犬語を学習したら、お次は猫様だね!

キャット・ウォッチング 1 なぜ、猫はあなたを見ると仰向けに転がるのか?/デズモンド・モリス

¥1,260
Amazon.co.jp


近所に、(飼い猫なんだけれど)自由気ままに動き回っているのが3匹いる。
猫への対応方法がまったくもってワケワカメだったので、こっちを読むほうが実用的ではあったのでした。


「なぜ、こちらの顔を見たとたんに仰向けになってごろごろし始めるのか。」
とかいいつつ、実際に近づこうとすると逃げたりするのが、また不思議。
「猫は気まぐれ」というゆえんでしょうかね。

しかし、この本によると、それは気まぐれでもなんでもなく。
猫が人に対して仰向けになって腹を見せるのは、単なるあいさつでして、
「なででくれ。うふーん」という意味ではないとのことでした。
正しい対処法としては、「はいはい」と目を見て答えて通り過ぎるのがベター。
(それができない習性なんだけどなー)

たまに近づいてくる猫もいるのですが、彼らはフレンドリーなのはよいとして、顔のほっぺを寄せてすりすりしてくる理由。

猫の唇の横には、匂いの出る汗腺があって、それをなすりつけているとか。

猫は気に入ったものには自分のにおいをとにかくなすりつける。
ゆえに、ご主人様のお気に入りの椅子、ソファー、布団が猫の爪とぎに使われるのは、「おいらの匂いをつけてあげるのにゃー」ということらしい。余計なお世話だ。

お気に入りのものは猫に傷つけられても、
「そういうものだ」と割り切るしかない。(とほほ)

…とまあ、すでに猫と一緒に暮らしている人には当たり前すぎることでしたね。

しかしですよ、この後、パート2の「猫に超能力があるのか」を読んでみると、猫の不思議な世界への興味がますます深くなりました。

キャット・ウォッチング 2 猫に超能力はあるか?/デズモンド・モリス

¥1,260
Amazon.co.jp

たとえば、青目の白猫は、聴力が弱いものが多い。(遺伝子的なものらしい)

三毛猫はメスしかいないのか、という問いには、
オスの三毛猫もいるけれど、行動様式がメスっぽくて中性的な行動様式になるのが多いそうな。(発情期がないということも書かれていた。本当かな?)

これはびっくりでしたねー。

タイトルにある、「猫に超能力があるのか」というのは、たとえば帰ってきて玄関を開けるとすでにねこがそこに座っていて飼い主さんを迎えてくれたりすることから、そう思う人が多いらしいのですが、猫の聴力がずばぬけて優れているゆえんだそうです。

ほほー、ますます猫と一緒に暮らしたくなるなと思っていたところへ、
しかも、「猫と暮らしていると体が丈夫になる」(耐性がつくらしい)とも書いてありましたので、これをダンナさんに読み聞かせつつ、来るべき日(!)に備えて勉強を、、、、と思っていたのですが、
YouTubeで猫の動画を見て「いいなー、猫と暮らしたいな」とつぶやくようになってきたので、まあいいか。