自己紹介は こちら
今回アニマルコミュニケーションの練習にご協力いただいたのは。。。
あすかさんは看取りボランティアとして
ご自宅で高齢のノムさんを介護しています。
歩くのが難しくなって
車椅子を使い始めたノムさん。
夜鳴きや徘徊など
痴呆の症状がでることも多くなってきたそうです。
車椅子は楽だね。
たしかに楽ではあるんだけど、
進む速さに俺の感覚が追いつけない。
少し混乱してしまうところがあるな。
車椅子のノムさんと
あすかさんのお宅の風くん
時々 急に
何か大切なものを無くしてしまったような
大切な場所から遠ざかってしまったような
とてつもなく大きな不安に襲われる。
自分だけがひとり
取り残されるような感覚が怖くて
吠え続けてしまうんだけど
そのうちに
なぜ吠えていたのかもわからなくなってしまうんだ。
誇り高き柴犬 ノムさん、
若い風くんに強い態度をとることもあります。
体が不自由だからといって
軽く見られるのは我慢ならない。
年長者に対する礼儀をわきまえるよう
ビシッと言ってやってるんだ。
歩けなくなっても
わからなくなるときがあっても
俺は俺。
赤ん坊になったのでも
かわいそうな存在でもない。
俺が俺として生きていることを
尊重してほしい。
ノムさんは犬だけれど
まるで人間の話をしているよう。
年齢や
ハンディキャップのあるなしに関わらず
どの人にも、どの犬にも、
守られるべき尊厳があるのだ、と
ノムさんの言葉で
あらためて気付かされました。
看取りボランティアに興味のある方は
こちらを読んでみてくださいね。
フラメンコ公演ご依頼、
教室へのお問合せはこちらからどうぞ
教室へのお問合せはこちらからどうぞ