「ゆきむろ」と読みます。
大量に降る雪を利用して低温貯蔵する、雪国の生活の知恵ですね。
畑で収穫した野菜なんかは家の中に持っていかず、外に置いて雪の下に置いておくと、湿度が一定で傷みにくいのです。
また、甘みが増す野菜なんかもあるそうで、津南町のにんじんは冬に深い雪を掘り起こして収穫し、「雪味にんじん」とか「雪下にんじん」として商品化しています。
最近はまたこの貯蔵法が見直されてきて、様々なものが雪を利用して貯蔵されるようになりました。
日本酒やそば粉など、雪を利用して貯蔵しています。
この場合「雪室」では、春になれば融けてしまいますので、大きな倉庫に雪を貯蔵しておく部屋があり、その冷気を利用するという方式が一般的なので、かなり大掛かりな貯蔵法になります。
しかし一般でもこの「雪室」を利用しないテはありません。
隣の家では秋に収穫したキャベツをこのように雪の下にして・・・
貯蔵してはいるものの、雪が融けそう・・・。
なんたって今年は・・・
こんな感じですから・・・。
ちなみに携帯で撮った去年の写真。
こんなだったんです~。
こうなるとこうなったで、掘り出せません・・・。
キャベツを食べるために一苦労します。