8月1日より上海SWFCで開催している"Italian Contemporary Excellence Photography Exhibition"に家族3人で行ってきました!

"Italian Contemporary Excellence Photography Exhibition"とは、イタリアブランド協会「Altagamma」とSWFCがコラボレーションしたイベントで、イタリアを代表する64ブランドが、そのブランドを独自の特徴的なアートフレームと写真で表現をしているエキシビションです。

私達の生活にとても馴染みのあるハイセンスで洗練されたブランドの表現力を見て、個々のブランドの持つ個性に改めて気付かされる部分があったり、また64ブランドをトータルで見て、改めてイタリアという国の持つ強さを実感したりと学ぶものが多い写真展でした。

特に私はファッションブランドが馴染みがあるので強い関心を持って見ておりました。ニットの分野では世界トップクラスのミッソーニがミッソーニらしい表現をしておりました。

この写真展、1枚の写真で各々のブランドを表現しているのですが、その写真を象っているフレームも個々のブランドが制作をしていて、この「写真」と「フレーム」がミックスされた表現力がとても面白いんですよね。1ブランドづつゆっくり見ながら、「あ~なるほど~」と感心したり、「なぜこういった表現をしたのだろうか」と考えをめぐらしたり。美術展等とは少し異なる触れ合いのできるエキシビションでした。

個人的にはこの「写真」と「フレーム」というこの2つの観点で表現する一つのものというスタイルに強い関心を持ち、例えばこれって一つの企業における社員教育の一環として使えるのではないかと思いました。大きい会社になればなるほど、他の部署の事業内容は見えにくくなります。そんな中で各チームの個性をどうアピールして自分の仕事、事業内容を表現するか、これを競うようなイベントは、チームワーク、チームとしての結束力も高めるし、一つの会社における自分の行っている部署の立場や仕事内容がより客観的に理解できます。また他部署に関しても同じような視点で見ることが出来、改めてその個々の表現から想像する企業と言う形が見えてくるといったような流れになります。

何でもそうですが、「引き算の美学」というのは表現の世界でとても難しく、今回のエキシビションのスタイルはこの究極のやり方だなと改めて実感しました。
この感覚は私がニットのデザインを進めて行く上で常に意識している視点です。

知的な刺激をもらえるエキシビションを見に行くことが出来てよかったです。
8月31日まで開催しているようです。


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