもないわけじゃない。

 

「すみません、ちょっと温まり切ってないですけど、一度蒸しあがったものなので・・・」

 

「あ、大丈夫ですよ!」

 

なんか・・・、みんな礼儀正しいというか、鷹揚な人が多いなぁ。

 

こういうところには小学生も群がってくるし、中学生くらいの子たちもいっぱいいる。

 

みんな商品を渡すと

 

「ありがとうございます!」

 

って。

 

私が若い頃って、こんなにはっきりとお礼なんか言えなかったよね?。

 

「お待たせしてごめんなさいね、ありがとうございます」

 

とこちらが言うと、

 

「いえ~、大丈夫です。ありがとうございます」

 

と言われると、こっちも嬉しいよ~。

 

しかし・・・、バタバタしてて気が付かなかったけれども、追加の唐揚げ串持ってきたっきり、レストランのマスターの姿を見ない。

 

ラーメン屋のマスターは再び追加の麺を茹でて戻ってきてるけど・・・。

 

まぁ、日曜日だから飲食店はイベントがあるからって休むわけにいかないよね?。

 

ラーメン屋はマスターがいなくても、別のスタッフがラーメン作れるだろうけれども、レストランはそうもいかないだろうから。

 

結局それっきりイベント終了まで姿を現さず・・・。

 

そろそろ片付けなんだけど、私も次の予定に向かわねば・・・。

 

・・・一番嫌な片付けを任せちゃった・・・。

 

COVID-19発生以来、こういうイベントがなかなかできなかったけれども・・・。

 

いろんな知り合いが通りかかって、

 

「あれ?、パオさん何で?」

 

「転職した~!」

 

なんてね。

 

やっぱイベント楽しいね~。

 

あ~!、バタバタしてたから写真を1枚も撮ってなかった・・・。