デス・エデュケーション、「死の準備教育」をご存知ですか?
1977年に「死の哲学」と題して上智大学のアルフォンス・デーケン教授が講義を始められました。
学問としてあるんですね![]()
自分の頭の中に存在しない考え方でしたのでかなり驚きました。
私は全く知らなくて、大町公(おおまちいさお)著の『受け容れる、老いと死と悲しみと』という本で知りました。
この本は日本の死生観の歴史を紹介しそれに学問としての死を絡めながら様々な視点から「死」について説いてあります。
死に備えての心構えを学ぶということはよりよく生きることにつながっていくのです。
悲しみを乗り越える悲嘆教育についても論じてあります。
食べる事も医療も行き届いた現状において、老いて死んでいくことへのあり方も昔と比べて変わってきたように思います。
死に直面する事、死を受け容れる人・見届ける人とそれぞれ突然やってきます。
できれば「死」に対しての準備・教育は避けることなく老いも若いも学ぶことは大切ではないかと思った1冊でした。
その本に星野富弘さんという方の死をみつめ、生き抜いた方のお話がのっていました。
24歳の頃体操をしていたときに事故をされ、首から下が全く動けなくる大怪我をされてしまいました。
その後「ありのままの生」を受け容れることで障害をうけいれ、口で絵を描いたり詩を書かれています。
詩の一遍を書いておきます。
木は自分で動きまわることはできない
神様に与えられたその場所で
精一杯枝をはり
ゆるされた高さまで一生懸命伸びようとしている
そんな木を友だちのように思う
lokah samastah 「すべての生きとし生けるものが自由で幸福でありますように」








