米沢藩主『上杉茂憲』公の本邸
明治〜大正時代に旧領内に造営された邸宅で、現在残る約10棟の大正時代の
建築は国登録有形文化財になっているそうです。

米沢城祉の南側、お堀の脇に立てられている上杉伯爵亭。



現在は上杉記念館として建物の見学、郷土料理の提供を行っていました。
郷土料理の原点とも言われる鷹山公の「かてもの」を味わうことができる、米
沢唯一の館として開放されていました。
かてものとは、飢饉による凶作から起こる飢えを救うために主食に植物などを
混ぜ増やして空腹を癒していた食物のことです。
敷地内の和風カフェ『和庭(なごみてい)』ではジェラートやスイーツなどを
味わえるみたいです。

入口を潜り中の方へ足を運べば立派な庭構えで圧倒されます。

正面には上杉家14代茂憲伯爵の像があります。

こちらの建物で食事が頂けるようです。

こちらの先で立派な庭園を見学させて頂けます。
東京浜離宮に依って造園された庭園だそうです。


こちらの建物は、大正8年米沢大火で類焼し焼失。大正14年に、銅板葦き、総
ヒノキの入母屋づくりの建物として、落ち着いた中に気品がただよう純日本風の
邸宅に再建されたそうです。

設計者は中條精一郎、施工は名棟梁江部栄蔵による作品です。かつて、鶴鳴館
(かくめいかん)と称され、皇族の御宿所ともなった、文化財的価値のある邸
です。

平成9年に、国による登録有形文化財に登録されております。

邸宅の前に広がる池泉回遊式庭園になります。

こちらにも茂憲(もちのり)伯爵の像があります。

東京の浜離宮庭園を模して造園された庭園を眺めながら、歴史の味を再現した
伝統の郷土料理を味わってみるのも良いですね。




「米沢三名園」として、法泉寺庭園、林泉寺庭園と並び称されているそうです。

上杉鷹山公は養蚕を奨励するため桑の木が大事に育てられています。






上杉鷹山公が「トゲがあるため防犯にもなり、一方で非常食としても利用できる」
と、推奨したウコギの垣根が現在も市内の所々に残っています。
米沢で食用としているのは「ヒメウコギ」という種類で、3~6月に出る新芽や
5~9月の若葉を利用する。もともとは薬用として日本に持ち込まれたが、荒地に
も強く丈夫なため、庭や生垣に植えられるようになったそうです。
ウコギはほろ苦さが清々しく、また調理法も幅広いため、郷土料理として天ぷら、
おひたし、きり和え、うこぎご飯など様々な味わいで好まれてきたそうで、カルシ
ウム、鉄分、ビタミンCが豊富でビタミンB2が含まれるそうですよ。
ここにあるのもウコギの垣根でした。