今年6月に私の母親が還暦を迎えます。
昨年末に夫（私の父）を亡くした母親は、私にとって唯一の肉親。
小さい頃からたくさんの洋服を作ってきてくれた母親へ今度は私からニットの贈り物です。
こちらのニットドレスは、私の母親をイメージして作りました。
還暦なので、"赤"を取りこみたい。でも、私の母親は近年"赤"より"ピンク"が似合うので、うまくマッチできないか。。そして色の視覚効果を活用し、赤とピンクビビットな色同士をうまく配合させて、作りました。
母親は背が小さいのでミニ丈となっています。
作り終えた結果、かなりラブリーになってしまい、着てもらえるかどうか不安です。。が、
私からの想いは伝えられるかな、と思っています。
6月末に一旦帰国して直接渡しますので、その後着た様子を写真アップしますね！
<デザインについて>
上下異なる毛糸、異なるデザインにし、ドレスのイメージを強めました。
ヤーンの毛糸は可愛らしく、幼くなるイメージなので、トップスをエレガントな編み地で編み、全体のトーンをまとめました。
前身ごろ胸の部分は大きなリボンをあしらい、後ろ身ごろはトップスのベースの編み方で構成。
袖は、パフ袖のようにし、ラブリー感を高め、裾のフリルと印象を合わせています。
