なぜ、キッシーさん編集のスピリチュアル本は売れるのか?
「違和感を、
そして、売り文句を変えています。」
数々のベストセラーを手がけていらっしゃる、
株式会社 サンマーク出版 編集者 岸田 健児さんが、
ゲストに来て下さいました♪
青空と曇り空の境目はドコ?
半パンと長ズボンの境目はドコ?
そんな”疑問採集”に夢中だった子供が
そのまま大きくなったら、
こんな本を作るんだ!?笑
2019年08月06日放送です!!
乞うご期待♪
<編集者さんって、どんなお仕事??>
『かみさまは小学5年生』37万部
『神さまとのおしゃべり』20万部
『悪魔とのおしゃべり』8万部
『しなくていいがまん』11万部などなど、、
数々のベストセラーを輩出している
岸田健児さんこと「キッシーさん」。
すごい高額なヘッドハンティングだったとか!?笑笑
そんなキッシーさんに、
編集者さんってどんなお仕事ですか?と
素朴な疑問を聞いてみました。
映画製作で例えると、
編集者は監督。
作家さんは脚本家。
主演は、その作品ごとに違ってくる。
編集者さんは、どんな作品にまとめていこうかと、
パッケージを決めるお仕事、だそうです。
(富田)タイトル:パッケージを決める際、一番大切にしていることは?
(岸田)”違和感”を大切にしています。
読者さんが書店で本と出会う瞬間って、1秒もないと思うんです。
そこで心を掴まないといけないので、普通のタイトルでは掴めない。
なんか変だぞって思ってもらえるように、意識しています。
(富田)キッシーさんの本は、スピリチュアル本なのに、
なぜ一般的な方にも売れているのですか?
(岸田)キャッチコピーを変えています。
例えば『かみさまは小学5年生』の場合だと、、
もし、普通にキャッチコピーをつけたら、
「体内記憶を持つ女な子の幸せの法則」になります。
怪しそうでしょ?
(富田)怪しそう。しかも、難しそう。
(岸田)なので、
「涙がこぼれる不思議な実話」
と付けました。
そうすることにより、単なるスピ本から、エッセイ的な雰囲気を伝えられ、
なんとなく泣ける話なのかなぁ、物語なのかなぁとなり、
普段スピリチュアル本を手にしない人にも、手にしてもらえたのかなと。
(富田)それだと、すっごく読みやすそうです!
あまり本を読めない私でも、読めそうです。
(岸田)ですよねぇ。僕も本を読むの苦手なんですよ。
(富田)えぇぇ!!キッシーさんが本、読めないんですか??
(岸田)読めないですよ~。
だから「自分でも読める本」を作ってるんですよ。笑
(富田)おぉ~、その感覚って素敵ですね。
(岸田)だから、読者が読まない前提で作ってます。
そもそも、読んでくれない。だから、そこの可能性を潰していく。
読んでくれないだろうと、考えうる理由を潰していくために、
細部にまでこだわるしかないんですよ。
読む理由をつくるのが、編集者です。
(富田)深い!深すぎます!!
珍しく良い話になってしまったので、今日はここまで!笑笑
”読む理由をつくるのが、編集者”
素晴らしいお話を、ありがとうございました。
そんなキッシーさんの最新本! なんと、
絵本に初挑戦です☆
ずっと、絵本が大好きだったキッシーさん。
しかし、初めての絵本作りなのに、
こんなタイトルで大丈夫??
編集会議で問題になったとか!?笑
タイトルの支持率0%、
読後の満足度100%
『こんなせんそうなら、したい』をサキ読みページ↓
https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=3769-2
私としては、1分程度の動画がすごく好きです♪
芸人さんがやるフリップ芸をイメージし、
テンポを意識して作られたそう。
発売前にいただいたこの本を、さっそく子供のいる友人に 読んでもらいました。
その感想は、、、
「子供は好きだろうねぇ。でも親が好きなタイプじゃないよね。苦笑」
キャーーー!! 全国のお母さん・お父さん、 どうか子供の意見を聞いてあげて~。
夏休みのこの時期、是非、子供たちに読んで欲しいです。