生命の木②難解な呪文のような、アイン、アイン・ソフ、アイン・ソフ・アウル | Lovers Stone (ラヴァーズ ストーン)

生命の木②難解な呪文のような、アイン、アイン・ソフ、アイン・ソフ・アウル




35年前にタロットカードを初めて手にしたとき、

すでに「カバラタロット」という言葉がありました。



カバラという響きが神秘的でドキドキしましたが、

その後、本格的にタロットを学ぼうと志したとき、

複雑で、難解で、意味不明で、

一番学びから逃げたい案件でした😂





「旧約聖書」に秘められた暗号を読み解き、

口伝で伝えられたのが「カバラ」です。 



旧約聖書は紀元前1900年ごろに成立したといわれますから、約4000年の歴史があります📚



イスラエルの人の中でも、

ごく限られた知識層のものだったそうです。



「カバラ」とは、「受け取る」と言う意味。



「カバラ」の教えの中心にある「生命の木」は、

12世紀ごろに書かれた「ハビルの書」から広まったとされています。



私は「生命の木」そのものではなく、

タロットカードを活かすための「生命の木」を学びました。



ですから、伝統的な「生命の木」を知っているわけではありません。




しかし、タロットカードを人生に活かしていくうちに、内なる「生命の木」が育ってきました🌳



正統なユダヤの生命の木ではありませんが、

大きく間違ってるとも思えない、

私にとっての「生命の木」が、

タロットカードを使い、

日々心の探究を深めていくうちにすくすく育っていったんです。



これって何も、私が特別だからではありません。




タロットカードを使っていれば、誰もが内側に「生命の木」が育っていく❣️


ということですラブ



「生命の木」は、

「宇宙の創造エネルギーの受信システム」であると同時に、


「全方位、全受容であることが奇跡を受け取る秘訣」


だということを、その形から教えてくれています。



カバラの「受け取り」とは、

「全方位、全受容」のこと。



「全方位、全受容」していたら、勝手に拡大して、勝手に必要なことが起こり、勝手に幸せになっていく。







それが、できない泣き笑い



だって、「受け取ったら返さなければならない」と思っているから、


見知らぬ人から突然100万円を渡されても、怖くて受け取れない泣き笑い



長期の旅をしよう!とひらめきを受けっても、

「働かないと収入が入ってこない」と信じているから、受け取ったひらめきを無かったことにしてしまう泣き笑い



あるよね〜



集合意識にめりめりめり込まれていくよね〜



そんなときに集合意識から引き上げてくれるのがタロットカードです✨ラブ愛



容赦なく、「やってみたら?」って言ってきますから😂



「あなたのその、常識人ぶった仮面が、創造エネルギーをブロックしていますよにっこり



って言ってきますからー😭



「えー!!!長期で休んだら、その期間無収入ですからー!!


あー、そのためには不労所得が必要だな。


不労所得を得るには、株式投資?不動産投資?

オンラインでコンテンツ販売?


あー、オンラインコンテンツ講座は38万円かー。


お金が必要だなー。


これは休んでいられないぞ!働かなくちゃ!」



と、「長期の旅に出る」というひらめきを、

思いっきり逆走させるのが、



エゴ。自我。ブロック。

潜在意識の思い込み。


煽り 



これね、一見地に足が着いているように感じますが、ひらめきから思いっきり逆走して離れていこうとする、内なるドリームキラーです宇宙人くん



安定を欲するという生理現象ですが、

確実に魂の願いから離れていきます。



それに気づかせてくれるのが、タロットカードです。



今回は、

そのタロットカードの背景にある、

生命の木を簡単に解説していきます✨



タロットカードに組み込まれた「生命の木」のシステムを理解すると、



ひらめきを逆走させるエゴから抜ける方法が、

体感でわかるようになりますニコニコ






まずね、

生命の木の一番最初のセフィロト「ケテル」の前に、


3本の電波みたいなモヤモヤが描かれています。



順番に、

アイン、

アイン・ソフ、

アイン・ソフ・アウル、と言います。   



なんの呪文⁉️笑い泣き



アインは「無」

アイン・ソフは「無限」

アイン・ソフ・アウルは「無限光」という意味があります。



はい、なんのこっちゃわからん知らんぷり




この3本のモヤモヤは簡単にいうと、

宇宙の始まりを表しています。




アインは「空」、


アイン・ソフは「ビッグバン」、

(インフレーション爆発後に生まれた世界)


