花瓶や花器に入れる水の量(冬版) | 生け花教室とリラクゼーションのsoraya(そらや)*滋賀県湖南市

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こんにちは、ゆりです。

この間も、花瓶の水の量についての記事を書いたのですが

「冬版」ということで…

 

冬の、花器の水の量は、生け花や華道的には

「八分目」

と言われます。

 

口際まで水を入れてしまうと、

花を観賞するときに水が見えてしまって

寒い季節なのに更に寒々しく感じてしまう、というのが理由のひとつです。

 

夏場は、逆に涼しさを感じてもらうために口際ぎりぎりまでたっぷりと水を入れ

器に水滴をわざと少しつけることもあります。

 

 

が。

 

 

このお正月、銀行さんの応接室にお花を生けさせていただく機会がありました。

次に私が手直しに行くのが一週間後ということもあり、少し多めにお水を入れて…

ただ、冬だし、夏場ほど水も減らないだろうと思っておりましたら。

 

一週間後

 

水が

 

からっっから。

 

ちょっと花もしょんぼり気味…

 

 

 

え…………!?

 

 

 

流石にここまで水が減ってると思っていなかったので、びっくり。

 

 

 

犯人は

「暖房」だったようです。

 

枝物は水をよく吸うことが多いので、松をふんだんに使ったお正月花だと余計水が減ってしまったのかもしれません。

 

一応銀行の方に説明して、水が減っていたら足していただくようにお願いして

口際までたっぷりとお水を入れてきました。

 

 

風情を考えると「八分目」がいいんでしょうけど

 

暖房がしっかり効くお部屋や、

長い日数保たせなきゃいけないお花なんかは

しっかりたっぷりお水を入れておくことが大事だなと勉強になった一件でした。

 

 

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