最近仕事場ではレコードとラジオで過ごしている今日この頃。
屋根裏に置いているレコードが大活躍である。
子供の頃に書いた日記を読み返す様に段ボールに入ったレコードをあさり懐かしさに甘酸っぱい気持ちになっている。
中3の冬に手に入れた
井上陽水
9.5カラット
我ながら中3にしては渋すぎるチョイスではないだろうか。
高校受験を控えて心も体も寒さで強張っていた年末だった覚えがある。
このアルバムは安全地帯や中森明菜さんに提供した楽曲のセルフカバーである。
松本隆さんやユーミンさんに玉置浩二さんも参加していて昭和のどこか寂しい感じが
心地よいのである。
中3の時はどんな気持ちで聴いていたのかあの頃の自分に聞いてみたい。
自分が1曲選ぶとするならば迷わず
いっそ セレナーデ
だろう。
本人が自ら出演したウイスキーのCMで流れていた。大人の恋愛の寂しさと切なさが陽水さんの囁くような声でさらりと歌い上げられている。間奏の口笛は切なさこの上ない。
優勝です。
昭和の方なら今宵はウイスキーを呑みながら聴いてみてはいかがでしょうか!

