あれから9年 感謝と祈りの日 | ふんわり抱っこで楽ラク子育て 母子ケアサロン♪アンダンテ  出張専門の助産院 仙台 母乳相談・命と性の話・ ベビマ・だっこ 

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仙台を中心に活動しています 助産師根本靖子です♪
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~幼稚園児から高校生へ年齢に応じた命・性の話をお伝えしています~こちらもオンライン対応中!

東日本大震災から今日で9年

 

たくさんの尊い命が奪われ

 

たくさんの人の心が

 

凍り付いた未曽有の出来事

 

9年の月日が過ぎ、

忘れたいこと、

忘れてはいけないこと、

1人1人それぞれの想いがあります。

 

9年を経た今は

また新たな国難、コロナウイルスの影響で

日常が途絶えた状況の方も多いはずです。

 

中でも学校に通えなくなってしまっている子ども達

 

この先どうなっちゃうの?

いつになったら学校に行けるの?

いつ収束するの?

 

さまざまな不安を募らせながら

日々どんな生活を送っているのでしょうか。

 

今、この先のことは誰にもわかりません。

だからこそ、不安が募ります。

 

先の見通しが立たないと

誰もが不安に感じます。

 

私も同じ。

 

でもね

そこに不安のスポットを当てられること

自体がシアワセなこと、なのかもしれません。

 

毎日元気にご飯を食べられること、

学校にいけること、

電気がいつでも使えること、

トイレで気にせずペーパーを使い

気にせず水が流せること、

 

この当たり前と感じている日常自体が

実はとってもありがたいこと、

シアワセなことだと

気づかせてもらう機会がこうして訪れます。

 

 

みんな同じく「今」を生きている。

 

生かされているいのちを大事に想い、

 

みんなで共に

 

助け合って

 

笑い合って

 

支え合って

 

乗り切りたい!!

 

 

助産師はいのちの誕生に

立ち会う仕事ではありますが、

同時に「死」に向き合う仕事でもあります。

 

私の場合、大学病院勤務時代は

たくさんの幼い命をお迎えし、

そしてお見送りさせてもらいました。

 

今は常に臨床現場にいるわけではないので

そういった機会はほとんどありませんが

流産、早産、ご病気、などで

お子さんを見送りされた

ママにお会いすることが度々あります。

 

先日も出産予定日に赤ちゃんが

突然お空に還ってしまった

「誕生死」を経験されたママと

お会いしました。

 

「今の私にできることはなんだろう」

 

 

祈りながら

 

感謝の念で

 

いのちの重みを感じながら

 

自問自答の毎日。

 

今日 3.11は 

そんなことを強く感じ、考える、一日でした。