夜間のマウスピースを装着した写真と、右側はただ外しただけの写真です。どちらも施術前です。

エネルギーチェックで診断したところ、完全に合っていませんでした。
左側の顎周りが少し緊張しているのがわかりますでしょうか?

このマウスピースを装着するとエネルギーの流れが阻害されているので、食いしばりをなくすどころか、逆に流れを改善しようと新たな歯ぎしりを起こしてしまいます。 

せっかく施術で食いしばりが起こらない状態に体が変化しても、夜にまたこのマウスピースを装着してしまうと違和感をなくそうと歯ぎしりが起きてしまいます。

私自身、20代前半で8本抜歯の歯列矯正をしてから、顎関節症、食いしばりで軟骨がすり減り、顎が歪み、数え切れないほどの種類のマウスピースを作っては穴を空けてきたのでよくわかります。

今は日々のセルフケアで、一切マウスピース装着なしで食いしばりがなくなり、朝起きても顎が痛くなくなり、この20~30年の間で1番体が快適です。

よく顎周りや側頭骨の辺りをマッサージする動画がありますが、その直後は楽になりますが、時間の経過と共に、逆に夜の歯ぎしりや食いしばりを助長させてしまいます。

私も昔、あまりに顎が疲れて、顎の位置も定まらず、痛みもあるので、直接触ってゆるめたり、試行錯誤しましたが、まったく改善されませんでした。

食いしばりが起きる時は必ず、顎の筋肉、咬筋(こうきん)といって噛む時に使う奥歯のラインの筋肉が硬くなっています。

その筋肉がゆるんでいる状態であれば、夜に無意識の状態で歯ぎしりや食いしばりはしません。

咬筋が硬くなる理由として、手を酷使する、食べ過ぎ、噛み合わせ不良、頚椎~背骨の歪み、頭蓋骨の歪みなど他にも沢山あります。

根本原因を探り、これらをひとつひとつ施術でゆるめていく施術を以前はしていましたが、根本を解決しているはずなのに結局はいたちごっこになります。

施術者はこのことが痛いほどよくわかるかと思います。

ここが限界なのかと絶望を味わい、もがき苦しみ、それでもひたすら研究し続けて、今の施術とセルフケアがあります。

手を酷使しても疲れない体の軸、

食べ過ぎることのない正常な胃、

歪みのない骨格を「維持できる軸」を起きている間(17時間)ずっと使えるようにすること。

その為には足裏、足の甲、足指のケアが不可欠です。

この軸で17時間筋肉を使い続ければ、歯のくいしばりは確実になくなっていきます。
長年食いしばりで悩んでいたお客様も全員に変化が起きています♪