5月6日～9日まで香港に住む友人を訪ね、3年ぶりに香港に行ってまいりました。
今回の目的は、ショッピングではなくて、毛糸屋さん巡り。
香港の毛糸屋さん事情をレポートします！（下記エリア毎に紹介）
全体的に感じた印象は、
・香港は輸入物のセンスのいい糸が多い！
上海や日本、過去に見てきてミラノ、パリ、ブリスベンの毛糸屋さんと比較して、香港は断トツで輸入している国の数が多かったです。その国の文化を毛糸で垣間見ることができ、とてもわくわくしました。また、パリの毛糸ショップでは見ることが出来なかったMade in Franceの毛糸を香港で見ることができたり、上海のローカル毛糸屋さんで取り扱いのあるメーカーの他の種類の糸（上海には出回らない糸）に触れることが出来ました。
・日本の編み物文化が尊重されている！
香港のどこのお店に行っても上海では手に入らない日本の編み物の本が各種取り揃えられています。日本の毛糸を8割扱っているお店もあり、日本の編み物文化が上海以上に尊重されていると実感しました。
・どこのお店もファッショナブルではない。。
残念ながら毛糸の質は良いのに、表現している最終形が「おばちゃんぽい。。」「一昔前の作品。。」のような印象を受けました。編み物を楽しんでいる方々の年齢が高いからかも知れませんが。これは上海でも（もしかしたら日本でも）同じような印象です。編み物というカルチャーが一昔前の成熟した状態から刷新されずに現在に存在しているという印象です。
今回以前より気になっていた香港の毛糸事情を知り、アジアにおいては日本の編み物文化が一番洗練されているし、オシャレな表現が研究されていると感じました。それをみんな見習って作品を作っているのですが、どうも“手編みを身につけるスタイル”を素敵に、かっこよく表現できていない、現状の編み物スタイルがオシャレではない、と感じました。
私は日々のKNIT SALONの中で生徒さんに「ご自分と編み物関係、付き合い方がそれぞれにあると思うので、それを見つけ出しながら編み物を楽しんでくださいね」と話しています。編み物が好きになるポイントは人それぞれ異なります。いろんな付き合い方があっていいと思います。私はその方にとっていつでも大切にしたい趣味、ライフスタイルに手編みのカルチャーをおいてもらいたいと思っています。自分にしかできないとても素敵な価値あるライフスタイルです。
香港から上海に戻った翌日、松江にある紡績～製品までの一貫工場を見学させて頂き、毛糸が作られる工程を初めて知りました。毛糸の流通ルート（横軸）、毛糸の作られる工程（縦軸）に関する見識を少しづつ深いものにしていき、新たな手編みのカルチャーの楽しみ方を探求し提案できたらと思っています。
<Kowloon>
★Filo Kilo （千織店）
G/F,167 Sai Yee Street, Mong kok, Kowloon
日本の毛糸をはじめ、イタリア、ドイツ等輸入毛糸が多くありました。日本の毛糸はパピー、ハマナカ、ダイヤ等のメジャーブランドのほかに、インターネット販売の毛糸ピエロの糸を多数取り揃えていました。
店内は明るく、こぎれいです。価格は1玉35元～100元程度。冬の毛糸セール中。老板はマンダリンが話せます。
★Double Knit Yarn&Co. （好易織毛冷公司）
1/F, 179-181 Fa Yuen Street, Mong kok, Kowloon
ビルの2階にある毛糸屋さん。ヨーロッパ各地（イギリス、イタリア、フランス、スペイン、ドイツ等）から輸入しており、アイスランドからの輸入毛糸もありました。特長的は毛糸が多くあるのですが、表現があまりうまくなく毛糸の良さを活かしきれていないと感じました。価格は1玉20元～100元程度。お店の方はマンダリンがほとんど通じなかったです。
★Knitting World （編織世界）
3/F Prosper Commercial Building 9 Yin Chong Street, Mong kok, Kowloon
屋台が並ぶストリートにあるビルの3階にある毛糸屋さん。5名くらいの中年の女性が集まり、編み物を楽しんでいました。日本、イタリア、フランス、スペイン、ドイツの毛糸がメイン。価格帯は1玉45元～100元程度。
★Elegant Company
23-25 Pilkem Street, Yau Ma Tei, Kowloon
店内の半分は既製の服を取り扱っているお店で奥に毛糸が陳列。取り扱い毛糸は写真内のブランドロゴの商品のみ。
<Wan Chai>
★Cheer Wool
Shop.No.1 G/F,Shanghai Industrial Investmennt Bldg, 48-62 Hennessy Rd, Wan Chai
イギリス、イタリア、日本の各種ブランドの毛糸を取り扱っている。店内はこぎれいで明るく、ディスプレイされている製品も品があるデザインのものばかり。日本の編み物本の種類も多くあり。
