前回のblog
前回のblogを読んでいない方は↑読んでいただけると嬉しいです。
「子育てに正解はないんだとよく聞きますが、間違いはあるんですね。。」
この一文は私も強く同感です。偉そうに相談にのっている私ですが、間違いました。
間違えたとしても反省して謝って、関係をやり直せば良いと私は思います。
親子だからやり直しがきく。やり直せない親子関係の方々もいて苦しんでいますよね。
話を聞くことしかできませんがいつでもLINE Business🔗からご相談くださいね。
・過干渉
・過保護
・無関心
これは、抜毛症のお子さんがいる親御さん以外でも皆さん普通やってしまってる事なんです。
凄く心配したり、我が子を守りたい、忙しい時間帯に話をスルーしていたり、それが度を越えた状態を言います。
なので、線引きがとても難しいです。
だから過干渉でも過保護でも自分では気が付きません。そのサインとしてお子さんが髪や眉毛やまつ毛を抜きます。
無関心ですが
無関心の場合は「抜毛症」ではなく「リストカット」「拒食症」「過食症」「拒過食症」「不登校」になる子供達が多いです。
相談LINEやお話をお聞きしていると多いのが「私は悪くない」と思っている人や、表面上では「私のここが悪かったのかな」と言いますが、言うだけで直せない。自分の考えを曲げない。曲げられない。自我を通し続ける。
厳しい事を書きましたが事実です。
子供にも自我があるし、所有物じゃないですよね。
LINEを下さったお母様は「間違いに早く気が付けて良かった」と書かれていました。
親だから頑張って、頑張りすぎてしまうんです。抜毛症になってしまったけど、私はお嬢さんは素敵な女性になると思いますよ。
正しいと思って行ってきたことを間違いだったと指摘された時の絶望感は想像すると悲しく苦しいです。
でも、これは大きな大きな1歩なんです。
この1歩が踏めるか踏めないかで、子供が大人になっても抜毛症で悩むか悩まないかが決まります。
前に書きましたが、抜毛症に「完治」はほぼないです。生理周期や閉経、失恋、離婚、などのホルモンバランスの乱れから再発がおこります。
再発したとしても、慌てないで大丈夫です。
見守ってあげてください。
心が落ち着いたら、抜くことをやめられます。
児童精神科や心療内科、臨床心理士、に診てもらう人達も多いです。
なかなか良くならない方々が多くて、マニアル通りの治療では難しいのかな?と思います。
民間でやられてる、抜毛症をターゲットにした美容室には注意してください。
LINEにも書かれていますが、高額な請求をされたら一旦冷静になってください。
高いお金を払えば「治る」病気じゃありません。
指にテーピングをしたり、ウィッグを強制的にさせて抜くのを阻止するのは治療じゃないです。
抑圧です。
「ダイエットしなきゃ」って思うと、もっと食べたくなりますよね?
それと同じです。
いじめや自分の体の悩みなどでも抜毛症は発症するので、親が原因ではない事もあります。
原因がなんであれ、抑圧してはダメです。自分の事を好きにさせてください。
私にできる唯一の社会貢献だと思っています。
カルセドニーは予約が取りにくいですが、抜毛症の方には定休日をあけて対応しております。
不定休なので、お問い合わせくださいね。
お喋りしましょう。😊
写真は抜毛症で抜いてしまった髪が伸びて喜びの様子を撮らせて頂きました。