二十四節気でいえば《穀雨》の終わりころ
七十二候では《牡丹華さく》(ぼたんはなさく)のです
《穀雨》もあと少しですね
《牡丹華さく》とは 牡丹の花が咲き出すころのこと
中国では 牡丹は花の王さまというほど愛でられていたようです✨
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉は 美人を形容すると一般的に言われていますが
元々は生薬の用い方をたとえたものだそうで
「立てば芍薬」の”立てば”は イライラとし気のたっている女性を意味し 芍薬により改善され
「座れば牡丹」の”座れば”は ペタンと座ってばかりいるような女性を意味し 牡丹の根の皮の部分により改善され
「歩く姿は百合の花」は 百合の花のようにナヨナヨとして歩いている様子を表現し 百合の球根を用いるとのこと
この言葉にそんな意味が隠されていたんですね!