今回の目的は、ショッピングではなくて、毛糸屋さん巡り。
香港の毛糸屋さん事情をレポートします！（下記エリア毎に紹介）
全体的に感じた印象は、
・香港は輸入物のセンスのいい糸が多い！
上海や日本、過去に見てきてミラノ、パリ、ブリスベンの毛糸屋さんと比較して、香港は断トツで輸入している国の数が多かったです。その国の文化を毛糸で垣間見ることができ、とてもわくわくしました。また、パリの毛糸ショップでは見ることが出来なかったMade in Franceの毛糸を香港で見ることができたり、上海のローカル毛糸屋さんで取り扱いのあるメーカーの他の種類の糸（上海には出回らない糸）に触れることが出来ました。
・日本の編み物文化が尊重されている！
香港のどこのお店に行っても上海では手に入らない日本の編み物の本が各種取り揃えられています。日本の毛糸を8割扱っているお店もあり、日本の編み物文化が上海以上に尊重されていると実感しました。
・どこのお店もファッショナブルではない。。
残念ながら毛糸の質は良いのに、表現している最終形が「おばちゃんぽい。。」「一昔前の作品。。」のような印象を受けました。編み物を楽しんでいる方々の年齢が高いからかも知れませんが。これは上海でも（もしかしたら日本でも）同じような印象です。編み物というカルチャーが一昔前の成熟した状態から刷新されずに現在に存在しているという印象です。
今回以前より気になっていた香港の毛糸事情を知り、アジアにおいては日本の編み物文化が一番洗練されているし、オシャレな表現が研究されていると感じました。それをみんな見習って作品を作っているのですが、どうも“手編みを身につけるスタイル”を素敵に、かっこよく表現できていない、現状の編み物スタイルがオシャレではない、と感じました。
私は日々のKNIT SALONの中で生徒さんに「ご自分と編み物関係、付き合い方がそれぞれにあると思うので、それを見つけ出しながら編み物を楽しんでくださいね」と話しています。編み物が好きになるポイントは人それぞれ異なります。いろんな付き合い方があっていいと思います。私はその方にとっていつでも大切にしたい趣味、ライフスタイルに手編みのカルチャーをおいてもらいたいと思っています。自分にしかできないとても素敵な価値あるライフスタイルです。
香港から上海に戻った翌日、松江にある紡績～製品までの一貫工場を見学させて頂き、毛糸が作られる工程を初めて知りました。毛糸の流通ルート（横軸）、毛糸の作られる工程（縦軸）に関する見識を少しづつ深いものにしていき、新たな手編みのカルチャーの楽しみ方を探求し提案できたらと思っています。
<Kowloon>
★Filo Kilo （千織店）
G/F,167 Sai Yee Street, Mong kok, Kowloon
日本の毛糸をはじめ、イタリア、ドイツ等輸入毛糸が多くありました。日本の毛糸はパピー、ハマナカ、ダイヤ等のメジャーブランドのほかに、インターネット販売の毛糸ピエロの糸を多数取り揃えていました。
店内は明るく、こぎれいです。価格は1玉35元～100元程度。冬の毛糸セール中。老板はマンダリンが話せます。
★Double Knit Yarn&Co. （好易織毛冷公司）
1/F, 179-181 Fa Yuen Street, Mong kok, Kowloon
ビルの2階にある毛糸屋さん。ヨーロッパ各地（イギリス、イタリア、フランス、スペイン、ドイツ等）から輸入しており、アイスランドからの輸入毛糸もありました。特長的は毛糸が多くあるのですが、表現があまりうまくなく毛糸の良さを活かしきれていないと感じました。価格は1玉20元～100元程度。お店の方はマンダリンがほとんど通じなかったです。
★Knitting World （編織世界）
3/F Prosper Commercial Building 9 Yin Chong Street, Mong kok, Kowloon
屋台が並ぶストリートにあるビルの3階にある毛糸屋さん。5名くらいの中年の女性が集まり、編み物を楽しんでいました。日本、イタリア、フランス、スペイン、ドイツの毛糸がメイン。価格帯は1玉45元～100元程度。
★Elegant Company
23-25 Pilkem Street, Yau Ma Tei, Kowloon
店内の半分は既製の服を取り扱っているお店で奥に毛糸が陳列。取り扱い毛糸は写真内のブランドロゴの商品のみ。
<Wan Chai>
★Cheer Wool
Shop.No.1 G/F,Shanghai Industrial Investmennt Bldg, 48-62 Hennessy Rd, Wan Chai
イギリス、イタリア、日本の各種ブランドの毛糸を取り扱っている。店内はこぎれいで明るく、ディスプレイされている製品も品があるデザインのものばかり。日本の編み物本の種類も多くあり。
