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秩父観音霊場 28番札所 橋立堂 かっこいい峯龍先生!
3月24日日曜日。
2月からお世話になり始めた秩父曼荼羅小屋の峯龍先生の元で、
秩父武甲山の麓に入り、
祈りながら歩かせていただくという、
秩父修験古道 入峰修行 に参加させていただきました⛰
初めての修行、
「ハイキングレベルです」とのご説明がありましたが、
山伏のハイキングってどれくらい⁉️明らかに一般人とはちがうよね⁈
と、ドキドキしながら参加いたしました
結論、
歩ききることができましたー💖
そして、
絶賛太もも筋肉痛ー🦵❣️
次の日に痛みが出たので、まだ若いって証拠だとホッとしました😂
私たちの命を養い、暮らしを守ってくださるお山に入らせていただきました。
これまで気にも留めたことが無かった、
山の中にひっそりと佇むお堂。
地元の方や、
先達(せんだつ)の先生たちのように、
山を畏れ敬い、
感謝を伝えている人々がいる証だったんだと初めて認識することができました。
見ているのに、見ていなかった。
なんだったら、ちょっと怖いな、くらいに思っていました
日常の中で、ものを見ているようで見ていないことってたくさんあります。
自分の思い込みで、歪んで見てしまうことも多々あります。
残念な自分大発見とともに、
今日、初めて存在をまっすぐに観て、
意味を認識し、
人を認識し、
気づくことができたことがとっても嬉しかった!
一歩成長🚶♀️
お山の中で峯龍先生から、
「目を閉じて音を聞いてください。
風の音、鳥の声…
今歩いてきた山の景色が途中で変わったことがわかりましたか?
植林された杉やひのきの山と、
自生していた木々の山。
どちらが良いとか悪いとかではなく、
氣の流れの違いを感じてください。
山にチューニングを合わせるんです。」
とお話しがありました。
明らかに空気が違いました。
まっすぐに立つ杉林。
柔らかにうねる自生している木々。
人と共生してくださる武甲山。
木々の香り🌲
落ち葉を踏む感触🍂
優しい風🍃
意識して呼吸を繰り返していると、
体が軽くなりました。
初めての入峰修行。
遅れないように、列を乱さないように、
先達(せんだつ)の方についていくことに必死だった私の体は、
知らぬ間に緊張し、肩が凝っていました。
お山にチューニングを合わせたら、
自分の体がリラックスしていくことがわかりました。
思えば、
私の班を導いてくださっている女性山伏の先達は、
いちいち言葉にしませんが、
初心者の私たちの様子を観察し、
道を確かめながら、
ゆっくり歩いてくださっていました。
だから山歩きを、
思ったよりも「楽」に感じることができていました。
緊張していて、その配慮に気が付かなかった。
自分のことに必死なとき、
周りが見えていません。
もちろん、
慣れてもいない山道で気を抜いたら事故の元になりますから、しっかり自分の面倒は自分で見なければなりません。
だけど、助けられていた。
自分のことに必死で周りが見えていないときでも、助けられていました。
私の目の前を歩いていた修行の先輩は、
高尾山でも修行されている方だったのですが、
つまづきそうな枝や石ころを杖で払い避け、
自分の後に続く人が歩きやすいよう道を整えていっていたんです。
「前を歩く人の役割だから」とさらっと言っていたんだけど、
自然に所作として身についているということは、
そのように生きているということ。
かっこいい〜💕
自分の道を歩きながら、
後に続く人のためにできることをする。
私もそんなふうに歩きたい。
背中で教えてれた先輩と武甲山。
前を歩く先輩たちだけではございません。
後ろを歩く先達(せんだつ)にもずーーーーーーっと助けられていました。
🚶♀️🚶🚶♂️
山道ですから、
高低差のある岩場を降りたり昇ったりすることがあります。
よいしょ、よいしょと降りているとき、
ふと後ろを振り返ったら、
私の後ろを歩いていた先達が、
少し距離を空けて、
私が無事に降り切るのを待っていてくださったんです。
これが本当にありがたかった!!!
後ろに人がぴったりくっついていないから、
自分に集中して焦らずに降りることができる。
山道では滑落に巻き込まれないように、
また、自分が巻き込まないように、
程よく距離を空けることが大切だと教わりました。
私、前を歩く人から離れないように歩いていたんですけど、
ピッタリついて来られたら、自分のペースで歩くことができず、余裕が持てないですよね
これね、
自分の生き方が出てるなーと思いました
遅れをとらないようにと前ばかり見ていたら、
立ち止まって景色を見たり、
空気を感じたり、
その一瞬にある無数の豊かさを見逃してしまう。
誰かを黙って見守ることもできません。
些細なことですが、全体に影響する。
立ち止まってスペースを空けて、安全確認。
立ち止まり、ただ観る。
4月から1ヶ月間かけて四国遍路を打ちますが、
(四国遍路は、「行く」ではなくて、「打つ」だと教わりました☺️それはかつて、木札をお寺さんに打ち付けていたからだそうです)
その道中の歩き方が変わる気づきでした。
修験を志す方は、
人生に真摯に向き合おうとされている方ばかりで、
ご一緒させていただいてものすごく居心地が良かった
いろいろ背景があるんだと思うけど、
そういうことには触れないで、
お山に入って、祈り、歩く。
最高じゃないか。
山から降りて里に帰って来たら、
翌日筋肉痛😂にもだえ、
筋肉痛がおさまってきたら、
なんだか生きる力がムクムク湧いて来た!
生きるぞ💖
四国を歩くぞ🚶♀️
7月の天川村での修験がますます楽しみになってきた!!
次回は、今回の入峰修行でみつけた、
自分の課題を書きたいと思います。
↑この輪袈裟、オソロの方がいて嬉しかったー😍