春のこの時期のタイトルではないですね。
近くの機屋さんのお屋敷に、さつき(つつじかな?詳しくは分かりません)が綺麗に咲いています。
十日町は冬、大変な雪に見舞われるので、庭を綺麗に手入れするという家はそれなりの家になります。
雪の囲いが大変になりますから。
また除雪の妨げになるので、庭を塀で囲っている家も少ないです。
この庭も今様々な花が咲き誇り、とても綺麗です。
が、しかし、私が気になるのは
このさつきの中に隠れるように根付いた紅葉。
去年の春から気になっているのです。
きっと邪魔にされ、そのうち抜かれてしまうのではないだろうか・・・?と。
2年半前の中越地震のときまで私の家には3本の水槽があり、それなりに熱帯魚が目を楽しませてくれました。
それらに興味を持っている時期はいろいろ雑誌を見て勉強しますが、アクアテラリウムと言うものにも興味を持ちました。
水槽の中に大きな流木を組んでシダ類やコケ類を根付かせるのですが、なんとなくそのコケが綺麗だなと感じたのです。
しかしアクアテラリウムはなかなか大掛かりになって手が出せないのでした。
ひょんなことから紅葉を手に入れ、ケト土と言う粘土質の土と水ゴケを混ぜ、紅葉と木化石を配置し、苔生した感じにひとつの鉢を仕上げました。
それも地震の際なくなってしまいましたが、友人からは
「お?、お前もう盆栽始めたか?」
と言われてしまいました・・・。
「これは違うよ。この紅葉とコケが・・・」
「それを盆栽と言わんのか?」
・・・確かに・・・。
そんな話をお客さんとしていたら
「ウチの裏庭に紅葉があって、いくらでも紅葉も赤ちゃんが出てくるよ」
と言うので頂くことにしました。
ウチに持ってきて暫らくしんなりとしていたのですが、最近根付いたのか葉っぱもしっかりしてきました。
また苔生した盆栽を作ろうと最近考えています。