塩屋の海を横目に、国道を自転車で垂水まで行き来していて、いつも脳内ループ再生されるのは。
ユーミンの
ユーミンの
「さまよいの果て波は寄せる」
いつどんな時も、大いなる海がそこに在って、
壮大な調舒星世界の広がりに、浸り続けていつしか。
何者でもない自分にたどり着き。
私は丁と午があるし、北海の太陽とはまた違って
真夏の砂浜花火用のロウソク🕯
なのだとしても。
どこかでなにかのお役に立てていれば、
周りの幸せがただ嬉しければそれでいい。
泣いてかけてゆけばそこに きらめく海原
けれど受け入れはしなかった私の弱さを
沖をすべってゆく船と 足もとで遊ぶ犬と
風を切る鳥たちだけ 自由だった
夢中になれる何かが 明日へいざない
いつしか遠く旅したと あなたに告げる
いつも悩みをたずさえて 潮騒をきいた
けれど答えは得られぬまま 朝焼けは終わる
銀の雲間から差し込む光いくすじも見とれ
冬の日の冷たさを忘れてた
消えてゆかないくやしさが 私を導き
気づけばここへ来ていたと笑っていえる
言葉にない愛の 透き通る手紙を
海はよせてくれる 波にのせて
ああ 失うものはもうなんにもなくて
心静かな私がはじめて見える
夢中になれる何かがどこまでも導き
いつしか遠く旅したと この海に立ち告げよう