2010年1月とある日、大学の仲の良い女友達から、その子の誕生日祝のお返しに頂いた本。
お誕生日祝のお返し??
2009年12月末、彼女は30歳になり、その前夜のカウントダウンパーティーに私は駆けつけていた。そして、せっかくなので、手作りのシュシュをプレゼントした。その事がとっても嬉しかったみたいで、翌月会った時に、彼女のとても好きな本『Presents』を私に贈ってくれた。
まさに、プレゼントとしてもらった『Presents』という本。
なんだかとても意味のある本をもらったような気がして、私は大切に読んでみたいと思った。

『Presents』小説:角田光代 絵:松尾たいこ

全部で12のショートストーリーから成り立っています。
あとがきより「女性が一生のうちにもらう贈りもの」をテーマに構成。

各ストーリーのテーマがとっても身近なことだからこそ、読み飛ばさないでじっくり向き合ってみたい本。そんな一文字一文字を楽しみながら、ゆっくり12章、1日2章までと決めて、読みました。

そして、この本。小さな幸せ感がたくさん詰まったそう、『Presents』。
ぜひ親しい人の中で読みまわしたいなと思いました。

日々に忙殺していると埋もれてしまいがちな小さな幸せ感、ぜひ掘り起こしてみてください。
お借りしたい方どうぞ!