アイン・ソフ・アウルは「ビッグバンから流れ出るエネルギー」。



いまだに謎に包まれている宇宙の始まりですが、

1982年アメリカの物理学者アレキサンダー・ビレンキン博士によると、

宇宙は「無」から始まりました。

雑誌Newtonより。



その「無」とは空間すらないことです。

つまり、「空」です。



ここがアイン。



宇宙の始まりにはまず真空があったと言います。



真空とは、

プラスのエネルギーとマイナスのエネルギーが毎瞬同時に現れているので、

互いの力が相殺されて「何もない」ように感じますが、実は「どっちもある」という状態です。



その真空が「未知のプロセス」により揺らいで、

プラスとマイナスのバランスが崩れて大爆発が起こります💥



この大爆発はものすごい高熱とスピードで、

どんどん膨張し、拡大し、空間が生まれました。



ここがアイン・ソフ。




急激な膨張が収まると、

さまざまな素粒子が誕生していきました。



膨張を引き起こしていたエネルギーが、

光、熱、物質(素粒子)というエネルギーに変化します。


ここが、アイン・ソフ・アウル。




私が生まれる前よりもっと前、

地球が誕生する以前から始まった宇宙の創造エネルギーが、


アイン、

アイン・ソフ、

アイン・ソフ・アウルで表され、


その創造エネルギーをキャッチするのが、生命の木であるということです🌳



ついてこれてますかー⁉️泣き笑い



生命の木というくらいですから、

「あらゆる生きとし生けるもの」を表しています。



人間も、鳥も、カエルもそうです。



生命の木は、「わたし」という存在を表しています。



「わたし」という存在は宇宙エネルギーによって生かされていて、

魂は宇宙エネルギーそのものです。


そのことが生命の木によって表現されています。    





そして、

アイン・ソフ・アウルのエネルギーが、

「私」という生命の木に流れ込んでくる入り口が、



①ケテル 王冠 です。






日本の神様では、
アメノミナカヌシノカミ。
宇宙の始まりの神様です。


仏教でいうと、
大日如来。
宇宙そのものの仏様です。


ここね、すごく考えたんですけど、
アメノミナカヌシノカミも、大日如来も、宇宙エネルギーである、


アイン、
アイン・ソフ、
アイン・ソフ・アウルなんですよ。


細かくいうと、造化三神。

アインがアメノミナカヌシ、
アイン・ソフがタカミムスビ、
アイン・ソフ・アウルがカミムスビ。
 

だけど、ケテルにアメノミナカヌシノカミが降りてきたのは、
一つの「生命という宇宙」の始まりがケテルだからだと思う✨
掃除してたら降りてきてもうたんです。


大宇宙の中で生きている、小宇宙である私たち人間。

大宇宙のことをマクロコスモス、
人間という小宇宙のことをミクロコスモスと言います。


そして、

人間と共に生きる常在菌からしたら、
私たち人間がマクロコスモスであり、
常在菌がミクロコスモスです。


①ケテルは、私という宇宙の始まり。
まだ生まれてない、私の始まり。

まさに戴冠👑


なんにもない、天も地も空間さえもない世界に誕生した、

アメノミナカヌシです。






生命の木を体感するにあたって、ひとつ重要なことがあります。



生命の木の最初の3つ、

①ケテル、②コクマー、③ビナーは、

生きているうちには気がつくことのできない領域、

つまり死後の世界を表しています。



④ケセド以下のセフィロトとの間には

深淵と呼ばれる深い深い溝があります。




↑青い線が深淵。



溝というより、

周波数が違いすぎて肉体レベルではキャッチできない領域ですね。



黄金の夜明け団の設立者の一人、

マクレガー・メイザースは、

この深淵を深い瞑想により渡ったと言っていて、



目、鼻、口という、穴という穴から出血してまうほどの壮絶な体験だったそうですゲローポーン


瀕死やん。



私、生命の木を学び始めた初期の頃、

ここの部分が全然わかりませんでした。



なんで、生命の木に、死後の世界があんねんって。

死んだら私は終わりじゃないの?って。



終わりじゃなかったんですウインク



それは逆に、母親の中から生まれ出た、

あの瞬間が始まりでもなかったんです。



「わたし」が「わたし」を意識する前から、

「わたし」という存在は作られ始めています。


父と母の受精卵が誕生する前に、


「わたし」の意識を超えて、「わたし」を誕生させようという「神の働き」が、まずありました。


つまり、誰もが神に乞い願われて生まれてきた存在であるということです。


↑ここね、神という言葉に抵抗がある方は、宇宙でもいいし、ワンネスでもいいし、一なるもの、源、光でもなんでもいいです。



誰もがみんな、

生命あるもの全て、

宇宙が生み出したくて生み出したくて仕方がなかった存在です。



「生命の木」を見出したユダヤの民は国を追われましたが、命を繋いでくださったご先祖様を忘れませんでした。


神の存在を忘れませんでした。


生命の繋がりの、深い深い底を見つめ続けて、生命の木を発見したんです。


命は、父と母の出会いの前から始まっていることを。


長くなってしまったので今日はこの辺で✋


次回は②コクマーから✨





↓難しいけど、おすすめです✨





超絶わかりやすいです!
うまくまとめてくださっています!おすすめ💖