11月も末、雪囲いも佳境です。

最近は融雪屋根の家も増え、雪国では1階をコンクリートの基礎で作り車庫や物置にし、外階段から2階に上がると玄関があって、そこから出入りする家も増えました。

1階の窓や勝手口などは雪囲いをします。

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道路に面している側など、除雪できる側は囲わなくても済みますが、雪下ろしをしたりして雪を投げなければならないところは、これをしておかないと窓ガラスを破って雪が飛び込んできてしまいます。

融雪屋根とは、屋根に温水パイプ等を張り巡らせ、屋根の上で雪を消すことのできる屋根です。

また、耐雪住宅、自然落下屋根などがあり、耐雪住宅は鉄骨で家を組み、積もった雪の重みに耐えられる構造で、自然落下屋根は文字通り屋根に降った雪が自然に落下するという構造です。

自然落下構造は、広い土地があり、雪をためておくスペースが必要なので、市街地ではあまり見かけません。

地に植えたさつきなんかもこんな感じで。

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大きい木も添え木が必要です。

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鉢植えなども、家の中に置けるスペースがなければ、このように囲って中に入れます。

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十日町辺りに降る雪は、湿気が多く重い雪です。

東北や北海道のような地吹雪になることは滅多にない代わりに、とにかく降り積もる雪の量が多くなります。

去年は正月前に2度、屋根の雪下ろしをしなければなりませんでした。
(3度上がった家もありました)

中越地震を体験して以来、これだけ重い雪が屋根にある状態のときに揺れて欲しくないもんで、昨シーズンは6回雪下ろしをしなければならなかった・・・。

今年は何回上がるのか・・・。