二十四節気でいえば《雨水》の終わりころ
七十二候では《草木萌え動く》(そうもくもえうごく)のころです
《雨水》もあと少しになりました
《草木萌え動く》とは 草木が芽吹きだすころのこと
もうすぐ五節句のひとつ《上巳の節句》ですね🎎
桃の花が咲く時期なので 桃の節句ともよばれています
雛人形を飾り 女の子の健やかな成長を願い お祝いをする日✨
スーパー等にいっても雛あられなど華やかな色合いが春を感じさせてくれますね
もともとは3月の上旬の巳の日に災いを人形に移し厄払いをする「上巳節」からきています
そこから「流し雛」になり 災いを人にかわり人形に受けてもらい 健やかな成長を願い祝う 雛飾りに変わっていきました
※今でも流し雛をしているところはありますね
可愛らしい色と見た目のひな祭りの食べ物ですが こちらにも意味も込められています✨
《ひし餅》
赤(桃)色は 解毒作用のあるクチナシで色を出し桃をイメージしています
白色は 血圧を下げる ひしの実を使い 残雪をイメージしています
緑色は 厄除けとしても使われる ヨモギで色を出し大地をイメージしています
《白酒》
もともとは桃の花を酒に浸した「桃花酒」でしたが
蒸した米やもち米に米糠を加えて焼酎の中で熟成し すりつぶす「白酒」に変わりました
今は甘酒などで代用されることが多いですね
《ハマグリのお吸い物》
二枚の貝殻がぴったりと合い 他のものとは合わないことから夫婦和合の象徴とされています
将来良縁に恵まれるようにとの願いが込められています
《雛あられ》
四季を表す 桃・緑・黄・白 の四色を使い
四季を通じて娘が幸せでありますようにという願いが込められています
《ちらし寿司》
海老やレンコンなと縁起の良い具材を多く使い 春らしい華やかな彩りが女の子の節句にぴったりです
春らしい色合いのひな祭り 女の子がいなくても厄払いしつつ春の雰囲気を楽しんでも良いですね💕