2月14日~1週間中国の旧正月に合わせて主人とミラノ&フィレンツェ旅行に行ってきました!
フィレンツェには主人の中学高校の友人が住んでおり、彼を訪ねに。
フィレンツェ、ミラノともに大学の卒業旅行で旅をしており、8年ぶりの再訪となりました。
≪ミラノ&フィレンツェ旅の経緯≫
春節2週間前まで主人は春節出勤の為旅行計画なし。。。それが、急遽出勤日を変更して頂けることになり、旅行計画浮上。この時点で、旅行代理店各社に空いている行き先の航空券を問い合わせ、、一番安かったのがこのミラノ行き。。中国人はビザが取りやすい東南アジア周辺への旅行がメインなので。
冬のヨーロッパは去年ロンドンに全く同じ時期に行っており慣れていたので即決断!
≪フィレンツェ≫
友人がいたこともあり、イタリア人の特性、その中でも都市が世界遺産に指定されているフィレンツェで暮らすイタリア人の考え方、食、歴史、文化への敬意等様々な話を聞くことができました。有名なドォーモのプチエピソードとか(笑)
日々美術館散策。小さな街を行ったり来たり。いつの間には地図は持たずに路面店のパニーニ食べたり、ジェラート食べたり、カプチーノ飲んだり。
フィレンツェで出会った素敵な日本人。
★主人の友人:イタリア語べらべらで現地の人と同化しコミュニケーション!とても頼もしく、こちらも一緒にコミュニケーションが楽しめた気がしてとても楽しかった。スポーツ少年で、やはりお仕事もスポーツ関係。フィオレンティーナの拠点でもあり、サッカーがある時は大盛り上がりだそう。
★その方の彼女さん:グローバルで活躍できるオペラ歌手を目指し、日本の音楽大学卒業後歌曲本場のイタリアへ来て5年以上。彼女の意志の強さに感銘。私もずっとクラッシックの合唱団に入っており、知人にオペラ歌手を目指している人もいるので、彼女の意識の高さに感動しました。
彼女に勧められ、ミラノではかの有名なスカラ座に行ってきました。
≪ミラノ≫
社会人になってからずっと描いていた夢。ファッションのコレクションのある街を旅し、歩く!
街づくりの基本、街歩き。それも私は商業の生業が街の価値や人に与える影響力が高いと昔から感じており、特に表参道ヒルズの仕事に携わってからは、コレクションが開かれる都市をきちんと調べて自分の目で見て歩きたかった。
今回のミラノで、制覇。ニューヨーク、パリ、ロンドン、ミラノ。
個人的な感想としては、ミラノはあまりエッジの高い都市ではない、、集積力も弱いし、不景気なのか。。でもイタリア発のファッションブランドは多く、どこかの都市がそういったものを発信する都市の機能を担わなくてはならず、それがたまたまミラノになったのかな、、、という印象。
後は、フィレンツェを訪れて感じたけど、イタリア人は意外に保守的。現実としても世界的に誇れる歴史的な建築物や美術館等が数多くある。このような伝統文化をそのまま守っていく(=修復しながら)ことだけで十分なのではないか、とイタリア人自身どこかで抱いているような。。そんな感じがしました。
今の日本の京都は21世紀の京都という街である部分が最近目立ちますが、ミラノやフィレンツェは、いつまでも中世時代の都市の在り方でイタリア人自身が満足いっているというか、その状態を大事にしたいと捉えているような気がします。
フィレンツェの知人いわく、現在の街の状態で観光客が来るからそれ以上のことをイタリア人はやろうとしない。。ラテン系でアクティブなように見えるけど内面はとても保守的。とおっしゃっていました。
やはり現地に住んでいる人の話を聞くと、見ていても分からないこと、たくさん知ることができました。上海に来る友人を案内して感謝される気持ちが改めて分かった気がします。
今年のヨーロッパは寒波の影響でとても寒かったです。。
以降、旅の番外編をいくつかご紹介します。