サロン業務は7月12日から8月22日までおやすみさせていただきます。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承のほど何卒よろしくお願いいたします。
そんなわけで当面、
フラメンコ色多めでお届けしております
何を隠そう わたくし、
左右の認識が非常に甘い。
調べてみたら『左右盲』と呼ぶんだそうです。
右、左という言葉と方向を瞬時に結びつけることができないので
突然、右!といわれると、
ええと〜
お箸持つほうだから
こっちかな?
とか、
一旦考えてから判断するのでございます。
そんなわけですからクラスレッスン中も、
はい、右足から〜
と口では言いつつ、
平然と左足を踏み出すなんて日常茶飯事。
生徒さんたちも慣れたもので、
センセ それ左!
と訂正しつつ対処してくれるものですから、大きな混乱にいたらず済んでおります。
もう20年近く前のこと。
稽古の一環として、クラシックバレエのレッスンを受けていた時期がありました。
そこは初心者の大人を対象としていましたが、私語はもちろんのこと、先生のご指導に対して、はい、とお返事することも禁止という、カルチャーにしては厳格なクラスでした。
レッスン中には一切声を発してはならないので、ピアノの調べにのって先生の厳しいご指摘の声がとぶなか、皆黙々とレッスンに打ち込むのでした。
前半のバーレッスンはどの動きも右から始まりますし、前に立つ人が動かすほうに合わせればいいので戸惑うこともないのですが、問題は後半のセンターレッスン。
いくつかのパ(動き)を組み合わせた振付を先生が口頭で説明し、一度だけデモンストレーションしてくださるのを見たのち、同じことを一人ずつ行うのです。
動きのみに着目すればよいものを、悲しい哉 右右左右の言葉の洪水に私の脳内はパニック状態。
右踏み切りのはずのグランジュッテが右着地に、右まわりのピルエットが左まわりに…。
ことごとく振付を間違う私に、
「淡路さん!!
今度から右手におリボンつけていらっしゃい!!!」
スタジオに響き渡る先生のお叱りに無言で大きくうなづきながら、バレリーナって怒鳴ってても言葉づかいはカワイイのねぇ、と妙に感心したことを、レッスン日だった月曜になると、今でも毎週思い出すのです。
教室へのお問合せはこちらからどうぞ
東京都の緊急事態宣言発令を受け、7月12日から8月22日までサロンを休業させていただきます。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承のほど何卒よろしくお願いいたします。