最近日々の生活で「上海が面白い」と感じる瞬間、それは、英会話学校にいる時です。
大学での中国語の学習をひとまずストップし、秋から英会話の勉強をスタートしました。午前中週4日通っています。
私は2つのグループレッスンクラスを受講しており、このメンバーが最高のメンバーです。
★一つ目のクラス:チリ人、ブラジル人、韓国人、日本人 (みんな女性)
 (ブラジル人の彼女はドイツにも駐在しており、ポルトガル語に加え、ドイツ語、中国語、英語が話せます。日本人の方もご主人が香港人とのことで話題性が豊か)
★二つ目のクラス:ブラジル人、アルゼンチン人、中国人、日本人
 (ブラジル人の彼女のご主人は中国人。中国人のみ男性)
そして先生は、アメリカンチャイニーズでニューヨークに25年以上在住の女性。

どちらのクラスも多国籍で、かつ全く知り合ったこともない南アメリカから来られている方が多く、常識や文化が異なるため、彼女達の話を毎日聴けることがとても楽しいです。

大学で中国語を学んでいた時は、韓国人、モンゴル、タイ、インドネシアを中心とした東南アジア系の国出身者、ロシア、ヨーロッパ、アフリカの方が多く、中国語を通して彼らの文化の多くを知りました。
ただし、私にとって二つの限界があり、一つは、年齢が留学生が中心なので若いこと。二つ目は、自分達と同じような生活を送っている中国人とはなかなか出合えなかったこと。そのため、中国語でコミュニケーションはできるのですが、コミュニケーションするための共通の話題が共有しにくいという難点がありました。所得や立場、生活スタイル全てが異なります。

ただし、今英語を勉強し始めて知り合った外国人達は、私と同じように主人の駐在で上海に来ている方ばかりで、上海に住む環境がとても似ています。また家庭を持っている方ばかりなので子供の教育の話や母国の話、また中国でも以前北京にいらした方もいて、中国の中での都市の違い等々、大変多岐に富んだ話題に触れられ、とても刺激的です。

もし日本で英語をグループレッスンで学んだとしたら、このような環境で学ぶことはほとんどできません。そして世界各国から人が集まっている上海らしい場であると感じております。そんな上海らしいと感じられる環境で日々過ごせておりとても嬉しさを感じています。

私は日本にいる時は“ザ 日本人!”というタイプの人間でしたが、上海に来て二つの外国語を勉強する過程で、”多くの国の人々の文化を受け入れる”というコミュニケーションを通じて、少しだけキャパシティが広がったような気がします。
ビギナークラスからのスタートですが、コツコツ頑張りたいと思います。