経皮毒

聞きなれない言葉だと思います。
パソコンで打っても変換されません。

しかし字の如く、皮膚を経て体内に吸収される毒のことです。
「毒」なんてそんなに触れるわけじゃない・・・と思われると思います。
確かに、薬局や学校の科学室に厳重に保管されているものを想像しますが、意外にも身近に存在しています。
毎日の生活で必ず使う台所洗剤、シャンプー、歯磨き粉、化粧水などに必ずといっていいほど入っている成分が「合成界面活性剤」ですが、ラウリル硫酸ナトリウム、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムなどと書いてあるのが合成界面活性剤です。
泡立ちもよく、汚れ落ちがよいということで、産業革命以来どこの家庭でも使われていますが、この合成界面活性剤、皮膚の角質細胞の細胞膜を破壊する作用を持っています。

本来皮膚には、皮脂腺から分泌される皮脂によって皮脂膜が形成され、多少の刺激からは皮膚を守ってくれますが、合成界面活性剤によって皮脂膜が剥がされ、しかも細胞膜を破壊されたら・・・毎日の炊事、シャンプー、歯磨きのたびに無防備になった皮膚は、何らかの影響を受けていることは間違いありません。

しかしながら、私たちの生活はこれらの合成界面活性剤を始めとした化学物質とは切り離せない状態にあります。
現実の便利さを優先しその毒性に目をつぶってきたことによって、アレルギー体質、がん、若年性アルツハイマー、子宮筋腫、子宮内膜症などの症状が増えているということが、近年の研究によって明らかになってきています。
この本は化学物質の毒性と、それらから身を守るためにどうしたらいいのか、そんなことが書かれている本です。
ぜひとも一読して欲しいと思います。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/c5/d4/salondepao/folder/1498074/img_1498074_18153087_0?2006-08-24

美容室のシャンプーボウルにはバスケットがついていて、細かい髪の毛を受ける構造になっています。
このバスケット、取り出してみるとドロドロのヘドロが付きます。
例外でなくうちのシャンプーボウルも同じでした。
これを掃除するのが気持ち悪くて・・・。
ヘドロの原料は合成界面活性剤と油脂なのだそうで、シャンプーはまさにヘドロの原料を流しているものです。
ところが、BeOneSystemを始めてから、バスケットにヘドロが付かなくなったのです。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/c5/d4/salondepao/folder/1498074/img_1498074_18153087_1?2006-08-24

ビーワンサロンではシャンプーをBeOneBaranceという水で半々に割って使うのですが、混ぜることによって合成界面活性剤の毒性が緩和されるだけでなく、排水された後分解されやすい状態になるのです。
このことは自分の店で綺麗になったバスケットを目の当たりにして、納得しています。
人を綺麗にする仕事、これからは環境のことも考えなければ。